じじぃの「人の死にざま_1246_シヴァージー」

シヴァージー - あのひと検索 SPYSEE
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Chatrapati Shivaji (1952) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=dSazwNFu-3c
King Shivaji And Shambaji Confronts Aurangzeb (with english subtitle) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=yYpxKKjyCSM
シヴァージー ウィキペディアWikipedia)より
チャトラパティ・シヴァージー(Shivaji、本名:Chhatrapati Shivaji Raje Bhosle、1627年2月19日 - 1680年4月3日)は、インドのマラータ王国の建国者。
1627年、チャトラパティ・シヴァージー(Chhatrapati Shivaji)は、マラータ族のリーダーであるシャーハジー・ボーンスレーの息子として生まれた。国をもたず、インドのデカン高原を中心に分散していたマラータ族をまとめ、ヒンズー教を一族の精神的支柱とした。

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『世界史の叡智 - 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』 本村凌二/著 中央公論新社 2013年発行
シヴァージー ヒンズー・ナショナリズムの英雄 (一部抜粋しています)
かって東アジアの人々に天竺(てんじく)とあがめられたのがインドである。仏教発祥の地であり、7世紀の唐の僧、玄奘が仏典を求めてひそかにその地を巡歴したことはあまりにも名高い。ところが、今日ではインドの仏教徒は700万人ほどしかなく、全人口の1%にも満たないという。
もちろんインド人の大半はヒンズー教を信仰する。仏教よりも古いバラモン教に由来し、民間信仰の神々も取り入れられているから、インド人の心に深くしみいる宗教なのである。多神教に共感しやすい日本人だが、ヒンズー教カースト制度という身分差別の社会秩序などと結びついているせいか、一神教よりもわかりづらいところもある。
ところで、インドも10世紀ごろになると、血気盛んなイスラム勢力の侵入に脅かされるのだが、ムスリムに転向するインド人も少なくなかった。16世紀後半には、イスラム系のムガール帝国の支配は北インド全域におよび、17世紀には最盛期をむかえている。
当たり前のことだが、外部勢力がのさばっていれば、先住の人々がそれをいつまでも快く思うわけがない。イスラム系諸王朝の覇権を、よそ者の横柄と感じる心情が頭をもたげるのは当然だった。
イスラムの先陣をきったのはインドの中央をしめるデカン高原各地の豪族である。彼らは郷主とよばれ、それぞれが1000人ほどの兵力をもつ。なかでも北西部の山岳地を拠点とするシヴァージーは周辺の郷主たちを集結し、独立政権を樹立しようと動き出す。
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シヴァージーは仲間の郷主たちと「ヒンズーの自分たちの国」をつくることを誓い合う。この動向に気づいた南のイスラム勢力は、1659年、大軍をもって征伐に向かった。このときシヴァージーは単身で敵将と会見し、隠し持っていた短刀で相手を刺し殺したという。
このような攻勢を、ムガール帝国が黙っているわけがなかった。シヴァージーはまだムガール軍と真正面で対陣する戦力を備えておらず、ムガール黄帝アウラングゼーブに恭順の意を示すために、帝国の首都に赴き、皇帝に謁見した。だが、皇帝には冷たくあしらわれ、あげくの果てに城内に軟禁されてしまう。身に迫る危険を感じたシヴァージーは洗濯物の籠に隠れて脱出に成功し、追っ手を逃れてデカンに戻った。
その後、ムガール軍と戦ったり和平したりしながら、シヴァージーは着実に領土を広げた。1674年、ヒンズーの古式にのっとり、即位の儀式を受ける。近代世界におけるヒンズー独立国家マラータ王国の誕生である。

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