じじぃの「仮想空間の世界・引きこもりの何が悪い?人工知能の都市伝説」

Kirito vs Sugou Full fight 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XtnpWzk41LU
TED日本語 - マーティン・ピストリウス: 誰も知らなかったこと ― 私の心はどの様にしてこの世に復活したのか? 動画 digitalcast.jp
http://digitalcast.jp/v/23373/
NHK スーパープレゼンテーション 「難病を抱えた少年が人生を取り戻せた理由とは」 2016年4月28日 TED
【出演】マーティン・ピストリウス 【キャスター】伊藤穰一、スプツニ子
12歳で原因不明の難病にかかり、体の動きや言葉、意識さえも一時は完全に失ったマーティン・ピストリウス。
意識が戻っても、体が全く動かないため周囲に知らせることができず、セラピストに気付いてもらうまでの約10年間、いわば身体の中に心が閉じ込められる状態が続いた。
マーティン・ピストリウスのスーパープレゼンテーション。
たいていの人は話すことや人とコミュニケーションすることを深く考えませんが、私は何度もこのことについて考えました。
コミュニケーションによって、周りの人々と深いレベルで繋がることで人間が人間たるものになります。出来事を語ったり、欲すること、必要とすること、願いを表現したり、他人が話すことに注意深く耳を傾けることです。こうやって世界の人々は自分たちが何であるかを知り得るのです。
真のコミュニケーションは理解を深め、思いやりや憐れみで満たされた世界を作り上げます。私は一度は植物状態にあって、車いすに縛られた意識のない亡霊とみなされていました。今はそうではありません。夫であり、息子であり、友人であり、兄弟であり、事業主です。大学を成績優秀で卒業し、熱心なアマチュア写真家でもあります。全てコミュニケーション能力のおかげです。
動作は言葉よりも多くを語ると言いますが疑問です。本当にそうでしょうか?
言葉はコミュニケーション手段として、とてもパワフルなのです。口を使って言葉で話したり、目でものを語ったり、言葉を使わず代弁者を通してコミュニケーションすることもできますが、言葉はもっとも強力な手段です。
http://www4.nhk.or.jp/superpresentation/
人工知能の都市伝説』 松田卓也/監修 宝島社 2016年発行
フルダイブ型ゲームで引きこもりが急増? (一部抜粋しています)
近年、3D映画(立体映画)の技術的進歩と浸透によってフィクションの世界が作り出す仮想現実を楽しむ人が増えている。また、そのほかにも3Dに嗅覚や味覚などを加えた4D映画というものも存在する。
これは多くの人々が虚構世界の中でよりリアルな体験をしたいという欲求を持っている証拠になるだろう。
例えば、ゲームという虚構世界の中であたかも自分がその場に存在しているかのように感じられ、現実世界と寸分たがわぬ臨場感を持って冒険や旅などをして剣と魔法が支配する異世界を楽しむことができたら、どんなに素晴らしいだろうか。すなわち、おのれの意識をゲームのハードに入り込ませて、仮想現実の中でRPGなどをリアルに体感するのである。
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仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム(VRMMORPG)「ソードアート・オンライン(SAO)にダイブした主人公のキリトは仮想空間を満喫していた。しかし、他の1万人のプレイヤーとともに、開発者の恐るべき宣言を聞く。このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを、キリトは生き残るために終わりの見えない死闘に身を投じていく……。
ゲームの作り出す仮想現実にフルダイブして、何らかの理由で現実社会に戻れなくなる。という設定は『SAO』以外のフィクション作品にもよく見られるが、ゲームをクリアしないと現実社会には戻れない、「ゲーム世界での死=現実世界での死」というものは見る者に大きなスリルや恐怖を与えてくれる。
また、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー茅場晶彦(すでに肉体を失い、ネットの中だけに存在する)とキリトとの攻防は、人工知能に自己の精神を格納した者と目覚めればリアルな肉体を持っている者との戦いになっていて非常に興味深い。
ところで、『SAO』のようなフルダイブ型のゲーム・ハードが将来実現したら、どのようなことが起きるのだろうか。まず考えられるのが、引きこもりの増加である。
なぜなら、フルダイブによっていわばもうひとつの現実を手に入れ、それが恋や冒険など夢にあふれた世界ならば、その仮想空間に耽溺してもはやリアルに戻ろうという気がなくなる人間が増えると考えられるからだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ゴールデンウィーク(4月29日〜5月8日)が始まった。
今日 新聞のテレビ欄を見ていたら、「老後を支え合う友達関係」というのがあった。
高齢化で、独居老人の「引きこもり」が多いから、こんな番組が作られるのだろうか。
徘徊じじぃよりも、引きこもりじじぃの方がまだましのように思える。
「動作は言葉よりも多くを語ると言いますが疑問です。本当にそうでしょうか?」
ネット社会。外出=コミュニケーション手段、とは必ずしも同じじゃないだろう。
このゴールデンウィーク中も、ずっと引きこもりで〜す。 (^^;;