じじぃの「人の死にざま_1232_B・マクリントック」

バーバラ・マクリントック - あのひと検索 SPYSEE
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Barbara McClintock 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gq5LAaEw4sQ
The Dynamic Genome: Unintelligent Design 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9FhuKV_F8P0
バーバラ・マクリントック ウィキペディアWikipedia)より
バーバラ・マクリントック(Barbara McClintock, 1902年6月16日 - 1992年9月2日)はアメリカ合衆国の植物学者。トウモロコシを用いた染色体の研究で知られる。トランスポゾンの発見により1983年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。

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『現代化学の大発明・大発見50』 大宮信光/著 サイエンス・アイ新書 2012年発行
トランスポゾンの発見 マクリントック (一部抜粋しています)
米国の女性科学者バーバラ・マクリントックが「染色体上で動く遺伝子」の概念を世界で初めて発表したのは、1951年の夏のことであった。しかし、それはあまりにも時代に先んじており、生物学会で発表しても相手にされなかった。しかもバーバラの発表があった翌々年の1953年、20世紀最大の発見の1つがなされ、一挙に分子生物学に世界の脚光が集まる大事件が起きた。クリックとワトソンによるDNAの二重らせんの発見だ。DNAの構造が発見されると、遺伝情報はDNAからRNAへ、そしてタンパク質へと一方向へに流れるだけで逆方向には流れないとする”セントラルドグマ”が広く受け入れられ、信じられるようになった。ところがバーバラの主張は、そのセントラルドグマに真っ向から逆らうものだった。
バーバラは「染色体上の遺伝子がほかの遺伝子の調節を受けて別の場所に飛び散る」と主張する。すると、DNAは自律的に変化し、しかも環境の影響を受ける可能性さえできてしまう。一方、セントラルドグマでは、遺伝子のDNAは二重らせんの連鎖の中できっちり位置づけられ、隣近所との間で身動きならず、びっしりと連なっているはずだ。このためバーバラは、時代の流れに取り残された人間とみなされるようになった。
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1960年代の終わりには、特定の遺伝子が染色体上のある位置から別の位置にジャンプすることが実証された。このジャンプする遺伝子は「トランスポゾン」と名づけられた。バーバラがトランスポゾンの存在を現象を追って発見していた時代は、研究設備も光学顕微鏡だけしかなく、遺伝物質の実体がDNAであることが証明される以前であり、彼女のあまりにも先駆的な学説は、激しく発展する分子生物学者たちの目から時代遅れで古いとしかみなされなかった。だが、いささか皮肉にもその分子生物学の技術の発展によって実体としてその存在が証明され、1983年になってノーベル生理学・医学賞を授けられた。バーバラはすでに81歳になっていたが、受賞を聞いたあと、いつものようにフィールドにしていたインディアンコーンの畑にかえっていったそうだ。

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