じじぃの「ハロー効果・あばたもえくぼ・坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!世界は感情で動く」

baby laughing 赤ちゃん笑う 動画 YuTube
https://www.youtube.com/watch?v=6PO7c-Fi1_Y
赤ちゃんのえくぼ

外見に騙されていませんか?ハロー効果という心理を知ろう! MEN人
実は印象というのは外見から作られてしまう事が多いのです。清潔さや体型、服装などによって連想する心理をハロー効果といいます。
http://menzine.jp/lifestyle/harookoukasinri5473/
『世界は感情で動く 行動経済学からみる脳のトラップ』 マッテオ・モッテルリーニ/著、泉典子/訳 紀伊國屋書店 2009年発行
高いワインのほうがうまいわけ――ハロー効果 (一部抜粋しています)
それほど前のことではないが、ビデオゲームの専門誌に載った、マイクロソフトテレビゲーム機Xboxの名前のあとに、たびたび「ハロー効果」という言葉が出てきた。ビデオゲームマニアはそれを見たとたんにピンと来た。「ハロー」という言葉の入ったあるプレイステーション・ゲームの大成功が、同じてれびゲーム機のほかのタイトルの売り上げを大きく伸ばしたことを、すでに思いだしたからだ。
しかし市場取引のプロや心理学者が考える「ハロー効果」という言葉には、かなり広い意味がある。この表現は、たとえばiPodブームに乗ってアップルが売りあげを伸ばしたときにも使われた。この言葉が導入されたのはほぼ1世紀も前の1920年のことで、アメリカの心理学者エドワード・ソーンダイクが、脳のトラップを表現するのに使用した。ハロー効果が現れるのは、ある人物やものごとの、具体的あるいは象徴的な特徴(ポジティブにせよネガティブにせよ)を考えるときである。
     ・
ではここで1つテストをしてみよう。
問31
今度、北海道支社から転勤で来られる花子さんを紹介します。彼女は頭がよく、働き者で、自立心が強く、親切で、決断力もあり、賢明なうえに堅実です。
では、次にあげる対照的な性格のうち、花子さんに当てはまるものを選んでください。
寛大である ―― けちである
不幸である ―― 幸せである
気が短い ―― 辛抱強い
おもしろい ―― ユーモアのセンスがない
この種のテストに参加した人の大部分(75%から95%)が、花子さんに好ましい性格を与えている(寛大で、幸せで、辛抱強く、おもしろい)。けれども彼女の紹介のなかの「親切である」を「冷淡である」に置き換えただけで、好ましい評価をした人の割合は5%から35%とかなり減ってしまった。
いうまでもなく、入れ替えたことで「ハロー効果」が生まれたのだと考えられる。これは少しも奇妙なことではない。なぜなら、わたしたちは、ある問題やある人物について判断するように求められると、提供された情報を、自分の経験や、その情報を受けとった状況をもとにして解釈するからである。

                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
『世界は感情で動く 行動経済学からみる脳のトラップ』という本を見ていたら、「高いワインのほうがうまいわけ――ハロー効果」というのがあった。
「ハロー効果」のハローとは太陽の光輪や聖者の後光のことだが、ある対象を評価する際に、大きな特徴に引きずられ、他の特徴をも良いほうに、あるいは悪いほうに歪んで評価してしまうことをいう。
例えば、「あばたもえくぼ」、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということ。
わたしゃこの人生、あばたもえくぼ、ということはついになかった。