じじぃの「進撃の巨人・なぜ、うなじだけが弱点なのか?空想科学読本」

進撃の巨人 空想科学読本について柳田理科雄先生が解説!! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4ydhyzkz508

進撃の巨人 空想科学読本 講談社コミックプラス
累計300万部のベストセラー『空想科学読本』の柳田理科雄が、進撃の巨人の謎に挑む。
巨人はなぜ南からくるのか? 人類が巨人から逃げ切る方法は? 巨人と戦うための立体機動装置は命がけ? 巨大な壁の作り方は? リヴァイ兵長が、人類最強なワケとは? 60m級巨人の体温は602度!? 巨人につかまったら、地獄が2回! 壁の中に立ち並ぶ巨人の数は58万? 進撃の巨人とあわせて読むと、面白さ超大型巨人級!
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063770407
佐藤友生」先生に巨人を描いていただきました!
http://blog.livedoor.jp/isayamahazime/archives/3365378.html
進撃の巨人 空想科学読本 柳田理科雄/著 講談社 2014年発行
唯一の弱点は、うなじ。なぜ、うなじなのか!? なぜ、うなじだけが弱点なのか!? (一部抜粋しています)
巨人の唯一の弱点は、うなじである。
後頭部の下、縦1m、横10㎝。不思議なことに、この領域の大きさはどのサイズの巨人も同じだという。
ここ以外のどの部分を損傷しても、たちまち再生するのに、うなじの肉をそぎ落とせば、全身が煙を上げて消滅する。人類にとってはまことにありがたい。ハッキリとした弱点だ。
だが、なぜ巨人はうなじが弱点なのだろう? 劇中では「そこに人間の脳と脊髄が埋まっているから」という可能性が示されているが、まだ真実は明らかになっていない。
ここは、人類が生き延びるためにも、他の可能性も探ってみなければなるまい。
「なるまい」とリキんで書いたものの、考えてみれば、うなじが弱点なのは巨人だけではない。人間はもちろん、脊椎動物はどいつもこいつも、うなじは必ずや弱点ですなあ。
では、なぜ人間はうなじが弱点なのだろう? それは、うなじの奥に脳と脊髄をつなぐ「延髄」があるからだ。
延髄は、長さ3㎝ほどの神経の集まりで、①呼吸、②血液循環、③消化、④嚥下(水や物を飲み込む動作)、⑤唾液の分泌、⑥嘔吐(胃に入れたものを吐き出すこと)など、生きていくのに不可欠な機能をコントロールしている。延髄をやられると、これらが全部できなくなるうえに、脳の命令が全身に伝わらなくなって、脊髄動物はたちどころに死んでしまう。まことに恐るべき大弱点なのだ。
巨人がうなじを弱点とする理由が、人間と同じかどうかはわからない。そこに延髄があるかどうかも不明である。「呼吸」はしていないようだし、「消化」の能力もあるんだかないんだか、よくわからん。
その一方で、巨人もうなじを切られると血が飛び散るから「血液循環」はしていると思われる。また、劇中の描写から「唾液の分泌」もあるようだ。人間を食べたり吐き出したりしている以上、「嚥下」や「嘔吐」の機能も不可欠。以上のことから筆者が思うに、巨人のうなじにも延髄か、それに近い働きをする部位があるのではないかなあ。
このように考えると、この問題のポイントは「なぜ、うなじが弱点か?」ではなく、「なぜ、うなじがだけが弱点か?」だろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、床屋に行ってきた。
待ち合いの椅子のそばの本棚にマンガが置いてある。
佐藤友生/作者『妖怪のお医者さん』を手に取って見た。
妖怪は「怒り」や「憎しみ」や「憎悪」など、人間の「負」を表現したものと描かれている。
宗教は、目に見えるものにではなく、見えないものにこそ支えられていると教える。
難しいことは分からないが、マンガには描く制約がなく想像の世界は無限に広がる。
マンガ『進撃の巨人』もそんな感じのマンガなのだろうか。
進撃の巨人』の作者 諫山創さんの師匠は佐藤友生さんらしい。
「なぜ、うなじが弱点か?」
うなじは霊界と肉体が交わる場所だからである?