じじぃの「人の生きざま_491_林・修」

「天才」が尊敬する「天才」は!? 林先生が世界の超天才の生きざまに迫る!! 12/10(水)『林先生の痛快!生きざま大辞典SP』【TBS】 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1VWF5WxgGig
中島義道先生の生き様いつも前向きに生きている人が嫌いな理由 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=DcWef0vXEOs
世界一受けたい授業SP 「東大の人気先生大集合&東大生が選ぶ頭がいい人ベスト50」 2015年2月21日 日本テレビ
【校長・教頭】堺正章上田晋也 【学級委員長】有田哲平 【生徒】佐々木希生瀬勝久宮崎美子宇治原史規織田信成千原ジュニア桝太一、その他
東大の人気先生がずらり集結! ▼やる気スイッチは脳に実在!? ▼おなじみコロッケがある香りでプロの味! ▼簡単アルツハイマー予防法 ▼東大生が選ぶ頭がいい有名人とは!?
東大生が選ぶ頭がいい人ベスト50
1位 池上彰
2位 林修
3位 ビル・ゲイツ
4位 北野武(ビートたけし)
5位 上田晋也
6位 タモリ
7位 香川照之
8位 村上春樹
9位 宇治原史規
10位 秋元康
http://www.ntv.co.jp/program/detail/21838251.html
林先生の痛快!生きざま大辞典 「中島義道 2014年7月29日 TBS
【出演】林修吉田明世中村昌也ふかわりょう福田彩乃 【ナレーター】田中敦子
林先生に“視聴者に知ってほしい人物の一人”と言わしめる哲学者・中島義道。常識に逆らい、世の中に好き勝手なことを言う中島義道の魅力と生きざまに迫る!
林先生の痛快!生きざま大辞典 「ハンナ・アーレント 2014年11月4日 TBS
【出演者】林修吉田明世コカドケンタロウ、恒松梨絵、うかみ綾乃
世界で改めて注目を集める政治哲学者ハンナ・アーレント。彼女はユダヤ人でありながらユダヤ社会から大きな反発を受けることになった。
悪とは何かに迫る。
今回はハンナ・アーレントの生きざまから「人が生きていく中で何が大切なのか」がわかります!
http://www.tbs.co.jp/program/ikizamadaijiten.html
林修 ウィキペディアWikipedia)より
林 修(はやし おさむ、1965年9月2日 - )は、日本のタレント、予備校講師。
東進ハイスクール東進衛星予備校国語科専任講師。担当は現代文。愛称は「りんしゅう」「今でしょ先生」。ワタナベエンターテインメント所属。

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7月29日 TBS 林先生の痛快!生きざま大辞典 「中島義道より
林、「僕はこの方の著書、全部好きでほぼ全部持っています。(10冊の本を前にして)実はこれ私物です」
戦う哲学者 中島義道
知る人が知る。ベストセラー作家であり、その著書タイトルは『働くことがイヤな人のための本』 『善人ほど悪い奴はいない』。
タイトル通りそのクセのある内容からか、テレビではほとんど扱われることのなかった中島義道の生きざまをどうしても伝えたい、という林先生が徹底解説!
林、「人生長い間に後ろ向きで考えている人間。じゃあ、何がいけないんだ」
後ろ向きに生きて何が悪い!
林、「嫌いなモノを嫌いって言うと、それは良くないよっていう社会になっていませんか?」
嫌いと発言して何が悪い!
林先生の熱い問いかけにゲストも熱くなる。
林、「『私の嫌いな10の言葉』という本があります。名著です。もう一つ、『私の嫌いな10の人びと』という本もあります。
ふかわ、「第一印象としては、性格の悪い方なんですか?」
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林、「卒業生に贈るはなむけの言葉。学生たちが飛び出す社会、明るさに満ちているわけじゃない」
福田、「だからこそ・・・」
林、「待ち受けている困難を伝えるべきじゃないですか。ということで実際にはなむけの言葉が大嫌いな中島先生が嫌々ながらも贈られたはなむけの言葉があります」
2006年、電気通信大学 卒業生たちに贈った言葉
「しばらく生きてみればわかるが、個々の人の人生はそれぞれ特殊であり、他人のヒントやアドバイスは何の役にも立たない。振り返ってみるに小学校卒業式以来 嫌というほど『はなむけの言葉』を聞いてきたがすべて忘れてしまった。なぜか? 言葉を発する者が無難で定型的な言葉を羅列しているだけだからである。だとすると、せめていくぶんでもほんとうのことを書かねばならないわけであるが、私は人生の先輩としてのアドバイスは何ももち合わせておらず、ただ私のようになってもらいたくないだけであるから、こんなことはみんなよくわかっているので、あえて言うまでもない。これで終わりにしてもいいのだけれど、すべての若い人々に一つだけアドバイスではなくて心からの『お願い』。どんな愚かな人生でも、乏しい人生でも、醜い人生でもいい。死なないでもらいたい。生きてもらいたい」

