じじぃの「検証・混合診療拡大へ・まず抗がん剤から・メリットは?デメリットは?ひるおび」

混合診療」解禁問題 抗がん剤から事実上の適用範囲拡大へ(13/06/11) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=nkJN5jTU-hU
日本の医療制度はすばらしい 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=_5ZkVgbXzRQ
保険診療保険外診療の併用について 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/heiyou.html
プライムニュース 「日本医師会・横倉会長 医療改革阻む岩盤とは 大病院初診料1万円?」 (追加) 2013年9月4日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】秋葉賢也(厚生労働副大臣)、横倉義武(日本医師会長)
消費税増税社会保障制度改革、TPPと、今、決断の時を迎えている安倍政権。特に経済成長に向けた規制緩和は、首相の肝いりだ。
しかし、日本医師会は医薬品の高騰や医療格差が生じる可能性など、懸念を示している。また、膨らみ続ける医療費への対策は喫緊の課題だ。従来の医療制度が疲弊し見直しが迫られる中で、制度改革や規制緩和はどうあるべきなのか。日本の医療の今後を考える。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130904_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130904_1
混合診療拡大へ…抗がん剤からと規制改革に明記 2013年6月12日 読売新聞
政府が14日に閣議決定する規制改革の実施計画に、保険診療保険外診療を併用する「混合診療」の推進について、「今秋をメドに抗がん剤から開始する」などと明記することが12日、分かった。
保険診療自由診療の併用で負担を軽減することで、先進的な治療を受けやすくするほか、混合診療の将来的な拡大につなげる狙いがある。
保険が適用され、自己負担が少なくて済む保険診療と、自己負担が大きい保険外診療の組み合わせは、現行では一部の例外を除いて禁止されており、併用した場合は保険診療分も含め、全額が自己負担となる。
混合診療の対象と認定されるには審査が必要となる。実施計画では混合診療の対象となるかの判定を迅速に下すため、外部機関による専門家評価体制を新たに創設し、1件あたり半年以上かかる審査期間の短縮も求める。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130612-OYT1T00706.htm?from=ylist
ひるおび! 特集「検証 “混合診療”拡大へ?メリットは?デメリットは?」 2013年6月13日 TBS
【司会】恵俊彰 【出演】室井佑月斎藤哲也八代英輝北野大、その他 【コメンテーター】牧嶋博子、森田豊
http://www.tbs.co.jp/hiru-obi/
どうでもいい、じじぃの日記。
6/13、TBS 『ひるおび!』で「検証 “混合診療”拡大へ?メリットは?デメリットは?」を観た。
こんなことを言っていた。
大きなボードに「混合診療 今秋に拡大 まず抗がん剤」と拡大表示された新聞の見出しが書かれている。
恵、 「混合診療 今秋に拡大 まず抗がん剤。いったいどういうことでしょうか?」
昨日行われた産業競争力会議。政府はここで「アベノミクス 第3の矢」、成長戦略をまとめました。明日にでも閣議決定する方針です。
安倍首相、「医療の分野では最新の医療技術を利用しようとすると、全額自己負担になる。いわゆる、混合診療の問題について、ご指摘いただきました。・・・」
検証 “混合診療”拡大へ? 医療はどう変わる?
恵、 「医療には『保険診療』と『自由診療』があります。この2つの併用は原則として認められていません。ところが、混合診療というのは保険診療自由診療を併用すりものです」
           保険診療       自由診療
現在        1万円         1万円       →  2万円

                                                                                                                        • -

混合診療(1)  1万円(3000円)  1万円      →  1万3000円
     ↓ (将来 ?)
混合診療(2)   1万円(3000円)   1万円(3000円) →  6000円
恵、 「現在、保険診療を受けました。その後、同じ病院で自由診療を受けました。そしたら、併用が認められていないから、1万円+1万円=2万円払う。でも、混合診療(1)では保険適用で3000円、合わせて1万3000円です。これを見たら、いいことのような気がします。何が問題なのでしょうか?」
斎藤、「たとえば、がんを患って入院した場合、平均70万円かかります。保険適用(3割)で21万円。自由診療で未承認の抗がん剤治療50万円を受けた場合、21万円+50万円=71万円と思いきや、保険診療自由診療は併用できないので合計120万円、自己負担になるというのが現在のルールなんです。混合診療になると、71万円なので49万円安くなるので、助かります」
森田、「短期的にはいいかもしれない。お金も少なくて済むし、選択肢が増えるし、1つの病院で混合診療が受けられる。でも、長い目で見るとデメリットになる」
八代、「病院が自由診療しかしなくなるような気がする。もうけが自由診療が大きいから」
恵、 「病院が保険診療をやらないで、最初から自由診療の方にもっていくとか」
室井、「貧しい人たちは医療を受けられなくなっていくかも」
八代、「TPPが入ってくると、アメリカの治療法が入ってくるわけだけど、基本的にそれが全部自由診療なんです。お金のある人しか高度な治療は受けられなくなる」
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斎藤、「保険診療の併用が例外的に認められる制度がどういうものかというと、『保険外併用療養費制度』といって、現在認められているのが107件です。1件の認定にかかる期間が6〜7ヵ月かかります、これも保険診療にするより自由診療にもっていった方がいいという人が出てくるかもしれない」
森田、「一番問題になるのは医療格差問題です。今の医療制度ではどこでも、誰でも、同じ医療が受けられる。払うお金もほとんど変わらない。でも、自由診療が盛んになってしまうとお金のある人だけがいい診療を受けられるという可能性がある」
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じじぃの感想
「貧しい人たちは医療を受けられなくなっていくかも」
困ります。
そういえば、「金さえあればなんでもできる」
と言っていた人がいました。