じじぃの「救急搬送死問題・たらい回しの真相は・拒否か不能か?ニュース9」

全国初 救急クリニック 1 川越救急クリニック 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=1pn5dGnrVzw
たらい回しにされる電話呼び出し [着ネタコール] 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=DoqCurDvo1Q
情報ライブ ミヤネ屋 (追加) 2014年3月25日 日本テレビ
【司会】宮根誠司川田裕美
医師の上原淳は埼玉・川越市で「川越救急クリニック」を営む。時間外診療も受け付けており、元日から玄関に治療を求める患者が並ぶ。埼玉県では患者のたらい回しが常態化しており、軽症患者の受け入れに特化したクリニックを作ろうと一念発起してクリニックを開業したという。
2人目の医師が青森からやってきて2人体制になったことで、都道府県知事が指定する病院である“救急告示病院”になった。
上原院長、「日本を良い国にしたい」。
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
news every 2013年11月5日 日本テレビ
医師一人の救急ER
●「救急医療のために・・・」 密着!夜間専門の“ER”
川越救急クリニックの上原淳院長は医学部卒業後麻酔医となり、埼玉県・高度救命センターに8年間勤務した。
そのときの経験から患者の受け入れ問題についてなんとかしたいという思いで行動を起こした。
上原淳院長、「原動力の一つは患者からの感謝の言葉や救急隊から安心できるという評価をもらうこと」。
◎診察時間:16:00〜22:00(事前に電話すれば翌朝9:00まで対応してくれます)
◎定休日:不定
◎HP:http://kawagoeerc.jimdo.com
NHKプロフェッショナル 「命の前で、謙虚であれ ER専門医・林寛之」 2013年9月30日
救急搬送の際の、いわゆる「たらい回し」を減らすことに貢献し全国的な注目を集める医師がいる。福井大学付属病院のER専門医・林寛之(51歳)だ。 一見、ただの腹痛に見える患者も、その陰に重篤な疾病が隠されていることがある。
林率いる福井大学医学部附属病院のER(救急医療チーム)は、年間2万人の救急患者を受け入れる。突然のけがや病気に見舞われた患者の多くは、混乱し、自分の症状を正確に言い表すことができない。その中で林は、問診だけでなく、顔色、目の動き、汗の量、呼吸音など、身体のサインを鋭く見てとり、病名を絞り込んでいく。さらに的確に検査を施すことで、患者の“隠れた病”を明らかにする。そうしたみずからの仕事を、林は「探偵の謎解き」になぞらえる。
http://www.nhk.or.jp/professional/2013/0930/index.html
救急搬送36回断られ呼吸困難の男性が死亡 埼玉・久喜 2013.3.5 MSN産経ニュース
埼玉県久喜市で1月、呼吸困難の症状を訴えて救急搬送された同市内の男性(75)が、25病院から計36回受け入れを断られ、通報から約2時間半後に死亡していたことが5日、久喜市などへの取材で分かった。
久喜市などによると1月6日午後11時25分ごろ、1人暮らしの男性が「呼吸が苦しい」と自ら119番通報した。自宅に到着した救急隊員が埼玉県東部や茨城県など周辺の25病院に救急搬送先を照会したが、「処置困難」「ベッドが満床」などを理由に受け入れを断られたという。
翌7日午前1時半ごろ、37回目の照会で茨城県内の病院への搬送が決まり、約20分後に到着したが、男性は病院で死亡が確認された。男性は当初、会話が可能な状態だったが、搬送先が決まるまでの約2時間10分の間に容体が悪化したとみられる。
問題を受けて久喜市は救急患者の受け入れに努めるよう周辺病院に要請した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130305/crm13030512060004-n1.htm
医療機関の救急搬送拒否、最多に 11年、3回以上受け入れず 2012/12/07 47NEWS
2011年に重症患者の救急搬送で医療機関から3回以上受け入れを拒否されたケースが、過去最多を更新する1万7281件に上ったことが7日、総務省消防庁の集計で分かった。前年に比べ900件の増加で、消防庁は高齢化に伴うお年寄りの搬送増加に加え、救急病院の減少が理由とみている。
3回以上の受け入れ拒否を都道府県別にみると、東京が3500件で最も多く、次いで埼玉2448件、千葉1114件の順だった。
10回以上拒否されたケースも753件あり、最多は大阪府の事例で41回だった。
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120701002312.html
ニュースウオッチ9 「救急搬送問題 第4弾“急患診る自信なく”」 2013年4月18日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
「正直ものはばかを見る」。そのような理由で患者の受け入れが断られないようにするためにはどうすればいいのか?
