じじぃの「包丁職人VS福田刃物工業・鉄で鉄を切る・勝つのはどっちだ!激突・凄ワザ」

五右衛門

刃物対決 鉄パイプの切り口

【匠】平泰明 紹介|盛弘鍛冶工場オンラインショップ
匠紹介 匠の技が、包丁にいのちを宿す
http://e-houcho.net/?tid=2&mode=f2
機械刃物 工業用機械刃物 粉砕刃 破砕刃 断裁包丁の製造 福田刃物工業株式会社
http://www.fukuda-web.co.jp/
超絶 凄(すご)ワザ!「前人未到の“切れ味”を目指せ」 2014年4月29日 NHK
【司会】千原ジュニア、池田伸子
ある道を極めた技術者、職人が超絶品質のものづくりに挑む「超絶淒ワザ!刃物対決(後編)」。
鉄を一刀両断にする刃物を目指し、日本刀の製法を受け継ぐ包丁職人(平泰明さん)と工業用刃物メーカーの技術者集団が真剣勝負!スパッと鉄を斬る「斬鉄剣」のような刃物ができれば、生産現場に革命が起こるといわれる。この難題を前に、両者がプライドを賭け、互いの「淒ワザ」を繰り出す。孤高の包丁職人と刃物の技術者集団、勝つのはどっちだ!
http://www4.nhk.or.jp/sugowaza/3/
4/29、再放送だったが、NHK 超絶 凄ワザ! 「前人未到の“切れ味”を目指せ」を観た。
福岡県八女市の盛弘鍛冶工場包丁職人 平泰明さんの包丁はバイヤーを集めた展示会で注目の的で、注文してから3ヵ月待たないと入手出来ないという人気だ。
一方、岐阜県関市の福田刃物工業は紙を裁断する刃物を得意とし、出版物など大量の刃物を切るメーカーとしては国内トップシェア、お札を裁断する刃物も作っている。
ギロチン台のような試験機の上に刃物を設置し、下には鉄パイプを置く。
こんなことを言っていた。最後のみ。
●包丁職人の刃物
真っ二つに切断した。
平さん、(切断面を見て)「形状としては、満足です」
鉄パイプに切り込む瞬間。刃の先端が欠けたものの、切り抜いた。刃物の持つしなやかさが衝撃に耐えたのだ。
●超絶刃物パワーチームの刃物
真っ二つに切断した。
千原、「刃は欠けませんでしたね!」
割れる恐れのあった超硬合金の刃は鉄パイプをほぼ一直線に切り抜いた。
両者、切りました。ここからは画像判定に入ります。
鉄パイプの切り口を拡大した形でより詳細に分析を行う。縦/横の比率を割り出す。この値が1に近ければ勝ちだ。
判定は長岡技術科学大学 永澤茂教授が行う。
勝のは炎の包丁職人か、工業用の刃物メーカーか?
超絶刃物パワーチーム = 0.69
平泰明さん = 0.88
判定は炎の包丁職人 平さんの勝ち。
平の方が鉄パイプの丸い形を保っていた。ただし、切り口を見るとパワーチームの方がなめらかだ。
対決から5日後、
平さん、「切り口を鮮やかに切りたかったですね。それだけが心残りです」
一方、福田刃物工業はこの対決の後、報告会を開いた。
パワーチームのリーダー、(対決に使って刃物を手にして)「ほぼ、無傷です。一番(鉄を切るのに)向いていないだろうと思われていた硬くて非常にもろい超硬合金に挑戦して切断に成功したということは、たぶん業界に相当の衝撃を与えると思うし、先入観とか既成概念を捨てることを改めて学びました」
じじぃの感想
「業界に相当の衝撃を与えると思うし、先入観とか既成概念を捨てることを改めて学びました」
よく刀で竹を切るというのをやっているが、鉄で鉄を切る。まさか、と思って見た。
ルパン三世」で五右衛門が車を真っ二つに切るような感じだった。