じじぃの「未解決ファイル_238_ナノマシン」

[FIRST 成果紹介2014] 片岡 一則 (東京大学) Kazunori Kataoka 動画 YuTube
https://www.youtube.com/watch?v=Cj0qxL2YzDQ
竹内昌治〜かがやく先輩からのメッセージ〜:文部科学省 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=VunFDpwQl0c

光に反応するナノマシンを開発 2014/04/04 マイナビニュース
体内の病巣にたどり着いて的確に治療するナノマシンへの期待が高まっている。
全身投与が可能で、光が照射された標的の細胞に選択的に遺伝子や薬物を導入できる新世代のナノマシンの開発に、東京大学大学院工学系研究科の片岡一則教授と東京工業大学資源化学研究所の西山伸宏教授らが成功した。将来の体内病院を実現する新技術として注目されている。4月2日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/04/105/
ブロック共重合体の自己集合を基盤としたナノマシン創製
●片岡研究室
http://www.bmw.t.u-tokyo.ac.jp/research/research3.html
プライムニュース番外編SP 「再生医療大国に挑むサムライたち」 2014年12月31日 BSフジ
【ナビゲーター】佐々木紀彦(ジャーナリスト) 【インタビューゲスト】山中伸弥教授(京都大学)、岡野栄之教授(慶應義塾大学)、澤芳樹教授(大阪大学心臓血管外科)、武部貴則准教授(横浜市立大学医学部)、竹内昌治教授(東京大学生産技術研究所
激動の2014年も押し詰まったある日。日本の再生医療の最前線を担う碩学が一堂に会する催しが開かれた。研究成果を熱心に聞き入る聴衆は日本人と外国人がほぼ半々。潜入したカメラを向けてみると、誰もが知る日本の製薬会社の幹部だった。しかし、会場を一歩出るとそこは海外。誰が、何のためにこんな会合を開いたのか。
その謎を解き明かすため、取材班は国内に舞い戻り、出席していた超一流の学者の姿を追う。そこから見えてくる日本そして世界の、再生医療の現状と乗り越えるべき壁とは。
●竹内昌治教授(東京大学生産技術研究所
活気づく再生医療の世界は、異分野の才能も巻き込みつつある。
医学ではなく工学を専門とする竹内教授が取り組んでいるのは、細胞で立体構造を作るマイクロマシンなどを研究。
竹内教授、「再生医療への応用が期待される機械と生物の融合 機械と生き物を結び付けて、『生きたロボット』を作りたいんです」
特殊な技術で培養した人間の細胞に刺激を与えるとサイコロ型に立体化する「細胞折り紙」、「細胞ファイバー」が紹介された。
こうした技術を応用すれば、iPS細胞で血管や神経などを人工的に作れるのではないかというのが竹内教授の発想。
竹内教授は「機械工学と再生医療」、「立体細胞でできること」、「豚の筋肉を培養すると…」、「夢は『ヒト』を作ること」について語った。
http://www.bsfuji.tv/top/pub/primenews_2014_b.html
NHKスペシャル ネクストワールド 私たちの未来 「第2回 寿命はどこまで延びるのか」 2015年1月4日
【番組ナビゲーター】神木隆之介
第2回で取り上げるのは「人間の寿命」。
現在も1日5時間ずつ人間の寿命は延びている。30年後のネクストワールドでは、平均寿命は100歳にまで到達するとも言われている。
再生医療3Dプリンターを組み合わせた臓器の再生、人間の体内を動き回り、がん細胞を見つけ出し、抗がん剤を発射するナノマシン、どんな高難度の手術もミスなく行う手術ロボットの登場・・・。ワシントン大学ハーバード大学の研究者は、若返りの薬を研究している。人間なら誰しも抱く「若いまま、健康なまま年を取りたい」という夢が現実味を帯び始めているのだ。近未来ドラマでは、開発された若返りの薬をめぐる老夫婦の物語を描いていく。
ナノマシンの原料はポリマー。薬をポリマーが包み込む構造でピンポイントに攻撃する。臨床試験も始まっている。リガンドがセンサになり、がん細胞にのみ近づく。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0104/
1月4日 NHKスペシャル ネクストワールド 私たちの未来 「第2回 寿命はどこまで延びるのか」より
がん医療を根本から覆すといわれる革命的な方法が実現されようとしています。
開発を進める東京大学・片岡一則教授です。
「ここがナノマシンの製造現場です」
片岡教授が開発したのは、新兵器ナノマシン(Nano Machine)。
20万分の1mmという肉眼では到底見えない微粒子。原料はポリマー(高分子化合物)と呼ばれる超微細な高分子化合物。
このポリマーに薬をたらすと自動的にそれを包み込み、カプセル状の構造になるように設計されている。いわば、内部に大量の薬を搭載するミクロのロケットだ。
病をピンポイントに狙い撃ちします。
フラスコに赤い粉が入っている映像が出てきた。
この赤い粉1つ1つは通常の1000倍の濃度の抗がん剤を搭載したナノマシン。これだけで1兆の1万倍のナノマシンが入っています。
臨床試験もすでに始まっています。このナノマシンには副作用はほとんどありません。