じじぃの「人の生きざま_458_アンドリュー・ファイアー」

壇蜜の耳蜜 2014 07 14 飛べないテントウムシ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=FawYNqTPFQs
飛べないテントウムシ

  

生物農薬 RNA干渉 Google 検索
https://www.google.co.jp/search?rlz=1C1CHPO_jaJP580JP580&espv=2&biw=924&bih=588&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=NHlFVJm8IKTlmAXMg4CQAQ&ved=0CBwQsAQ&q=%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%BE%B2%E8%96%AC%20%E7%94%BB%E5%83%8F#tbm=isch&q=%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%BE%B2%E8%96%AC+RNA%E5%B9%B2%E6%B8%89
サイエンスZERO 「夢の生物農薬“飛ばないテントウムシ”」 2014年10月19日 NHK Eテレ
【司会】竹内薫南沢奈央江崎史恵 【ゲスト】矢野栄二 (近畿大学教授)
今年6月、テントウムシの幼虫が農薬として発売されました。
害虫のアブラムシを大量に食べる「生物農薬」です。しかも成虫になっても飛ぼうとしない特別なテントウムシなので、散布した畑でどんどんアブラムシを食べてくれます。その実現にはちょっと変わったテクニックが使われていました。他にも、RNA干渉というハイテクを使った方法や、高校生がローテクでやってのけた、飛べないテントウムシ実現への取り組みを紹介します。
飛べないテントウムシを人工的に作り出すことに名古屋大学の研究グループが成功した。
研究グループの新美輝幸さんらは、RNA干渉という手法で、ベスティジアル遺伝子の働きを抑えるリボ核酸RNA)を作成。テントウムシの幼虫に注射すると、羽の形成に必要なたんぱく質がつくられず、さなぎから脱皮するとごく小さな羽しかない成虫になることを確かめた。羽が小さすぎて飛べない以外は行動に異常はなく、アブラムシも食べるという。RNA干渉は遺伝子を操作していないため、このテントウムシの子どもは正常に羽がつくられる。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp481.html
アビガン錠(ファビピラビル)がエボラ出血熱の治療薬に!? 2014-08-12 薬剤師の脳みそ
富士フィルムグループ 富山化学工業の新インフルエンザ治療薬アビガン(一般名:ファビピラビル)。
アビガン錠ことファビピラビルは、RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤です。
RNAウイルスの増殖に深く関るRNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することにより、インフルエンザウイルスなどのRNAウイルスの増殖を抑制します。
アビガン(ファビピラビル)はどのような機序でエボラの治療に効果を発揮するのでしょうか?
その作用機序はインフルエンザウイルスに対する作用と同じです。
http://pharmacist.hatenablog.com/entry/2014/08/12/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%AC%E3%83%B3%E9%8C%A0%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%93%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB%EF%BC%89%E3%81%8C%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1%E3%81%AE
アンドリュー・ファイアー ウィキペディアWikipedia)より
アンドリュー・Z・ファイアー(Andrew Z. Fire、1959年4月27日 - )はアメリカの生物学者である。RNA干渉の発見により、マサチューセッツ大学医学部のクレイグ・メロー教授と共に2006年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。2012年現在は、スタンフォード大学医学部病理学および遺伝学の教授。

                                • -

『現代科学の大発明・大発見50』 大宮信光/著 サイエンス・アイ新書 2012年発行
RNA干渉の発見 ファイアー、メロー (一部抜粋しています)
セントラルドグマは20世紀末までに広く知られるようになった。さらに分断された遺伝情報がRNAスプライシングによって再編される仕組みが判明した。ところが1998年、「RNA干渉」の発見が、それまでの、”情報伝達分子としてのRNA”という既成概念そのものを大きく見直すきっかけとなる。RNA干渉は、細胞の中にわずかに存在する小さな分子の2本鎖RNAのある部分が1本にほどけてmRNAに取りつくと、遺伝子の発現を抑制する現象である。ウイルス感染に対する防御機構やゲノム上を動き回るトランスポゾンを抑制するなど、生体内のさまざまな局面で重要な役割をになうように進化してきたと考えられるようになった。
トランスポゾンが活発に転移すると、ゲノム上のさまざまな箇所にトランスポゾンによる欠失や挿入が起き、ゲノムが不安定化して遺伝子の突然変異や染色体異常が誘発されてしまう。それでは困るので、RNA干渉がトランスポゾンの転移を抑制する。
RNA干渉は、米国のアンドリュー・ファイアーとクレイグ・メローの2人が発見し、2006年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことで、いかに画期的かがうかがわれる。