じじぃの「現代科学でハエ・蚊・ネズミが作れるか?真っ赤なウソ」

mouse trap 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=T8vawUE0KQ0
Air Force Bugbot Nano Drone Technology 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=z78mgfKprdg
Michael Dickinson: How a fly flies 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=e_44G-kE8lE
リスが筋トレ?

真実解明バラエティー!トリックハンター 2015年10月21日 日本テレビ
【司会】内村光良ベッキー 【ゲスト】岡田圭右ケンドーコバヤシ篠原信一、ハリセンボン、松本伊代
世の中にある奇想天外なトリックを様々なジャンルからクイズ形式で紹介!
●超不思議映像一挙タネあかし!
ネズミがネズミ捕りのバーを持ち上げる!
ネズミ捕りに引っかかったネズミがネズミ捕りのバーを持ち上げる映像を紹介。CGは一切使っていないという。
http://www.ntv.co.jp/trickhunter/backnumber/index.html
『真っ赤なウソ』 養老孟司/著 大正大学出版会 2004年発行
真っ赤なウソ (一部抜粋しています)
「なぜ命を大切にしなきゃいけないか」ということが根本的なテーマですね。それは私は極めて簡単に考えています。たしか、「命を考える」というテレビの公開討論番組だったと思いますが、高校生が「なぜ、人を殺しちゃいけないんだ」と質問したときに、大人がだれも答えられなかったという話がありましたね。これは実は誤解がありまして、その高校生が質問したのは何かというと、「人は、牛とか豚を殺して食べるでしょう。どうして人を殺してはいけないんですか」という極めてまともな質問なんです。
私の答えはもっと簡単です。ややこしいと言う人もいるかもしれませんが、人が人を殺すのは容易じゃありません。まして、人が牛を殺すなんて、ほとんどできないんです。普通は、牛に殺されるのが落ちです。鉄砲玉やナイフが人を殺してるんです。極めて具体的に言えば。じゃあ、鉄砲玉、あるいはナイフみたいに簡単なものが、人間を殺す権利があるのかっていう話なんですよ。
私が子供のころは、けんかするなら素手でやれと言われました。そこへ、だれかがナイフなんか持ち出しと、途端に周りからと目が入る。周りからみている子供であれ、大人であれ、それはとんでもない、ということになる。そんなことは分かり切ったことです。私にメスを1本くだされば、メス1本で簡単に人を殺せるんです。でも逆に、メス1本で生き返られろと言われても、全く不可能です。つまり、世界はそういうわけで一方通行なんですね。
今の科学技術の進歩を考えてみると、やれ火星探査機が飛んだとか新聞やテレビが大きくぶち上げていますね。火星探査機って何かというと、実は鉄砲玉が進化したものにすぎない。最初は鉄砲玉が飛んでいくんですよ。人間が構えていて、それがどんどん大きくなって、ミサイルになって、好きな所へ、一応予定した所に行くようになった。自分で障害物を避けて飛ぶようになって、ちゃんと行く先に届くようになった。それだけのことでしょう。火星探査機と言っても、実は鉄砲玉。だから月にロケットが飛んだときに、私が書いた意見は、「あんなでっかいブリキの筒が、あんあでっかい音立てて飛んでいけば、だれだってびっくりする。だけど、飛ぶだけならハエでも蚊でも飛ぶ。悔しかったらハエか蚊を作ってみろ」というコメントだったんです。実際に、人間はハエか蚊が作れるか、といったらとんでもない。現代科学で、ハエとか蚊を作ろうと思っている人なんかいませんわ。なぜいないかって、できないからですよ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
少し古い本だが、養老孟司著『真っ赤なウソ』という本を読んでいたら、「悔しかったらハエか蚊を作ってみろ」というのがあった。
「火星探査機って何かというと、実は鉄砲玉が進化したものにすぎない」
10/21、日本テレビ 『真実解明バラエティー!トリックハンター』を観た。
「ネズミがネズミ取りに引っかかった後にバーを何度も持ち上げるパロディ」というのがあった。
「リスがダンベルで筋トレ」の写真を見たことがある。
あれと、同じようなトリックかと思ったが、精巧なネズミ・ロボットらしい。
では、ハエとか蚊のロボットって作れるのか。
諸行無常。ハエも蚊も虫けらではあるが人間と同じ生き物なのである。