私たちは各地の病院を取材しました。その一つ、愛知県・名古屋市にある社会保険中京病院。重篤患な救急患者に対応する中核の病院です。
ここではある取り組みをきっかけに受け入れを断るケースが減ったことが分かりました。
救急搬送 死をなくすため
この病院では診療行為の後、患者に予期せぬ症状の悪化が起きるケースが年間100件以上あります。リスクの高い患者の受け入れをためらう医師もいたといいます。
受け入れを断られた重篤患者が死亡するケースが各地で相次ぐなか、患者への対応を記したマニアルを新たに作りました。
医療有害事象 対応指針
事故は個人の問題に帰結させることなく・・・
事故は個人の問題に帰結させることなく施設の問題として取り組む。ミスは個人の責任ではなく、病院の責任だと記しているのです。これによって医師たちは、
社会保険中京病院の医師、「ミスがあるのではないか、常に思って働いているので、それが病院側としてきちんと対応してくれるのは心強い」
このマニアルを導入後、以前より積極的に救急患者を受け入れられるようになったといいます。
病院側ではマニアル導入後、トラブルになった件数は半減、今は救急患者の9割以上を受け入れています。
     ・
ニュースウオッチ9 「救急搬送問題 第3弾“急患診る自信なく”」 2013年3月27日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
3月7日の放送で取り上げた埼玉・久喜で救急搬送36回断られて呼吸困難の男性が亡くなった件で、さらにNHKが追跡調査を行った。
断られた理由で一番多かった「処理困難」で断った病院の医師が理由をこう語った。
「医療訴訟が相次いでいることも、現場を委縮させている」
「”正直ものはばかを見る”という雰囲気がもう広がってしまっている」
埼玉・久喜では、今も「たらい回し」が行われている。
     ・
ニュースウオッチ9 「たらい回しの真相は 救急搬送死問題」 2013年3月7日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
▽たらい回しの真相は 救急搬送死問題を追う
患者の目線で「搬送を拒否された」と報道したところ、複数の医療機関から「拒否ではなく受け入れ不能だ」との指摘を受け、医療現場を再取材しました。獨協医科大学の中村医師は「患者を助けたくない医者はいない」と語った。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/
どうでもいい、じじぃの日記。
3/7、NHKニュースウオッチ9』で特集「たらい回しの真相は 救急搬送死問題」を観た。
こんなことを言っていた。
大越さん、「おととい、呼吸が苦しいと訴えて救急搬送された男性が、25病院から36回に渡って受け入れを断られ、その後亡くなったニュースをお伝えしました。この番組の中で死亡した患者の目線に立って、受け入れを拒否されたと言う表現を使ったところ、複数の救急医療の関係者から”拒否”ではない。”受け入れ不能”なのだという声が寄せられ、私たちは再び取材をすることにしました。医療現場の深刻な叫びです」
NHKに寄せられた獨協医科大学の中村医師からのメール。
「患者を助けたくない医者はいない。医療者側を責めることがこの解決に役立つのか。私にはどうしてもそう思えない」
拒否か、不能
病院はどんな状況に置かれているのか? かって、勤めていた病院で救急搬送の受け入れを断ったことがあるという医師が取材に応じました。八戸市立市民病院 救命救急センターの今明光 医師です。
取材スタッフ、「かって、救急搬送を断ったときはどんな状況だったのでしょうか?」
今医師、「同時に3人(患者を)受けているときに、もうひとり患者を受けてほしいって言ったときに、誰がどう診察するのか、看護師はつけるのか、という問題が起きて、それだったら自分の救命救急センターが受けないで、隣の救命救急センターに直接行ってもらったほうが患者さんのためになるだろうと。市民の目から見たら断られることは”たらい回し”、”拒否”という言葉が出ると思う。しかし、受け入れ不能と判断する私たちにとっては”拒否”ではない。熟慮の結果、隣の病院に入ってもらうということです」
埼玉県の男性が断られた理由
・処理困難      16件
・他の患者治療中  5件
・ベッドがない     7件
・専門医がいない   4件
今回、埼玉県の男性は36回にわたって受け入れを断られた末に命を亡くしました。
消防庁が調べた救急搬送で医療機関に照会を行った件数です。
重症以上 照会件数 (平成23年
10回以上     753件
今医師、「ギリギリで助かった人がいるということは、ある周期でまた命を落とす人が出ると思う」
命をつなぐはずの現場で起きてしまった死。医療現場の問題の根深さがあらためて浮きぼりになりました。
じじぃの感想
・ベッドがない   7件
こんな理由で、受け入れ拒否(受け入れ不能?)されて死んじまったら、たまんないなあ。
追記
3/27、NHKニュースウオッチ9』で「救急搬送問題 第3弾“急患診る自信なく”」より
「埼玉・久喜では、今も『たらい回し』が行われている」
どこかの週刊誌で、「たらい回し」自治体ランキングをやってくれないかなあ。