じじぃの「巨大台風が東京を襲う・広域避難に課題も・車で道路が渋滞!ニュース9」

フィリピン巨大台風の衝撃 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=n9pgvh5pGo4
堤防決壊!? 2009台風18号の恐怖 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UqKiAi8QIWY
荒川河川敷

クローズアップ現代 「フィリピン巨大台風の衝撃」 2013年11月18日 NHK
【キャスター】内多勝康 【ゲスト】坪木和久(名古屋大学 教授)
最大瞬間風速90メートルの猛烈な風。
風に飛ばされた木材は、コンクリートの壁を突き破りました。
さらに、段波(だんぱ)と呼ばれる現象が、高潮被害を拡大させていたことが分かってきました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3432_all.html
ニュースウオッチ9 2014年11月7日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
▽猛烈な台風が関東上陸の場合 広域避難に課題も
去年11月のフィリピンでの猛烈な台風による被害から、明日で1年になります。
同様の勢力の台風が関東に上陸し、東京都で江戸川や荒川が氾濫して広い範囲が浸水した場合には、自治体を越えた広域避難が必要になりますが、避難のしかたによっては、かえって被害の拡大につながるおそれがあるという結果が、専門家のシミュレーションでまとまりました。
災害時の避難が専門で群馬大学大学院の片田敏孝教授の研究グループは、中心の気圧が911ヘクトパスカルと台風が猛烈な勢力で関東に上陸し大規模な洪水が発生した場合に、避難のしかたによって被害にどのような差が出るか、コンピューターを使ったシミュレーションを行いました。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/
どうでもいい、じじぃの日記。
11/7、NHKニュースウオッチ9』を観た。
こんなことを言っていた。
【猛烈な台風が関東上陸の場合 広域避難に課題も】
去年11月のフィリピンでの猛烈な台風による被害から、明日で1年になります。
死者・行方不明者はおよそ7300人に上りました。この時、被害が大きくなった原因は猛烈な暴風と高潮でした。
私たち日本も決して無縁ではありません。
東京の海抜の低い地域を対象に専門家がシミュレーションを行なったところ、ややショッキングなデータが出ました。
シミュレーションでは、台風による大雨と高潮の影響で、東京都内を流れる荒川と江戸川の複数の場所で堤防が壊れて洪水が起き、流域の足立、葛飾、江戸川の3区の広い範囲が浸水して、浸水の深さは最大で4メートルに達するという想定で行われました。
その結果、これまで通りに川の水位が上昇した段階で避難勧告が出され、全体のおよそ7割が区内の避難所などに避難しようとした場合には、入れない人が相次ぎ、およそ22万人が洪水に巻き込まれる結果になりました。
自治体では新たな避難の対策を進めています。課題も出てきています。
避難に潜む”落とし穴”
荒川に接する東京・江戸川区は、約7割が満潮時の水位より低い土地です。
大規模な浸水に備え、体育館の位置を2階にするなど対策を進めています。
さらに、隣の千葉県・市川市と協定を結び、避難場所を提供してもらう広域避難の準備も進めています。
防災危機管理役所の課長、
「海抜ゼロメートル地帯がほとんど水没する事態が予想される場合、いち早く区外の安全な高台に避難していただく」
自分の住む区外へ全員が広域避難しようとすると、避難勧告の発表が同じタイミングでは、渋滞などで避難が間に合わず、逆に3倍近いおよそ65万人が洪水に巻き込まれるという結果が出ました。
一方、避難勧告を出すタイミングを24時間前まで早めたうえで、区の外へ広域避難する人を建物の1階と2階にいる人に限定し、交通規制なども行えば、その数は8分の1以下に減りました。
災害時の避難が専門の群馬大学大学院・片田敏孝教授、
「スーパー台風を想定した広域避難を検討することは緊急の課題だが、やり方を間違えると被害がもっと拡大してしまう。広域避難では自治体が連携し、あらかじめ避難計画を立てて避難させる必要がある。実現のためには市区町村だけでなく都道府県や国も加わって調整していくことが重要だ」
じじぃの感想
「海抜ゼロメートル地帯がほとんど水没する事態が予想される場合、いち早く区外の安全な高台に避難していただく」
巨大地震の場合と同じように、巨大台風で川の堤防が決壊した場合、パニック状態になり、車で道路が渋滞し、被害をさらに拡大させてしまう可能性があるのだそうだ。
巨大地震も恐いが、巨大台風も恐い。