じじぃの「フリーメーソンはソロモンの神殿を造った石工の末裔?神秘学マニア」

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フリーメイソンダビデの星

フリーメーソン エジプト ソロモン王 Google 検索
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『神秘学マニア―荒俣宏コレクション』 荒俣宏/著 集英社 1994年発行
魔都トリノを探検する (一部抜粋しています)
19世紀のイタリアほど、フリーメーソンの活動が活発だった土地は、南ヨーロッパにはない。上流階級の多くがメーソンの成員で、ガリバルディのイタリア統一にあたっては、バチカンの影響を排除して重要な活躍を果した。またガリバルディ自身もメーソンであり、それまで2つに分裂していたイギリス系とエジプト系メーソンの両方の首領となった。そして両方を統合し、新たにメンフィス系と呼ばれるイタリアン・メーソンを形成した。フランスやアメリカ合衆国と同じく、イタリアでも、国の統一と独立あるいは革命をなしとげた原動力は、フリーメーソンの信条<自由・平等・博愛>と、その莫大な財力だったのである。
このフリーメーソンがオカルトや魔術にかかわりがあると信じられている根拠が、ふたつほどある。ひとつはその儀式と特別な記号(シンボル)表現とが非公開になっている点だ。そのために、彼は黒ミサの実践者とも誤解された。
また、もうひとつの理由は、かれらの行動に騎士団的な宗教性と結社性とがあることだ。その団結は絶対であり、親方――徒弟といった身分関係もまた騎士的なのだ。
だから、トリノで活動したマルタ騎士団や、さらに有名なテンプル騎士団の伝統が、より一層近代的で、しかもブルジョアジーと知識人を魅きつけたフリーメーソン運動に流れ込んでいる点は、たしかだろう。どちらも反バチカンの立場にいることも共通している。したがって、カトリック陣営からいわせれば、メーソンは邪教に溺れた徒、ということにもなる。
「グラン・マードレの2つの女神像の意味は聞いただろう? それなら。もっとシンボリックなフリーメーソン建築も見せてあげよう」
デル・セッテ氏は、われわれの路上観察学と同じ活動を、トリノで展開している。こういう怪しげなモニュメントのことを実によく調査していた。
連れていかれたのは、ソルフェーリア広場にある<アンジェリカの噴水>と呼ばれる噴水である。この泉はフリーメーソンの秘儀に則り、あらゆる象徴をちりばめて造られている。
これを造らせたのはピエトロ・バニョッティという市の有力者で、かれもまたフリーメーソンであった。母アンジェリカの死を悼み、彼女が永眠する魔法の神殿を意図して作られたものだが、最初の設計どおりに造られなかったため、未来宿されるはずだった魔力のほとんどが失われたという。しかし、フリーメーソン的秘密の象徴のいくつかは残されていた。
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われわれはしばらく、フリーメーソン独特の、こうした秘儀的記号コミュニケーションについて言葉を交わしあった。シンボルが完璧に実現された建物が宇宙や神殿と同等の力を発揮し、魂を守護するという発想はおもしろい。しかし、この噴水には、もっと注目しなければいけない要素がある。小柄なデル・セッテが、もう10時を回ったのに、まだ暮れなずんでいる広場に立って、われわれにささやきかけた。
「いいかい、ここは古代エジプトの秘儀が隠されてもいるんだよ」
古代エジプト
ぼくは胸を衝(つ)かれて、デル・セッテを見た。実はフリーメーソンたちが心に描く秘儀の故郷こそ、エジプトだったのだ。
そもそもフリーメーソンは、神話上の開祖をヒラムという古代の石工に置いている。ヒラムはエジプト王に使える石工の親方で、ソロモン王の神殿を築いた人物とされる。かれは同時に古代エジプトの神トートやカーから伝えられた神の叡知の保持者でもあった。
したがって18世紀の大陸系フリーメーソンは、ことさら古代エジプトへの憧れを強めた。近代フリーメーソンは18世紀初頭にイギリスで生まれた結社だが、これにエジプトの秘儀を混ぜこみ、<ミスライム>と呼ばれる別系統の秘儀をもつ大陸系メーソンを組織したのは、あの稀代の山師といわれたカリオストロだった。
ここから始まったフリーメーソンのエジプト憧憬は、ついにメーソンの一員だったナポレオンを刺激し、有名なエジプト遠征へと向かわせたという。ナポレオンはエジプトで遺跡を調査し、フリーメーソンの起源に迫ろうとしたらしい。ついでに、そこで発掘されたのが、ロゼッタストーンだったのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
少し古い本だが、『神秘学マニア―荒俣宏コレクション』を見ていたら、「フリーメーソン」が出てきた。
「そもそもフリーメーソンは、神話上の開祖をヒラムという古代の石工に置いている。ヒラムはエジプト王に使える石工の親方で、ソロモン王の神殿を築いた人物とされる。かれは同時に古代エジプトの神トートやカーから伝えられた神の叡知の保持者でもあった」
一般的な歴史書フリーメーソンが登場することはほとんどない。
しかし、フリーメーソンから歴史を紐解くと、歴史上の人物が続々登場する。
フリーメーソンはソロモンの神殿を造った石工の末裔なんだそうだ。