じじぃの「アッラーの御心のままに・天国へ行くための努力!イスラムを知ろう」

イスラム教徒とはどんな宗教か。(日) 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=NMb9gkYzzzM
イスラム国(IS)とは何か?【よくわかる中東問題①】 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=nGTzBcsaT9s
後藤健二さん殺害か 「イスラム国」が新たな動画 2015年2月1日 朝日新聞デジタル
新たに公開された動画の題名は「日本政府へのメッセージ」。
後藤さんとみられる男性がひざまずき、横にはナイフを持った黒ずくめの男が立っている。男が英語で、日本が「イスラム国」と戦う連合に参加したことを理由に後藤さんを殺害するなどと語り、最後に「日本にとっての悪夢を始めよう」と言って、後藤さんの首にナイフを突きつける場面で映像が暗転。その後、男性の遺体が映し出される。
http://www.asahi.com/articles/ASH1T5RC5H1TUHBI01G.html
六信五行 - 日本アハマディアムスリム協会・ナレッジサイト
クルアーンに啓示されているムスリムの義務。
六信とは、『アッラー』、『天使』、『啓典』、『預言者』、『来世』、『定命』を信じること。
五行とは、ムスリムイスラム教徒)に課せられた五つの義務行為のことである。
1. 「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドは神の使徒である」という信仰告白(シャハーダ)を行う。
2. 夜明け、正午、午後、日没、夜半と1日5回の礼拝を行う。
3. 年収から一定額の喜捨(ザカート)をする。
4. イスラーム暦第9月のラマダン月に、夜明けから日没まで一切の食物並びに水を口にしない。
5. 第12月の巡礼月に(定められた方法で)メッカへ巡礼する。
http://www.ahmadiyya.jp/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99/%E5%85%AD%E4%BF%A1%E4%BA%94%E8%A1%8C/
プライムニュース 「“宗教戦争”なのか? 過激派 イスラム国 米を敵視の根本に何が」 (追加) 2015年4月21日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】井上順孝國學院大學神道文化学部教授)、臼杵陽(日本女子大学文学部教授)
歴史上、「宗教」を大義とする紛争・戦争は後を絶たない。近年はグローバル化・情報化の進展にともない、その範囲は広範に及び、行為主体も「国」だけではなくなりつつある。同時多発テロや、過激派組織「イスラム国」によるテロの頻発は端的な例だ。
提言 「宗教とどう向き合うか」
井上 「まずは宗教文化の基礎的素養を」
 宗教というのは多様で時とともに変わる。日本人は今まで宗教のことをあまり考えてこなかった。宗教の基礎的なことを踏まえて付き合うようにする。
臼杵 「イスラムは法である」
 イスラムということだけで過激だと考えがちだが、過激なのもイスラムであるし寛容なのもイスラムである。それはすべて「法」の解釈によっている。すべてイスラムの人は天国に行きたいという宗教的感情があるが、原則は法によって動いている。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150421_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150421_1
ゾロアスター教 ウィキペディアWikipedia)より
ゾロアスター教(英語: Zoroastrianism)は、古代ペルシアを起源の地とする善悪二元論的な宗教である。
ゾロアスター教では、善神群と悪神たちとの闘争ののち、最後の審判で善の勢力が勝利すると考えられており、その後、新しい理想世界への転生が説かれている。そして、そのなかで人は、生涯において善思、善語、善行の3つの徳(三徳)の実践を求められている。人はその実践に応じて、臨終に裁きを受けて、死後は天国か地獄のいずれかへか旅立つと信じられた。この来世観は、のちの後期ユダヤ教キリスト教、さらにはイスラームへも引き継がれた。
