じじぃの「人の生きざま_310_埴・沙萠」

埴沙萠 - あのひと検索 SPYSEE
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キノコ 画像
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埴沙萠のエコロジー
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NHKスペシャル 「足元の小宇宙〜生命を見つめる 植物写真家〜」 2013年7月6日
【語り】中嶋朋子 【朗読】野島健児 【主演】埴沙萠(植物写真家)
私たちの周りのなにげない自然の中には、数えきれないほどの小さな命がひしめいている。
余分な水分を排出し、宝石をまとったように輝く草の葉。湿度の変化によって、小さな人形のように踊り出すツクシの胞子。機械のような精密さで遠くに種を飛ばす草花。そして、美しく幻想的に舞うキノコの胞子。その尊い植物の営みを撮り続けるのが、植物写真家の埴沙萠(はにしゃぼう)さん、82歳。
群馬県にある自宅周辺の山里で、はいつくばって、寝転がって、私たちでは到底気づかない極小の命を次々と発見していく。埴さんのレンズを通すと、一見地味な植物の風景が、躍動感あふれる驚きの世界へと変わる。
埴さんは、「動かない植物が動く瞬間」をとらえたいと、75歳になってから、写真だけではなく映像の撮影も行っている。長年、挑戦し続けてきたのが、植物の葉から無数の水滴があふれ出る映像だ。昨年、満足できる映像が撮影できず、82歳の今年も挑戦を続けている。春夏秋冬、1年を通して見つめる、ため息の出るような美しい植物たちの姿や、思わず笑ってしまうユニークな仕草。
4月29日に放送し、大きな反響を呼んだ特集番組に、最新の映像を加えて、珠玉の映像で小さな命の尊さに迫る。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0706/
7月6日 NHKスペシャル 「足元の小宇宙〜生命を見つめる 植物写真家〜」より
植物写真家の埴沙萠さん、82歳。
埴さんのレンズを通すと、ありふれた身近な植物が驚きの姿を見せ始めます。
野原に寝転がって、カメラを手に植物をパシャ、パシャと撮っている埴さん。
この小さな花、よ〜く見てみると、あっ、ケムリ(胞子が舞う)だ。え〜、タケノコがアセ(余分な水分を排出)かいている。実からポンと飛び出すタネ。じっとして動かないと思っていた植物たちが、こんなにエネルギッシュだったなんて。
一日中、小さな生命の輝きを見つめる埴さんの眼差し。
埴さん、「楽しいことばかりだよ。世の中は。何もないようでもね。見方によって、よく見るといろんなものが見えてきてね」
群馬県みなかみ町
家の中でパソコンに向い、花の画像を見ている埴さん。毎日、その日出会った植物の写真に言葉を添えて載せています。
タンポポと青空
タンポポは青空がすきですね。青空にむかって花を開いています。埴沙萠も地面に寝ころんで、タンポポといっしょに青空を見あげました。
アジサイの葉の上で
アジサイの葉にやどる雨はアジサイ色。カタツムリの子が花びらのまるい雨をなめにやってくる。カエルの子がぴよんとはねる。水玉がゆれる。
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埴さんの眼差しは多くの共感を呼び、これまで30冊を超える図鑑や写真集が出版されました。
そんな埴さんを支え続けてきた人がいます。妻の雅子さんです。
埴さんが写真家になった当初は収入が安定せず、苦労の連続だったといいます。
雅子さん、「最初、一緒になって子供ができて、どう育てたらと、なんとか生きてこれました」
埴さん、「一銭もなくたって同じ。人生は人生だよ」
雅子さん、「でも、好きなことがあるってことは、いいことだなあと思ってね。終わりがないというか」
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埴沙萠 Google 検索
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