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11月4日 TBS 林先生の痛快!生きざま大辞典 「ハンナ・アーレントより
林、「ナチスが犯した数々の戦争犯罪が連合軍の手によって裁かれることになりました。それがニュルンベルク裁判です」
ドイツを裁いた国際裁判 ニュルンベルク裁判 (1945/11/20〜1946/10/1)
林、「この裁判はあくまで連合国がナチス戦争犯罪を裁いたもので、迫害されたユダヤ人は参加できなかった。14年後、ある1人の男が捕まりました。それが元ナチスの親衛隊 アドルフ・アイヒマン
アイヒマンが行ったこと
ユダヤ人を収容所に送る直接の指揮をとった責任者
・数百万人のユダヤ人を絶滅収容所に送ったと言われる
林、「アイヒマンは今度、ユダヤ人の手によって裁判にかけられることになった。逆にユダヤ人にしてみれば、今度いよいよナチスを自分たちの手で裁けるというチャンスがきた。裁判は異様な形で進むんです。この裁判をアーレントは傍聴していました」
今からお見せするのは、イスラエルユダヤ人が憎きアイヒマンを裁判にかけたときの実際の映像。
裁かれる側とはとても思えないアイヒマンの表情にご注目ください。
1961年4月、イスラエルの首都エルサレムアイヒマン(当時55歳)の裁判が始まりました。
暗殺を防ぐため、防弾ガラスの敷居の中に座るアイヒマン。傍聴席にはハンナ・アーレントの姿がありました。
そして数百万人のユダヤ人をガス室送りにしたと言われる男の口から出てきた言葉は、
アイヒマン、「私は命令を受け、人が死のうが関係なくそれに従いました。行政上の手続きです。私の任務は全行程のほんの一部にすぎない」
前代未聞の大虐殺を行政上の手続きだったと言うアイヒマン
     ・
悪魔として裁きたいユダヤ人国家イスラエルに対し、命令に従っただけと言い切るアイヒマンの裁判は噛み合いません。そして判決は死刑。
裁判から5ヵ月後に刑は執行されました。
林、「ハンナが何を言うか。世界中が注目した。ハンナ・アーレントは何と言ったか」
ハンナ・アーレントの言葉、
アイヒマンは悪人ではない。ただの『XX』だ」
林、「ただの何なんだ」
コカド、「ヒューマン」
林、「アイヒマンのマンとひっかけたのでしょうか。アーレントは何と言ったか、ただの役人だ」
ハンナはアイヒマンを「自分で考える能力のない人間」だとみなした。根源的な悪ではなく、凡庸な悪であるからこそ表層を覆ってしまった。
このように語ったハンナは、ユダヤ人社会から大バッシングを受けることとなった。
ハンナ・アーレントの言葉、
「世界最大の悪は、平凡な人間が行う悪なのです。そんな人には動機も信念も邪心も悪魔的な意図もない。人間であることを拒絶した者なのです。そしてこの現象を、私は『悪の凡庸さ』と名づけました」