じじぃの「未解決ファイル_279_ニューロコンピュータ」

Professor Steve Furber Introduces SpiNNaker 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3j_mwobYEDQ
ニューロモーフィック・チップ 2015年6月23日 IoT
人の脳は、約1000億個にも上る「ニューロン」と、それらが接合する「シナプス」からなる複雑で巨大なネットワークです。
こうした脳内の神経活動をシミュレートして演算処理を行うマイクロチップIBMの「トゥルーノース(TrueNorth)」と言えます。「TrueNorth」は、100万本のニューロン、2億5600万個のシナプスに相当する54億のトランジスタを搭載していますが、ニューロンの数ではまだ昆虫程度の脳でしかありません。
その他にも、米Qualcommは既に、Zerothを搭載した自らナビゲーションの判断を行うことのできるロボットのデモを行っていますし、スタンフォード大学の「Neurogrid」や英マンチェスター大学が進める「Spinnaker」などもあります。
http://iot-jp.com/iotsummary/iottech/%E6%8A%80%E8%A1%93%E4%B8%80%E8%88%AC/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97/.html
スパイキングニューラルネットワークとは
発火頻度ではなくニューロンの内部電位に注目したモデル
http://www2.kobe-u.ac.jp/~hampton/Lecture/Model/Lecture20111214-2.pdf
NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「“私”は何者なのか?」  2016年7月8日 NHK Eテレ
【語り】モーガン・フリーマン
脳をシリコン製のハードウエアで再現することに挑戦している科学者がいます。
マンチェスター大学コンピュータ工学者スティーヴ・ファーバーは特別なシリコン回路によってデータを小さな単位に区分けし、相互に接続させる方法を実現しようとしています。
彼は脳内のニューロンの動きを模倣する新しいコンピュータ・チップ「スピネーカー・チップ」を開発しました。
スパイキング・ニューラル・ネットワーク・アーキテクチャー(スピネーカー、SpiNNaker)です。
脳の働きをリアルタイムで実行できるよう設計された大規模な並列コンピュータです。人間の脳と同じスピードで動作するわけです。
スピネーカー・チップは1万6000個分のニューロンの動きを再現するようプログラムできます。
実際の人間の脳には1000億のニューロンがあります。人間の脳と比較すれば僅かな数ですが、それでも重要な意味があります。
ファーバーたちはスピネーカー・チップを搭載したロボットを作りました。
外部から遠隔操作はしていません。周囲の状況を感知しながらロボットが自分の判断で動いています。
視覚センサーで得た情報は、スピネーカー・チップに送られ、神経ネットワークを構成します。
そこから出力された情報がパソコンに送られ、ロボットの動きを制御する信号が送り返されます。脳と体が別々に存在しているわけです。
スピネーカー・チップで構成された脳は生物の脳とよく似た機能を果たします。環境と相互に作用し、自分の体を使って周囲の世界を理解していくのです。
そのため、経験を積めば積むほど賢くなっていきます。
今のシステムでは4つのチップを使っています。これでおよそ6万のニューロンに匹敵します。
間もなく10倍の規模の基板が完成する予定ですが、そうなれば85万個のニューロンがあるミツバチに近づきます。
いずれは哺乳類のレベルにも達するでしょう。
人間の複雑な脳を再現するためには桁違いの数のチップが必要になりますが、それもいずれ実現できるはずだとファーバーは考えています。
機械上で脳の働きを摸倣できたのです。いずれは実現するでしょう。
脳を模倣した機械がさらに発達を遂げれば、想像力を持ったり夢を見たりするのか。
非常に難しい問題ですが、可能性は十分にあると思います。
人間の脳が問題を解決する方法はシンプルなもので、基本的には機械でも再現可能だとファーバーは考えています。
人間のアイデンティティーはニューロンの働きによって、目の前に広がる世界を把握し学び適応し記憶することで生まれてきます。
自分とは何者であるかを意識するようになるのです。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/
どうでもいい、じじぃの日記。
人間の脳の仕組みを真似たコンピュータをニューロコンピュータと言うのだそうだ。
「間もなく10倍の規模の基板が完成する予定ですが、そうなれば85万個のニューロンがあるミツバチに近づきます」
「自分とは何者であるか」を意識するようになるのです?
「お前は何者だ」
「くそじじぃです」