じじぃの「未解決ファイル_265_ダイオキシン」

ダイオキシン (東金市HPより)

良く知ることから始まる ダイオキシン対策 東金市
http://www.clean-togane-chiba.jp/kankyou/dioxin.html
燃やしちゃいけないはずが… 廃プラスチック消却派優勢に
プラスチックを燃やしてはいけない。猛毒のダイオキシンなどが発生するからだ。長い間、それが「常識」だと思い込んでいた。しかし、ごみ処理の現場では、プラスチックの焼却が不燃処理よりいつの間にか優勢になっている。高温で燃やせばダイオキシンは発生しにくいという主張が受け入れられつつあるためだ。だが、燃やしてしまえば終わりという「ごみ観」は、根付き始めた分別意識に水を差すことにもなる。(矢崎雅俊、大野良祐)岡山市で今年8月から稼働し始める高熱燃焼の新しい焼却炉では、ペットボトルを除く廃プラスチックをすべて可燃ごみとして焼却する。「炉はダイオキシン規制を十分クリアできる。炉の性能が追いつけば、埋め立て処分場への負担を軽くするためにも、焼いて灰にした方が理にかなう」と担当者は話す。
http://www.jplife.co.jp/recycle/famitec/dioxin/media/media/san09.htm
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
ダイオキシンの裏 結局何が問題なのか? より
ひと頃、世界でもっとも恐ろしい物質とされていたのが、ダイオキシンである。
ダイオキシン有機塩素化合物であり、多くの種類がある。農薬や除草剤の原料に使われているが、モノの焼却時、とりわけプラスチックの燃焼時に発生し、その毒性への懸念から、学校の焼却炉は廃止となり、野焼きも禁止になったほどだ。
たしかに、ダイオキシンは過去、人間に多大な被害を与えてきた。1976年、イタリアのセベソで化学工場が爆発、ダイオキシンが周囲に四散した。すると、家畜が大量死し、その後、セベソ周辺で人の発がん率が高くなった。
また、ベトナム戦争では、アメリカ軍がジャングルの植物を死滅させるため、枯葉剤を散布した。枯葉剤にはダイオキシンが含まれていて、その影響が現地の住民や米兵に現れた。
ただ、ダイオキシンが猛毒中の猛毒かというと、最近は疑問が投げかけられている。ダイオキシンを浴びたため、急性中毒を起こして死亡したというケースはなく、その意味では、より恐ろしい猛毒が多数あるからだ。
たとえば、フグ毒であるテトロドトキシンや、化学兵器であるVXは、より強い毒物であり、また破傷風菌素のテタヌストキシン、ボツリヌス菌毒素のボツリヌストキシンも、ダイオキシンとは桁違いの致死率の猛毒である。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』という本を読んでいたら、「ダイオキシンの裏 結局何が問題なのか?」があった。
一時、埼玉県・所沢でほうれん草などへのダイオキシンが問題になったことがあった。
ダイオキシン有機塩素化合物をいうようだが、毒性の強いものとそうでもないものがあるらしい。
ペットポトルやトレーなどの廃プラスチックはどう処理されているのか。
ネットで調べると、可燃ごみとして焼却しているケースが多い。
ダイオキシンがニュースにならない、ということはいいことなのか、よくわからない。