じじぃの「好きなコメンテーター・ランキング!批判だけするエラい人の正体」

池上彰 緊急スペシャル「安倍政権大研究」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=5gZpNUjtxd0
竹田圭吾 「卓球女子団体銀メダルに感動」 ロンドンオリンピック 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VRYfFKX9ZAk
20101226 手嶋龍一 動画 YouTube
http://www.dailymotion.com/video/xgbqqe_20101226-%E6%89%8B%E5%B6%8B%E9%BE%8D%E4%B8%80_news
『テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体』 中野雅至 中公新書ラクレ 2013年発行
コメンテーターの「技術」と「能力」 (一部抜粋しています)
コメンテーターの実力はどうやって判断すればいいでしょうか? 名前の通り、コメント力がすべてですから、テレビを見ればその実力は即座にわかる。その意味では、コメンテーターの実力は視聴者の人気投票で測るのが基本でしょう。時折、視聴者が選ぶコメンテーターランキングのようなものが公表されていますが、それで上位にいる人がベストコメンテーターということになります。
「好きなコメンテーター」ランキングの推移 オリコン調べ
2010年
 1位.池上彰
 2位.マツコ・デラックス
 3位.テリー伊藤
 4位.デーブ・スペクター
 5位.辛坊治郎
 6位.森永卓郎
 7位.ビートたけし
 8位.宮崎哲弥
 9位.眞鍋かをり
10位.やくみつる
2007年
 1位.テリー伊藤
 2位.デープ・スペクター
 3位.眞鍋かをり
 4位.室井佑月
 5位.宮崎哲弥
 6位.高木三保
 7位.ピーコ
 8位.鳥越俊太郎
 9位.勝谷誠彦
10位.マツコ・デラックス
それはさておき、私は考えるコメンテーターの実力は①基礎体力、②知力、③話術、④反射神経の4点から成り立っています。
①基礎体力――「知識・教養」「経験」「信念」「情報量」
A「知識・教養」、B「経験」、C「信念」、D「情報量」の4つはコメンテーターの基礎体力そのものです。この4つのどれかがないと、コメンテーターとして生き残るのは非常に厳しい。仮に奇抜なコメントで一時期的にウケることがあっても、長続きしないでしょう。
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討論番組のように、MCやコンテンツ中心の番組ではなく、コメンテーター中心の番組では、矛盾するようですけど、「空気を読む」だけではアピールできません。
たとえば、テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」「朝まで生テレビ!」などは政治や経済、社会問題をめぐって何人かのコメンテーターが激論を交わします。それぞれの話題を説明するためにVTRなどが流れますが、それほどの量があるわけではなく、番組はコメンテーターのトークや議論を中心に構成されます。それゆえにコメンテーターが花形になれる可能性があります。
実際、こういう討論番組で著名になるコメンテーターは沢山います。独特の語り口、異彩を放つ風貌などなど、討論番組の個性はコメンテーターが著名になっていくのは誰でも知っていると思います。
ただし、わずか数年ですが、テレビに出演させてもらって思うことは、個性派コメンテーターへの道は容易ではないということです。なぜなら、個性派になれるかどうかはその人自身の才能に大きく依存するからです。努力だけで著名なコメンテーターにはなれないでしょう。私ごときでは無理なのです。
それではどういう才能が必要なのか? 空気を読む力、滑舌の良さ、ルックス、華麗な前歴……さまざまな要素があるのですが、やはり芸能人と同様に「オーラ」があるかどうか、スタジオを支配する力があるかどうかということだと思います。
その人が話す出すと、何とはなく共演者だけでなくスタジオにいるスタッフも聞き入ってしまうというコメンテーターがいます。こういう人こそオーラがある人であり、スタジオ全体を支配できる人です。

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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館の中で新刊書コーナーを覗いてみたら、中野雅至著『テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体』という本があった。
パラパラ、本をめくってみたら、「好きなコメンテーター」ランキングの推移が2007年から2010年まで各年のトップ10が載っている。
テリー伊藤とデープ・スペクターがずっと上位にランキングされている。
マツコ・デラックスは名前だけは知っていたが、こんなにいつもランキングされているのに驚いた。
意外だったのは池上彰の名前が2009年までに無く、2010年にいきなり、ランキングに上がり、しかもトップなことだ。
しかし、顔ぶれを見て見ると、ずいぶんと多様な人たちだ。
「その人が話す出すと、何とはなく共演者だけでなくスタジオにいるスタッフも聞き入ってしまうというコメンテーターがいます。こういう人こそオーラがある人であり、スタジオ全体を支配できる人です」
じじぃが選ぶとすれば、池上彰竹田圭吾、手嶋龍一、立花隆、村山斉、渡部潤一だろうか。(立花氏、村山氏、渡部氏等は NHKクローズアップ現代」に時々出てくる)
単に面白い、というより、こんな見方もあるのか、と思う人の話はまた聞いてみたいと思う。