じじぃの「世界中で幸運や幸せの印・四つ葉のクローバーを探せ!雑学の王様」

Jerusalem First Temple - Destruction by Nebuchadnezzar II - Babylon 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fknfooMbyHA
四つ葉のクローバー

Nebuchadnezzar Richard's Two Shekels
I’ve been reading through Isaiah and came across Isaiah 14. It reminds me of a discussion I had with one guy who told me two things about the “Lucifer” passage:
One: Lucifer refers literally to the planet Venus.
Two: Lucifer is actually a reference to King Nebuchadnezzar and not to Satan.
https://richardstwoshekels.wordpress.com/tag/nebuchadnezzar/
『世界神話伝説大系 5 バビロニアアッシリアパレスチナの神話伝説』  松村武雄/編 名著普及会 1928年発行
不思議な矢の行方 より
名高いバビロンの王者ネブカドネザル(Nebuchadnezzar)が、まだ若者の頃のことであった。後では武威赫々たる王者となった彼も、その頃は汚ない衣を纏って、食うや食わずの空腹をかかえて、あちらこちらと歩き回っていた。頭は瘡蓋(かさぶた)だらけで、たくさんの虱(しらみ)が、毛髪(かみのけ)の中を這い回っていた。
ある日予言者エレミヤが、この汚ない若者に出会った。エレミヤは足をとどめて、じっとネブカドネザルの姿を見つめていたが、やがて大きな溜息をついて、
「えらい男じゃ、この若者はいまでこそ見すぼらしい様子をしているが、ゆくゆくは大帝国の王者になる」
と独り言のように呟いた。それを小耳にはさんだネブカドネザルは、つかつかとエレミアの側に歩み寄って、
「お前さんは、いま私のことを何とかいったでしょう」
と尋ねた。
「いったよ。ゆくゆくは大帝国の王者になる頼もしい若者だとね」
とエレミアが答えた。若者は目を輝かせて、
「それは本当でしょうか」
と尋ねた。
「本当だとも。わしのいうことに間違いはない」
とエレミアがきっぱりした口調でいいきった。が、暫くすると、眉をひそめて、
「だが、それまでには、いろんな災いが起こって、わしなどは殺されてしまうかも知れぬ」
といった。これを訊くと、若者は、
「それではこうしましょう」
といって、1枚の書きつけを記して、エレミアに渡した。それには、どんなことがあっても、エレミアとその友達との命を取ってはならぬという意味の文句が認めてあった。
それから多くの年月が流れた。そしてエレミアが予言したように、ネブカドネザルはバビロンの王者となった。
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エルサレムの町と、町にある神殿とを破壊することを、思い止まっていただきたいのです」
といった。これを聞くと、王は急に苦しそうな面貌になって、
「折角恩人の頼みじゃが、それだけは聞き届けるわけには行かぬ」
と答えた。
「それはまたどういうわけで」
とエレミアが力強い眼差しで王の顔を見上げた。
エルサレムの町と、町にある神殿とを破壊するのは、神のいいつけじゃ。人の子は神のいいつけを破るわけには行かぬ」
と王が答えた。エレミアは驚き怪しんで、
「王の言葉は本当でございますか」
と詰めるように尋ねた。
「わしのいうことに偽りはない。いまその証拠(あかし)を見せてやろう」
ネブカドネザルはこういって、弓と3本の矢とを取り出した。そしてエレミアに向かって、
「いいかね。わしはこの3本の矢をでたらめな方向に射て放つことにする。しかも3本が3本とも、ひとりでに向きを変えて、あるものに突き立ったら、何と、それは神がそのあるものを破壊せよとおっしゃっている証拠ではあるまいか」
といった。これを聞くと、エレミアは、
「もし、そんなことが起こりましたら、確かに王のお言葉の通りです」
といいきった。
「よろしい。ではよく見ているがいい」
王はこういって、1本の矢を西へ向けて切って放した。矢は暫く西へ西へと飛んで行ったが、やがてくるりと東に向きを変えて、エルサレムの神殿の屋根に刺さった。王は続けて、2本目の矢を北に、3本目の矢を南に射放ったが、どちらも途中で向き直って、神殿の屋根に立った。
それを見たエレミアは、嘆きの吐息をつきながら、黙々として立ち去った。
やがてエルサレムと神殿とは、ネブカドネザルの軍勢によって、すっかり破壊されてしまった。王は家来たちにいいつけて、神殿の中に具えつけてあった黄金の器具をことごとくローマに運ばせた。

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『頭が良くなる! 雑学の王様』 幸運社/編 PHP研究所 2007年発行
なぜ四つ葉のクローバーは幸運の印になった? より
クローバー、日本名でシロツメクサの葉は、本来は三つ葉です。しかしなかには、一つ余計に葉をつけているものもあり、昔からそれを探し当てると、幸運に恵まれるといういい伝えがありました。
不思議なことに、四つ葉のクローバーは、世界中で幸運や幸せの印と信じられており、これほど普遍性をもつ、幸運の印はないといってもいいくらいです。
この迷信がいつ、どこで始まったのかについては、次のような伝説があります。
イブがエデンの園から追放された時に、今後のお守りとして、ひそかに四つ葉のクローバーを持って出たというのです。以来、自分の庭に四つ葉のクローバーを見つけると、イブの幸運お守りがあるのだ、と考えられるようになったというわけです。
かつて日本で初めてボクシングの世界チャンピオンになった白井義男さん。彼のコーチをしていたアルヴィン・カーン博士は、世界戦の前に四つ葉のクローバーを必死に探し、それを白井さんに贈ったといいます。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『頭が良くなる! 雑学の王様』という本をを見ていたら、「なぜ四つ葉のクローバーは幸運の印になった?」があった。
四つ葉のクローバーは、公園や牧場など人や馬などに踏まれる場所に多いのだそうです(三つ葉の幼芽が傷ついたことで二つに分裂する)。
「イブがエデンの園から追放された時に、今後のお守りとして、ひそかに四つ葉のクローバーを持って出たというのです」
紀元前587年、新バビロニア王国の王ネブカドネザル2世がユダ王国に侵入した。エルサレムを包囲し、翌年陥落させ神殿を破壊した。
旧約聖書に、「エデンの園でヘビがイブを騙してアダムを堕落させた」があります。
エデンの園ユダ王国を指し、ヘビ(サタン、ルシファー)はネブカドネザル2世を指し、堕落させたはバビロンの捕囚を指しているという説があります。
神話を歴史書として捉えると、人間の堕落・原罪は全く関係がないことがわかります。