じじぃの「未解決ファイル_240_レプトリングビア(藍藻)」


神奈川大学理学部化学科 上村研究室 天然医薬リード探索研究所
http://www.chem.kanagawa-u.ac.jp/~uemura/
夢の扉+ 「脂肪が消える!? 海の生物から肥満治療薬をつくる!〜日本の海は宝の山!新物質を発見し夢の新薬開発へ〜」 2015年1月11日 TBS
【ナビゲーター】坂口憲二 【ドリームメーカー】上村大輔(神奈川大学理学部 教授)
上村の次なるターゲットは、“脂肪を消し去る”新物質を持つ海洋生物。
体に蓄積された脂肪に直接働きかける、新たな肥満治療薬の開発を目指す。
目をつけたのは、約30億年前から存在するという「藍藻(らんそう)」と呼ばれる藻の一種。
しかし、3000種ほどあるという藍藻。上村は“宝”を探し出せるのか? そして、極わずかしか取り出せない物質から新薬をつくるために、上村がとった秘策とは。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20150111.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/11、TBS 『夢の扉+』で「脂肪が消える!? 海の生物から肥満治療薬をつくる!〜日本の海は宝の山!新物質を発見し夢の新薬開発へ〜」を観た。
こんなことを言っていた。
上村大輔教授(69歳)が石垣島の浅瀬の海の中を探し歩く。
そして、4時間が過ぎたころ、ついに見つかったのか。
上村教授、「サンゴの上に重なっている」
丸い石のようなものがサンゴの上にくっついている。
これが探し求めていた藍藻「レプトリングビア」。
温暖なサンゴ礁海域に生息し、普段は魚や貝などに捕食される。
この中に、人類の悲願である肥満治療薬につながる物質が眠っているかもしれない。
取り出した物質を培養したマウスの脂肪細胞に投与し、その反応を確かめていく。
その結果、脂肪を消滅させる物質を発見。
上村教授が見つけ出した新物質をシャーレの脂肪細胞に投与すると、赤く色づけした脂肪分が、見る見るうちに減り、6日で65%も消滅した。
上村教授は、その物質を「ヨシノンA」と名付けた。しかし、海洋生物から得られる物質の量は、少ない。
      ・
上村教授が東京海洋大学を訪ねた。研究中の物質と高脂肪食と混ぜたものを食べたマウスの実験結果が伝えられた。
上村教授が研究中の物質を与えられたマウスは、肥満が抑えられた。
上村教授は研究中の物質の人への臨床試験を、5年後をめどに行いたいと語った。
じじぃの感想
上村教授がウミウシから採取した海綿動物クロイソカイメンは乳がんの治療薬になっている。
上村教授、「あきらめずに、自分の好奇心を満たす努力をすれば、必ず結果がついてくる」