じじぃの「紙の発明はエジプトか中国か?古代メソポタミアの文字板を解読した!雑学大全」

古代メソポタミアの粘土板に刻まれた文字
「ふざけんな!金返せ!」

古代エジプト発明のpapyrusと中国発明という紙の発明はどちらの方が古いのでしょうか? 2008/10/24 Yahoo!知恵袋
回答
1. パピルスは紀元前3000年ごろよりあり、紙の発明は紀元105年後漢の宦官蔡倫によるものです。(紙の発明については異論もあり)
2. いわゆる「紙」の定義は「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」とJIS規格にあるように、植物を一度繊維にまで分解し、シート状に再成型したものとされています。
この点、あくまでもパピルスの茎の皮を重ね、上から叩いて接着させるだけのパピルス紙とは根本的に違うという見方です。
文字が残っている限りは否定されるといわれるなら、羊皮紙も紙に分類されてしまいます。
また、大量生産可能な工業製品という意味では、中国の紙が最初のものでした。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1020133020
情報プレゼンター とくダネ! 2015年8月3日 フジテレビ
【司会】小倉智昭菊川怜梅津弥英子
▽古代メソポタミアの粘土板
「ふざけんな!金返せ!」。古代メソポタミアの粘土板に刻まれた文字の解読を行ったところ、顧客のクレームであることが判明。
3750年前、メソポタミアでは世界最古の文明である古代メソポタミア文明で栄えていた。その当時のものとされる楔形文字が刻み込まれた粘土版が発掘され、書かれた文字の解読を行ったところ、顧客のクレームであることが判明したという。
どうやらこれは、銅のインゴットを買った顧客がその品質の悪さに腹を立て、「粗悪品すぎる。金返せ」。という内容の私信を貿易商に送った時のものだという。
全文を要約するとこんな感じとなる。
「おたくから買った銅のインゴットの品質悪すぎ! いったいどういうことこれ? とにかく払ったお金を返してちょーだい!」
http://www.fujitv.co.jp/tokudane/index.html
『もののはじまり 雑学大全 どこを読んでも必ず誰かと話したくなる!』 なるほど倶楽部/編 だいわ文庫 2013年発行
古代人も手紙を書いていた? より
人間が文字を発明する前は、絵を描いて物事を表わしていた。また、縄を様々な形に結び、それを文字代わりにしていたこともあります。
3000年くらい前には、植物の茎を割いて重ねて作った紙、パピルスがエジプトで発明され、アシの茎の先にインク代わりの汁を付けて文字や絵を描くようになりました。
手紙が生まれたのはこの頃だと考えられています。文字の読み書きができる人はほんの一握りだったので、手紙の内容も戦いの加勢を依頼するなど、重要なものが主でした。手紙を運ぶのは選ばれた使者でしたが、途中で敵に狙われたり獣に襲われることもあり、使者の仕事は命がけでした。

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どうでもいい、じじぃの日記。
8月3日、フジテレビ 『情報プレゼンター とくダネ!』を観た。
【古代メソポタミアの粘土板】
英国・大英博物館に展示されている世界最古・古代メソポタミア文明時代の貴重な文字板を解読したら・・・。
小倉さん、「古代メソポタミアの粘土板に刻まれた文字を解読したら、こんなことが書かれていたそうです。おたくから買った銅のインゴットの品質悪すぎ! いったいどういうことこれ? とにかく払ったお金を返してちょーだい!」
古代メソポタミアでは文字を粘土板に書いたあと、かまどで焼き固めるのだそうです。
書かれた土の板は、脆く割れやすく、手紙として持ち運ぶのには適さなかったようです。