じじぃの「日本の伝統に危機・漆(うるし)カンナを作る職人の後継者がいない!新報道2001」

労力と手間かけても安価…"漆の危機" 新報道2001 2015年1月11日(4/6) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=VUxSbMu4Xa8
イギリス人輪島塗作家スザーン・ロス 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nRZW6v588do
津軽塗・漆掻き - 傷付け(樹皮切込)〜漆採取 - 0312A 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FjBWHTZhSdk
漆(うるし)カンナ

匠の技と心 - 漆芸(しつげい) - 漆掻き用具製作 情報処理推進機構
漆の木に溝をつける鎌口と、溝の底に切り込みを入れるめざし刀の、ふたつの機能を持つ。漆の樹皮だけに傷をつけ、木部には傷つけてはいけないため、鎌口の幅や深さは慎重につくる。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/y-kwm/y-jkg/y-grs/IPA-tac390.htm
新報道2001 2015年1月11日 フジテレビ
【レギュラー出演】須田哲夫、平井文夫、吉田恵 【コメンテーター】富士松ワッシー、下村博文三遊亭圓楽東儀秀樹、ダニエル・カール、金美齢、石原和幸、高橋進
▽日本の伝統に“危機”消滅寸前? 国産漆(うるし)悩める匠
鍛冶職人・中畑文利さん(72歳)。この道57年。
向う鎚を務めるのは妻の和子さん(61歳)。和子さんは重さ6kgのハンマーを結婚以来30年、振り続けてきた。
鍛冶職人・中畑さんは日本中の職人を支えている。
桑や草刈り鎌などの農機具、植木職人のハサミ、にんにくの芽を切る専用ナイフ、道路工事に使うドリルの刃先などを作っている。
依頼に合わせ様々なものを作ることで、その技に磨きをかけてきた。その技術の粋が詰まったのがこの漆カンナ。
昭和40年代、カンナ作りの中心は福井県だった。しかし、漆掻き職人の減少とともに残ったのはこの中畑さんの工房だけとなった。
http://www.fujitv.co.jp/shin2001/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/11、フジテレビ 『新報道2001』を観た。
こんなことを言っていた。
●漆文化を守る英国人女性
石川県・輪島市
漆芸術家デザイナー スザーン・ロスさん(52歳)。
夫のクライブさん、(漆器の前で)「やっぱり、漆は熱を保ってくれるから冷めない」
スザーンさん、「この世界から日本の漆文化が消えると、涙が出そう」
●日本唯一の漆カンナ職人 漆の木から漆の採取に不可欠な”匠の刃”
漆の木の前で、「これがカンナで傷をつける道具です」
二又に分かれ、2つの刃を持つ不思議な道具。
その使い方はこうだ。まず、曲がりの付いたカンナの部分で木の表面をえぐり取る。そして、もう一方の鋭い刃で切れ目を入れる。するとその切れ目から漆がしみ出てくる。
漆の木の成長には12年の年月がかかる。1本の木からわずか牛乳ビン1本分200mlしか採れない。
日本国内で使われる漆のうち、国内産は約3%。その貴重な漆は国宝や、重要文化財にも使われる。
1日千回近く、酷使される漆カンナ。
今、これを作っているのは日本で唯1人しかいない。
青森・田子町。
鍛冶職人・中畑文利さん(72歳)。この道57年。
工房で2人が対になって、赤くなった鉄をたたいている。
向う鎚を務めるのは妻の和子さん(61歳)。和子さんは重さ6kgのハンマーを結婚以来30年、振り続けてきた。
鍛冶の仕事は厳しい父から受け継いた。
鍛冶職人・中畑さんは日本中の職人を支えている。
桑や草刈り鎌などの農機具、植木職人のハサミ、にんにくの芽を切る専用ナイフ、道路工事に使うドリルの刃先などを作っている。
依頼に合わせ様々なものを作ることで、その技に磨きをかけてきた。その技術の粋が詰まったのがこの漆カンナ。
昭和40年代、カンナ作りの中心は福井県だった。しかし、漆掻き職人の減少とともに残ったのはこの中畑さんの工房だけとなった。
がんとの闘い。
アウンの呼吸で鍛え上げられた鉄と鋼をこの独特な形に仕上げるのは中畑さん1人の仕事。
後継者がいない状態だ。
じじぃの感想
「アウンの呼吸で鍛え上げられた鉄と鋼をこの独特な形に仕上げるのは中畑さん1人の仕事。後継者がいない状態だ」
もともと、漆器はヨーロッパで日本の特産品と考えられていた。
漆カンナの後継者がいないと、日本(japan)の原点が無くなるような気がする。