じじぃの「人の生きざま_207_江副・浩正」

江副浩正氏が死去 リクルート創業、贈賄有罪 (追加) 2013.2.9 MSN産経ニュース
リクルート(現リクルートホールディングス)の創業者・元会長で、政治家らに値上がり確実な未公開株が配られた「リクルート事件」で贈賄罪などの有罪が確定した江副浩正(えぞえ・ひろまさ)氏が8日、肺炎のため死去した。76歳だった。大阪市出身。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130209/biz13020910090014-n1.htm
江副浩正 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E6%B1%9F%E5%89%AF%E6%B5%A9%E6%AD%A3/25729
正義の罠 リクルート事件自民党 二十年目の真実 感想 田原 総一朗 読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/b/4093892431
江副浩正 ウィキペディアWikipedia)より
江副浩正(えぞえひろまさ、1936年(昭和11年)6月12日 - )は、日本の実業家。特例財団法人江副育英会理事長。株式会社リクルートの創業者。1988年(昭和63年)に発生した「リクルート事件」の贈賄側人物として知られる。
リクルート事件
1988年(昭和63年)、いわゆる「リクルート事件」が発覚、国会での証人喚問に召喚された。同年、リクルート会長を退任。1989年(平成元年)2月に贈賄容疑で逮捕され、贈賄罪で起訴。2003年(平成15年)に東京地裁にて懲役3年執行猶予5年の有罪判決を受け、被告人・検察とも控訴せず同判決は確定。
リクルート事件における東京地裁での公判回数は322回であり、東京地裁での公判回数としては歴代1位である。検察側が提出した江副の供述調書に対して弁護側がことごとく違法性を主張することなどを初め、検察・弁護双方が争点が大きくなり、市販の解説書を読めば分かることまで証人尋問を求めるなど、公判が紛糾したためである。判決では大小53に上る争点について書かれた。
また、リクルート事件発覚後の1988年(昭和63年)8月には、自宅玄関に一発の銃弾が打ち込まれ、後の犯行声明によって当時一連の右翼テロ事件(赤報隊事件)の一つと判明した。

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文藝春秋 創刊90周年二月号
日本が震撼した47大事件の「目撃者」 「リクルート事件 江副浩正の脅迫観念」 【執筆者】田中辰巳(リスク・ヘッジ代表取締役) (一部抜粋しています)
リクルート未公開株譲渡疑惑で、江副浩正元会長が東京地検特捜部に逮捕されたのは平成元年の2月13日。すなわち、4半世紀も前のことである。
当然ながら、世間からも忘れられ、関係した人々の記憶も不正確になってきている。
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そもそもリクルートは何故、あれほどまで広範囲に未公開株をバラ蒔いてしまったのか。判決によれば「業績を伸ばすために」ということだが、私はその奥底に別の原因があると分析している。当時、社長室で秘書課長をしていた私は、急成長を続けた企業の経営者につきものの、脅迫観念が江副浩正氏にもあるのではないかと感じていた。リクルートが発行した創業25周年記念誌の中でも、同氏は「2位になることは我々にとって死」と2ヵ所で語っている。役員会の席でも、時おり同様の言葉を耳にした。急成長企業という評価は、金融機関からの融資でも金利などが優遇される。マスコミからも称えられ、採用活動を初めとした様々な事業活動などにも有利に働く。それを失う不安感は、想像を絶するものなのだろう。
脅迫観念と並んで、経営者に判断間違いを起こさせるものに、コンプレックスがある。私と同時期にリクルートに在籍していた、藤原和博氏は自身の著書『リクルートという奇跡』(文春文庫)の中で、「江副さんにはコンプレックスがあった」と記述している。私も同感だ。日経ビジネスにも「(リクルートは)虚業」と指摘された。何故か新興企業は疑って見られる。それが負い目すなわちコンプレックスとなりやすい。だから政財界の大物との人脈を築いて、認めてもらいたい。それが、広範囲に未公開株をバラ蒔いた原因と思えてならない。
脅迫観念やコンプレックス以外にも、経営者を狂わせる4つの危険な感情が存在する。「愛、恨み、妬み、無念」だ。愛人に便宜供与するとか、愛する息子を無理に後継に据える、という間違いは愛のなせる技。内部告発に逆上して、いきなり解任・解雇するのは恨みが原因。後で手痛い反撃を受ける。ライバル企業に先を越されて、慌てて巨額な買収や投資をして損をするのは妬みが原点。順風満帆だった経営者が突然失脚したりすると、言い訳本を出版して更に信用を失う。無念に起因する所業だ。
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リクルート未公開株譲渡疑惑では、多くの知人や友人が仕事を失った。中には、自ら命を絶った方もいる。そんな不幸は繰り返してほしくない。

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