じじぃの「人の生きざま_493_アルビン・トフラー(未来学者)」

アルビン・トフラー

Amazon ドローンによる無人配送サービスを開始へ

アルビン・トフラー氏が死去 「第三の波」で情報化社会を予言 2016年8月12日 HuffPostJapan
「第三の波」などのベストセラーで知られるアメリカの未来学者、アルビン・トフラー氏が6月27日、ロサンゼルスの自宅で死去した。87歳だった。トフラー氏らが創設したトフラー・アソシエイツが29日、公式サイトで発表した。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/29/toffler_n_10745586.html
「空の産業革命」をけん引するドローンの可能性--用途拡大で求められる法整備 2014年12月03日 ZDNet Japan
ドローンとは、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)と呼ばれ、小さなヘリコプターのような形でパイロットを介さず無人で空中を自立飛行することが可能な小型無人航空機だ。
米国際無人機協会(Association for Unmanned Vehicle Systems International:AUVSI) が発表した「ECONOMIC REPORT」によると、ドローンの市場規模は2025 年までに米国内だけでも820億ドル(約9兆6000万円)に達し、10万以上の雇用を生み出すと予測している。
http://japan.zdnet.com/article/35057004/
アルビン・トフラー ウィキペディアWikipedia)より
アルビン・トフラー(Alvin Toffler、1928年10月4日 - )は、アメリカの評論家、作家、未来学者。
妻のハイジ・トフラーも作家であり未来学者である。現在トフラー夫妻は、カリフォルニア州ロサンゼルスのベル・エア地区(サンセット大通りの北)に在住。ともにアメリカ国防大学教授、国際連合女性開発基金米国委員会の共同議長を務めている。
【思想】
トフラーは1980年に出版した著書『第三の波』の中で、人類の歴史における大きな技術革新の「波」の概念に基づいて三種類の社会を描いた。そして、それぞれの波は「古い社会と文化を脇へと押しやる」とした。
第一の波は農業革命の後の社会であり、約15000年ほど前から農耕を開始したことにより、それ以前の狩猟採集社会の文化を置換した(歴史学で本来使われる18世紀の「農業革命」とは概念が異なり、新石器革命、あるいは農耕技術の革命に相当する)。
第二の波は産業革命であり、18世紀から19世紀にかけて起こった。工業化により、それまでの農耕社会から産業社会へと移り変わる。社会の主な構成要素は、核家族、工場型の教育システム、企業である。
第三の波は脱産業社会(脱工業化社会)である。トフラーは1950年代末にはこれを言いはじめ、多くの国が第二の波から第三の波に乗り換えつつあるとした。彼は、それを説明する造語をたくさん作り、他の人々が発明した情報化時代、情報化社会、情報革命のような造語にも言及した。

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『人類の歴史を変えた8つのできごとII――民主主義・報道機関・産業革命原子爆弾編』 眞淳平/著 岩波ジュニア新書 2012年発行
産業革命が変えた世界 (一部抜粋しています)
現代は、「発明と変化」が繰り返される時代です。
新しい発明が次々になされ、それによって社会のあり方が変わり、社会が変化することで新たな需要が生まれ、やがてそれを満たすような発明がなされる。
そうした場面が、社会のあちこちで繰り返されているのです。
いわば「発明と変化のサイクル」が形成されている、といってよいでしょう。
このため社会の変化は、多くの人々の予測を上回るテンポで進んでいきます。
たとえば現在、インターネットが私たちの日常生活の中に深く入り込み、さらには社会全体に、のちほど説明する「フラット化」と呼ばれる状況を生み出しています。
しかし今から20年前の時点では、一部の専門家をのぞき、ほとんどの人々はこうした状況が到来することを想像もしていませんでした。
ただし、こうした発明と社会の変化が、早いサイクルで繰り返されるようになったのは、人類史上で見れば比較的最近のことです。その転換点となったのは、18世紀後半以降、イギリスではじまった「産業革命」だといってよいでしょう。
産業革命では、繊維産業での発明をひとつの起点として、社会のあり方が変化し、そこから新たな発明が誘発されるという、まさに発明と変化のサイクルが見られます。
そして、産業革命の一連のできごとが終わったとき、社会の姿はそれまでとは大きく異なったものに変っていたのです。
そのため産業革命を、人類の社会を変えた、もっとも大きなできごとのひとつに位置づける研究者もたくさんいます。
たとえば、1980年代前半に世界的な大ベストセラーとなった『第三の波』を書いたジャーナルのアルビン・トフラー氏は、産業革命は、これまで人類史上で起きた3つの革命的なできごとのひとつだ、と指摘しています。
その1つめは農耕の開始です。これは「農業革命」とも呼ばれるほどの巨大な影響を、人類に及ぼしました。その少し前の時期に、人類は定住を始めましたが、農耕の開始はこのきわめて重要なできごとも後押ししています。
そして2つめがこの産業革命。3つ目が現在継続中の情報革命だというのです。