じじぃの「人の生きざま_516_エリック・シュミット(グーグルの元CEO)」

【11月4日アーカイブGoogleエリック・シュミット氏が語る「インターネットの未来と私たちの働き方」 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ft9T52KJCR0
エリック・シュミット (グーグルの元CEO)

グーグル月面地図で謎の物体発見に騒然 Yahoo!映像トピックス
あるネットユーザーが、月探査機の写真を公開しているGoogle Moonで、月面上に7つの光点を持つ奇妙な三角形の物体を発見。海外のUFOサイトは「巨大な宇宙船の可能性も」。一般紙も取り上げる騒ぎに。
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/news_business/p9552e4541601e8fc106aef6d957ea759
エリック・シュミット ウィキペディアWikipedia)より
エリック・エマーソン・シュミット(Eric Emerson Schmidt, 1955年4月27日 - )はアメリカ合衆国の技術者で、Google 社の元CEO。カーネギーメロン大学プリンストン大学の理事も務めている。字句解析器生成プログラム lex の共同開発者でもある。ドイツ系アメリカ人。

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『いま知っておくべき世界を動かす60人』  ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2011年発行
「ネット検索」から無限の進化を遂げるグーグルのCEO エリック・シュミット (一部抜粋しています)
インターネットの検索エンジンGmail、グーグルカレンダーなどのインターネットサービスを展開する大手IT企業、グーグル。そのグーグルを現在のような世界的企業にまで押し上げた人物が、エリック・シュミットである。
グーグルはいまでこそインターネット検索最大手として世界に覇権を広げているが、2000年頃までは収益の柱となる事業が決まらず、ほとんど売り上げを出せなかった。
そうしたなか、シュミットが会長CEOとして入社すると、グーグルはあれよ、あれよという間に目覚ましい躍進を遂げたのだ。
では、シュミットはどんな手法でグーグルの体質を変えたのか。
原動力となったのは、02年2月から導入された検索連動型広告アドワーズである。
アドワーズとは、ユーザーが検索キーワードを打ち込むと検索画面にスポンサーの広告が表示されるシステムをさす。広告の掲載料自体は無料だが、興味をもったユーザーがクリックすると、料金が発生する仕組みになっている。
このアドワーズを、シュミットは経営戦略のひとつとして利用した。ネット検索システムをベースにして、広告料で収益をあげるという新たなビジネスモデルを構築したのである。
実際、アドワーズを開始した02年の売り上げは前年の約5倍に急伸し、以降06年までは、ほぼ倍々ゲームのように売り上げを拡大し続けた。
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そしてシュミットとグーグルの挑戦は、さらに新しい分野へと向かっていく。
まず、08年にウェブブラウザー「クローム」をリリースしてOS(基本ソフト)市場への挑戦を開始した。
続いて携帯電話市場への参戦を表明し、携帯電話向けのOS「アンドロイド」を発表。スマートフォンを中心とした、モバイル分野への取り組み強化を狙ったのだ。
さらに現在、検索機能をさらに進化させた「自律検索」を開発中だ。これは、ユーザーが検索語を入力しなくても検索結果の候補が表示されるという新システムのこと。ユーザーの趣味や生活習慣などから、必要な情報を必要なときに検索して表示してくれるのである。
たとえば「天気はどうか?」といった質問をしたとき、グーグルの検索エンジンは独自の解釈を行ない、ユーザーが知りたい内容が降水確率なのか、植え木に水を与える必要性なのかを判断し、回答を出せるようになるという。
シュミットによると、ITは「人間の拡張版」の実現に向かって進んでいるという。つまり、人間の得意でないことをコンピュータが手助けしてくれる世界が、少しずつ近づいているというのだ。シュミットは11年4月にCEOを退き会長専任となるが、彼の精神が根づいたグーグルは、これからの世界を変える可能性をもっている。