世界の終末には総審判(「最後の審判」)がなされる。そこでは、死者も生者も改めて選別され、すべての悪が滅したのちの新世界で、最後の救世主によって永遠の生命をあたえられる。こうした、最後の審判や救世主の登場などの教義もまた、数多くの宗教に引き継がれたのである。

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イスラームを知ろう』 清水芳見/著 岩波ジュニア新書 2003年発行
天国へ行くための努力 (一部抜粋しています)
ムスリムにとって墓は一時的な死体置場にすぎない、といいましたが、これは彼らにとって死がすべての終わりではないということを意味しています。立派な墓をつくらないのもそのためです。ムスリムにとっては、生きているときよりも、死んだあとの生活のほうが大事だといっても過言ではないでしょう。すべてのムスリムはほぼ例外なく好ましいと考える死の例として殉教をあげましたが、その理由は殉教者になればかならず天国へ行けるということでした。
ムスリムのこうした死後の天国行に対する熱情は、ヨルダンのクフル・ユーバー村でもブルネイのパンカラン・パトゥ村でも、搬送儀礼の過程で強く感じられました。クルアーンのあちこちに登場する天国の生き生きとした描写は、ムスリムたちを魅了してやまないでしょう。死者を思いやるムスリムたちが、埋葬儀礼のさまざまな場面で死者のためにアッラーに祈るのもそのためです。天国がどのようなところか、たとえば、クルアーンの56章15節から23節にかけて、次のように書かれています。
 「金糸まばゆい臥牀(ねだい)の上に、向い合わせでゆったりと手足伸ばせば、永遠の若さを享けた(お小姓たち)がお酌に廻る。手に手に高杯、水差し、汲みたての盃ささげて。この(酒は)いくら飲んでも頭がいたんだり、酔って性根を失くしたりせぬ。そのうえ果物は好みにまかせ、鳥の肉など望み次第。目(まなこ)すずしい処女妻は、そっと隠れた真珠さながら」 (井筒俊彦訳。岩波文庫
アッラーに死者の罪を許し天国に行かせてくださいとお願いすることはたいへん重要なことです。しかし、その願いが聞き届けられるかどうかはアッラーの御心次第で、かならず聞き届けられるという保証は何もありません。つまり、これだけお願いすればかならずアッラーが願いを聞き届けてくれる、というような目安はないのです。
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これまで見てきたように、ヨルダン、モロッコ、エジプト、イランのような乾燥した中東に住むムスリムも、ブルネイ、マレーシア、インドネシアのような湿潤な東南アジアに住むムスリムも、生者が死者たちの善行を増やす努力をします。自分の死んだ家族が天国へ行くことができるようにするためです。自分の家族に対する愛情がこういうことを人びとにさせているのだと思われますが、彼らはみずからの善行を増やす努力も怠りません。
パンカラン・パトゥ村のある住民によると、善行を増やすまめにまず行なわなくてはならないのは、イスラームの5つの義務的行為(五行)を実践することだといいます。五行は個々のムスリムアッラーとの契約に基づいてアッラーに対する新興の証(あかし)として守るべきもっとも重要かつ基本的事項です。善行の記録を増やす近道は何よりもアッラーとの基本的な契約を遵守することである、という認識を一般のムスリムがもっていることを、この村人の発言は示しているといえるでしょう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2月1日、「イスラム国」の犯行グループがフリージャーナリスト後藤健二さん(47)を殺害したと発表した。
少し古い本だが、清水芳見著 『イスラームを知ろう』にこんなことが書かれていた。
ムスリムにとっては、生きているときよりも、死んだあとの生活のほうが大事だといっても過言ではないでしょう。すべてのムスリムはほぼ例外なく好ましいと考える死の例として殉教をあげましたが、その理由は殉教者になればかならず天国へ行けるということでした」
ムスリムとはイスラーム教徒のことだ。
彼らの考え方は、生きているときよりも、死んだあとの生活のほうが大事なのだそうだ。
そして、天国に行くためにはイスラームの5つの義務的行為(五行)を実践することなのだそうだ。
たぶん、「イスラム国」の連中も同じ考え方なのだろう。
日本には、「死んだらおしまいだ」というのがある。深く考えれば、いるいろあるのだろうが。
後藤健二さんのご冥福をお祈りします。