じじぃの「人の生きざま_461_GW・ブッシュ」

小泉元総理とブッシュ元大統領がエルビス・プレスリー記念館で踊る 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YITaVgJ8UBw
ブッシュ元大統領と小泉元総理

キリスト教」が左右する米国大統領選 2000年2月号 新宗教世界地図
昨年12月に行われた共和党のテレビ討論で、司会者に「最も尊敬する哲学者は?」と聞かれたブッシュは「キリスト」と答え、さらに「救世主キリストを受け入れれば、心も人生も変わる。それを私は経験した」と自らの“宗教体験”を説明した。民主党のゴアもそうだ。何らかの問題に直面すると「W.W.J.D?」と自問すると発言している。「W.W.J.D?」とは「What would Jesus do?(イエスであれば、どうされるだろうか)」の略語だ。
http://www.fsight.jp/6496
ジョージ・W・ブッシュ ウィキペディアWikipedia)より
ジョージ・ウォーカー・ブッシュ(En-us-George Walker Bush.ogg George Walker Bush, 1946年7月6日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。第46代テキサス州知事、第43代アメリカ合衆国大統領を歴任。
第41代アメリカ合衆国大統領ジョージ・H・W・ブッシュは父。またフロリダ州知事を務めたジェブ・ブッシュは次弟。ジョージ・P・ブッシュは甥(ジェブ・ブッシュの長男)。
【概要】
2001年9月に発生した同時多発テロ事件の後の同年10月に、ブッシュは世界的な「テロとの戦い」を発表して、アフガン侵攻でターリバーン政権を倒し、アルカーイダを壊滅させてオサマ・ビン・ラディンデッド・オア・アライブとして逮捕あるいは殺害することを命じた。2003年3月にブッシュはイラク侵攻を命じ、「イラク国際連合安全保障理事会決議1441に違反しており、戦争がアメリカ合衆国の保護のために必要だった」と主張した。

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アベノミクスの終焉』 服部茂幸/著 岩波新書 2014年発行
あとがき――政治のレトリックと経済の現実 (一部抜粋しています)
現在、日本にも世界にも様々な混沌が渦巻いている。そのすべてを政治家が作り出したとはいえないであろう。民主主義政権だけでなく、いかなる独裁政権といえども、それを支持する人々がいる。特定の政治家個人に日本と世界の混沌の責任を全部押しつけることはできないであろう。それでも、混沌から秩序を作り出す建築家とは違い、政治家は混沌をさらに大きくしているということはできるであろう。
例えば、9・11のテロの責任のすべてがブッシュ元大統領とその側近たちにあるとはいえないであろう。しかし、アフガニスタンイラクの戦争によって、彼らは混沌を拡大したということは確実にいえよう。けれども、2008年の世界的な危機は、混沌を拡大させる能力において、経済学者は政治家に劣らないことを明らかにした。
善と悪の二者択一を人々に迫ることによって、政治家は自らの正当性を示そうとしてきた。ブッシュ元大統領とその側近たちは、ブッシュ政権とテロリストの二者択一を迫ることによって、アフガニスタンイラクの戦争を正当化しようとした。2つの戦争に反対する人々はテロに加担しているのだといわんとしていた。
しかし、今となっては、ほとんどの人々は、2つの戦争はテロを拡散するだけだったということに賛同するであろう(もっとも、ブッシュ元大統領とその側近たちは、今でも誤りを認めていないそうである)。ブッシュかテロリストかという二者択一は偽りのものだった。
同様に、08年の危機が本当に生じるまで、バーナンキを始めアメリカ政策当局は、日本のような危機は生じないと主張し続けた。08年9月の世界の金融崩壊は、バーナンキの主張が完全に誤りであったことを示した。
もっとも、バーナンキアメリカ製剤を立て直すために、三度にわたる量的緩和政策を実地した。現在、アメリカは経済が回復し、失業率が低下したといわれている。しかし、本書ではアメリカの現役世代の就業率は、08年の危機によって急降下し、その後、ほとんど回復していないことを明らかにした。失業率の低下は、失業者が仕事を探すのをやめたという見かけの部分が大きいのである。逆に日本は、危機後の就業率の低下は小さく、アベノミクスが始まる以前から回復が始まっていた。今では就業率は危機前のピークを超えている。
バーナンキか日銀かという二者択一も偽りだった。