じじぃの「インドネシアのスマトラ島・超巨大噴火・マグマが日本列島に地震を起こす?人類滅亡ハンドブック」

熊本県緊急地震速報の瞬間!揺れた熊本 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dySptTyB8tQ
BBCインドネシアスマトラ島の火山噴火で警戒続く 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sQ9UeIGqglI
世界の地震地図

熊本地震南海トラフ地震の前兆かもしれない」専門家が警告 2016年04月16日 現代ビジネス
4月14日21時26分に北緯32.7度、東経130.8度深さ11kmを震源とした、震度7、M6.5の地震熊本県で発生した。いわゆる内陸直下型地震であり、2004年に起きた中越地震同様に多くの余震が続いている。
この地震は、非常に「いやな位置」で発生した地震である。というのも、この震源阿蘇山のすぐふもとを走る布田川断層であると考えられるからだ。阿蘇山というのは、長野、静岡、愛知、和歌山から四国を突き抜け、九州に至る巨大な断層の集中帯の上にある。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48455
『人類滅亡ハンドブック』 アローク・ジャー/著、長東竜二/訳 Discover21 2015年発行
超火山 (一部抜粋しています)
ごくごく簡単にいってしまうと、火山は地球内部のマグマ、灰、高温ガスが放出される地殻に開いた「穴」だ。通常は、構造プレート間の境界に存在し、蓋の下の圧力を抑えきれなくなると噴火する。
科学的な定義では、噴火時に1兆トン以上の物質を排出するのが「超火山」だ。地球史上で最後の事例といわれている、スマトラの「トバ火山」が噴火したのは、地質記録によると、およそ7万4000年前のことだった。この火山を含め、すべての超火山にかんする知識は、噴火が地球におよぼした歴史的な影響から、科学者たちが推論したものだ。
トバは、過去200万年における最大の噴火で、エベレストの体積の2倍に相当する、2500立方キロメートルの物質を排出した。厚さ15センチの灰が、インドと中国の南部に降り積もった。
トバが噴出した火山灰は、近年で最大の噴火である。1815年のインドネシア、タンボラ山噴火の300倍以上に達していた。タンボラ山が噴火した際には、そのあとに「夏のない年」がつづいた。その寒さの影響があったので、バイロン卿は陰鬱な「暗闇」という詩を、そしてメアリー・シェリーは不気味な物語である「フランケンシュタインの怪物」を書いたといわれている。北半球の気温は、しばらくは2年近く下がったままだった。
トバが噴火した時代には、文明もインフラもまだ存在していなかったが、それでもスタートしたばかりの人類は、生存の瀬戸際に立たされた。
一部の場所では、気温が最大で10度低くなり、その結果生じた環境破壊によって、おりしもアフリカから旅立とうとしたこの時期、ホモ・サピエンスはわずか数千人にすぎなかった。
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次の「超火山」候補はたくさんある。ワイオミングにあるイエローストーン火山は、地球の奥深くで発生する溶岩のプルーム(対流運動)によって、ときおりゴロゴロ音を立てている。この地域では、210万年前に、ハックルベリー・リッジでトバ級の爆発が起こっている。このとき、アイルランド・パーク・カルデラが形成され、現在のアメリカの大半が灰で埋もれた。また、130万年前には、もっと小規模な噴火によってヘンリーズ・フォーク・カルデラが誕生している。
世界にはほかにも、ニュージーランドのタウポ湖や、イタリアのナポリ西部に位置するフレグレイ平野の火山などの危険地帯がある。インドネシアやフィリピン周辺の地域は火山活動が活発なことで知られている。地質学者は、日本、中央アメリカ諸国、ロシア東部のカムチャッカ半島にも注視しつづけている。

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じじぃの日記。
4月14日以降、九州・熊本を中心に襲った地震が今も続いている。
実は、熊本の阿蘇山カルデラインドネシアスマトラ島のトバカルデラアメリカのイエローストーンと並ぶ世界最大の大きさなのだそうだ。
何か、イメージ的にはスマトラ島のマグマと熊本のマグマが一体化しているような感じを持つ。
「地質学者は、日本、中央アメリカ諸国、ロシア東部のカムチャッカ半島にも注視しつづけている」
4月16日、南米エクアドルマグニチュード7.8の地震が発生した。
続いて何か、起こりそうな予感がする。