じじぃの「糖尿病の合併症から悪性外耳道炎→嚥下障害を起こす?ドクターG」

嚥下障害治療 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=twYFeTJoQWo
舌咽神経と迷走神経 (emec.co.jp HPより)

総合診療医 ドクターG 「突然 のどが詰まった」 2016年1月14日 NHK
【司会】浅草キッド 【専門家】金城光代(沖縄県立中部病院 医師) 【ゲスト】光浦靖子、ドン小西
病名推理エンターテインメント番組「総合診療医ドクターG」。
ドクターGが経験した難解な症例に研修医が挑み、病名を突き止める。患者は「突然のどが詰まった」という男性。
http://www4.nhk.or.jp/doctorg/x/2016-01-14/21/13589/2279079/
どうでもいい、じじぃの日記。
1月14日 NHK 総合診療医 ドクターG 「突然 のどが詰まった」を観た。
堂本さん(男性・67)基礎データ
[体温] 37.8℃
[血圧] 149 / 90
[脈拍] 92回 / 分
堂本さんは糖尿病を患い、インスリンの注射も人工透析もしている。
おソバのようなものを食べている最中、のどに詰まり、意識を失って病院に運ばれた。
糖尿病になると血液中の糖分が増え、血流が悪化してしまう。
血管や神経が傷つき、さまざまな合併症にかかりやすくなる。
足の先の小さな傷から細菌が入り込むことで壊死が広がり、足を切断しなくてはならないことがある。
最初に疑われたのは、糖尿病性神経障害と脳梗塞だった。
CT検査の結果、上咽頭が腫れていることが分かった。
咽頭腫瘍・・・上咽頭に、膿の固まりが出来る病気。鼻の奥の痛みや違和感、 耳の聞こえにくさなどの症状が現れる。
外耳道感染悪化の兆候は、音叉を利用した検査で振動覚低下として表れる。
舌咽神経の障害や迷走神経の障害を含めた脳神経障害が嚥下機能低下を起こす。
舌咽神経は迷走神経群のなかの1つで、延髄の後外側溝から出て、頚静脈孔の上と下でそれぞれ上、下の神経節をつくり、やがて舌根部に達する。
耳かきの傷などから細菌が入り 外耳道炎になり、上咽頭腫瘍を引き起こすことがある。
堂本さんに悪性上咽頭炎を治療する抗菌薬の点滴を行ったところ、症状は徐々に改善していった。
耳かきの傷 → 悪性上咽頭炎(糖尿病の合併症) → 上咽頭腫瘍 → 嚥下障害 → 迷走神経傷害 → 意識を失った。
耳かきの傷が、「のどに詰まり、意識を失った」の原因でした。