じじぃの「人の生きざま_465_ダライ・ラマ14世」

中国でのチベット人虐殺! 信じ難い出来ごとが現実に起こっている。 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=dnzLEsOYRsk
日本人が知らない中国のチベット侵略 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=3noW-CqXtvk
ダライ・ラマ14世



スペイン裁判所、江沢民氏らを国際手配 チベットでの虐殺容疑 2014.02.11 CNN.co.jp
マドリード(CNN) スペインの全国管区裁判所は10日、中国の江沢民国家主席李鵬元首相ら元政権幹部5人を、チベットでの大量虐殺に関与したなどとして国際手配した。
http://www.cnn.co.jp/world/35043709.html
ダライ・ラマ14世 ウィキペディアWikipedia)より
ダライ・ラマ14世(1935年7月6日 - )は、第14代のダライ・ラマである。法名はテンジン・ギャツォ。
1935年、アムド地方(現在の青海省)の農家に生まれ、幼名をラモ・トンドゥプといった。4歳の時にダライ・ラマ14世として認定され、1940年に即位、1951年までチベットの君主の座に就いていたが、1959年にインドへ亡命して政治難民となり、インドのダラムシャーラーに樹立された中央チベット行政府(現「チベット人民機構」、通称「チベット亡命政府」)においてチベット国家元首を務めている。
亡命後は、法的には領する国土をもたない亡命政権の長という地位にありながら、世界中にちらばるチベット系民族に対して政教両面において指導的立場にある人物と目されている。また、欧米でもチベット仏教に関心のある人や複数の著名人の支持を得、ノーベル平和賞を受賞したことでその国際的影響力はさらなる広がりを見せており、中国は別として世界的にはチベットの政治と宗教を象徴する人物とみなされるようになった。

                          • -

『逆説の世界史1 古代エジプト中華帝国の興廃』 井沢元彦/著 小学館 2014年発行
チベットを弾圧する中国こそ侵略国家だ (一部抜粋しています)
第二次世界大戦が終わり、世界が新しい時代に入ったはずの1950年、中国の指導者毛沢東は悪辣な宗教指導者に支配されているチベット人民を解放すると称して、圧倒的な武力をもってチベット(Tibet)を支配し、元首とも言うべき法王ダライ・ラマ14世(1935年、在位1940年〜)はやむなくインドに移り亡命政権を樹立した。こうして中国とは宗教も文化もまったく違う独立国チベットは、中国の自治区として組み入れられてしまった。そして、中国共産党は不当な支配に反抗するチベットに対し、逮捕監禁拷問など中国本土以上の弾圧を行なっている。
特に問題なのは、漢民族の移住を積極的に奨励していることだ。チベット人は世界中に約600万人しかいない。数億人もいる漢民族チベット自治区に次々に移住させ、一方で、「宗教はアヘン」という共産主義的偏見でチベット文化を弾圧し続ければ、いずれチベット文化はこの丗から消滅してしまう。チベット人がいなくなり完全に「中国人」になってしまう。これこそが中国共産党の狙いでもある。そうすれば完全に中国に対するチベット人の反乱は根絶できるからだ。
これに対して、ライ・ラマ法王はあくまで非暴力による抵抗を説いている。だからこそチベットに残った若い僧侶は焼身自殺という、敵を一人も殺さないやり方で抗議している。もちろん中国政府によって広く世界に訴える手段をすべて奪われているからでもある。中国がチベットに対して今行っていることは、またイスラム教徒の多いウイグル自治区に対して行っていることは、かってナチス・ドイツが行ったエスニック・クレンジング(ethnic cleansing、民族浄化)に一番近いことだ。
中国は第二次世界大戦中に日本が南京でホロコースト(the Holocaust)を行なったという。虐殺行為がまったくなかったとは私も言わないが、植民地獲得戦争で行われる虐殺行為はホロコーストとは違う。ホロコーストとは、単に戦争中の虐殺行為だけではなく、平時においても一民族を消滅させるために組織的に行われたものであるからだ。日本軍の南京における行為は、あくまでも戦闘行為とそれに付随するもので、ホロコーストではない。しかし、「日本はそれをやった」と主張する中国が、現在この瞬間でもチベットで行なっていることは、ナチス・ドイツの行為に最も近いことと言えよう。
つまり、現在の中国は紛れもなくファシズム(fascism)の後継者なのである。