じじぃの「人の死にざま_1537_ジーン・ディクソン(予言者)」

ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺を予言

ジーン・ディクソン

ジーン・ディクソン ウィキペディアWikipedia)より
ジーン・ディクソン(Jeane Dixon, 1904年1月5日 - 1997年1月25日)は、アメリカ合衆国占星術師である。超能力者と位置付けられることもあり、かつて日本ではノストラダムスエドガー・ケイシーなどともに「世界三大予言者」の一人とされていた。
ケネディ暗殺を予言したとして有名になったが、外れた予言も多いことで知られる。そのことから、当たった予言に比べて外れた予言が忘れられがちなために、実際より的中率が高いように思い込まれることが、「ジーン・ディクソン効果」と呼ばれたりしている。
【予言の的中度】
ジーン・ディクソンは、著書や雑誌で発表した時点では未的中だった予言を多く残していた。日本語文献では志水一夫山本弘、本城達也らがまとまった数の検証を行なっているが、当たった予言はほとんどないと判定されている。
たとえば、彼女の予言によれば、金門島馬祖島を巡る争いが1958年に第三次世界大戦の引き金を引くはずだったし、アメリカの労働組合の指導者のウォルター・ルーサー(英語版)は1964年の大統領選挙に出馬するはずだったし、最初に人類の月着陸を実現するのはソ連のはずだった。最初の2つについては、モンゴメリーの紹介本の前書きでも、予言が100%当たるわけではない例として挙げられている。

                      • -

『新・大予言 世にも不思議な物語』 ミステリーゾーン特報班/編 KAWADE夢文庫 2000年発行
ケネディ暗殺はじめ数々の悲劇を的中させたジーン・ディクソン
1930年代、14歳にして、ハリウッドスターの人気者となった少女がいた。スターたちは、競って、その少女に未来を占ってもらった。カリフォルニアの水晶玉占い師、ジーン・ディクソンがその少女である。
ウィンスコンシン州で木材商を営むドイツ移民の子として生まれた少女は、ジプシーの占いによって、その才能を見いだされた。
ディクソンは、世の動きについて、数多くの予言を残している。
旧ソ連による人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げをはじめ、公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キングJrやロバート・ケネディ司法長官の暗殺、女優マリリン・モンローの自殺など、1960年代に入って連続した痛ましい事件も予言した。
なかでも、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件を予言したことはあまりにも有名な話だ。
1956年の雑誌『パレード』によると、彼女が最初にその幻覚を見たのは、1952年だったという。
また、暗殺の1ヵ月前に、副大統領リンドン。ジョンソン(ケネディ暗殺後、大統領に昇格)の執務室のドアから伸びた黒い手が、ケネディのネームプレートをはずしている幻覚を見たと知人に語っている。この黒い手が死を意味することはいうまでもないだろう。
ケネディの身を案じ、ディクソンは何度も関係者に警告を発したが、結局、届かぬままに終わった。