じじぃの「大国インドが参戦・中国との南シナ海(南沙諸島)の資源争いの行方は?資源戦争」

中国・ベトナム船衝突、なりふり構わぬ強気姿勢 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9i3g9LzEEms
南シナ海】フィリピン、国際司法裁判所に中国を提訴!逃げ回ってばかりの韓国さんと似てますね。勝谷誠彦親日的なフィリピンについて語ります。 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=z7IzeaJ2azk
南シナ海で中国船がベトナム巡視船に体当たり

中国が南沙諸島の人工島で滑走路を建設している

中国の1万トン級巡視船「海警2901」が進水

プライムニュース 「新・国防白書に見えた中国軍 本当の標的 米中“空中戦”の実相」 (追加) 2015年6月4日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】森本敏(元防衛相 拓殖大学特任教授)、村井友秀(元防衛大学校教授 東京国際大学国際戦略研究所教授)、朱建栄(東洋学園大学教授)
国会で安保法制を巡る政府と野党の論戦が繰り広げられる中、中国は2年ぶりに「中国の軍事戦略」と題した国防白書を発表した。その中に示された、中国が急速に推進する海洋進出や軍事力強化・近代化の意図とは何か?その先に中国が描く「アジアと世界の形」とはどのようなものか?
●中国の新“軍事戦略”・その正体と真意は?
中国軍の孫建国副総参謀長は「南シナ海での埋め立ては軍事・防衛上の必要なニーズを満たすためである」と発言。
村井、「中国の国防白書の目的は外国の批判に反論し、自分のやっていることが正しいと主張するのが大きな目的。今回は自分が悪くないというのではなく、米国が悪いと言っている」
朱、「南シナ海のことが焦点になっている中で、南シナ海について中国の考え方を述べるのも出ているが、全般的に中国の軍事戦略を系統的に述べたのは初めて」
森本、「中国は本音を言い出してきた。米国は中国と本格的に事を構えたくないと考えているホワイトハウスに対して、カーターを中心とする国防省とハリス太平洋軍司令官の下での太平洋軍はフィリピンやベトナムなどがASEANの島を占領したのと中国が占有したのとでは話が違うと言っている。中国のは防空識別圏がからんでくる」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150604_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150604_1
インド海軍が南シナ海に艦船派遣も、中国の動きをけん制 2012年12月4日 Reuters
インド海軍のトップ、ジョシ参謀長は3日、南シナ海での海洋資源探査をはじめとした権益を確保するため、必要であれば艦隊を派遣する用意があると語った。
南シナ海では領有権をめぐり中国が東南アジア諸国と対立していることから、軍事衝突の懸念が高まっており、インド海軍の艦隊が派遣されれば、同地域の緊張がさらに高まる可能性もある。
ジョシ氏は、インドは同海域の領有権を主張していないとしながらも、「インド石油ガス公社(ONGC)などが絡んだ事案が発生した場合は、艦船の派遣が必要であり、その用意はできている」と言明。増強が進む中国海軍については、「インドにとって大きな懸念材料だ」と強調した。
また、ベトナムの国営石油会社ペトロベトナムは、11月30日に地震探査船が敷設していたケーブルが中国漁船に切断されたと発表。探査担当幹部は「中国漁船によるあからさまなベトナム領海への侵入は主権を侵害するだけでなく、漁業活動や同社の海洋活動に影響する」と非難した。
一方、中国の国営英字紙チャイナ・デーリーが先週、南シナ海で中国が領有権を主張する海域に入ってきた外国の船舶について、海南省の警察当局が乗り込んで捜索すると報じるなど、中国側の強硬姿勢が鮮明となっている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE8B302920121204
南沙諸島 ウィキペディアWikipedia)より
南沙諸島スプラトリー諸島、Spratly Islands)は、南シナ海に浮かぶ約100の小さな島々。諸島全体は大変小さな島々で構成され、互いの距離は十数キロメートルから数十キロメートル程度で位置している。
一般の人が普通に居住できる環境ではなく、島そのものにはほとんど価値が無いが、海洋・海底資源が見込める。そのためベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ中華民国中華人民共和国が領有権を主張している。現在、島を実効支配しているのはベトナム、フィリピン、中華民国、マレーシア、中華人民共和国である。
【近年】
1995年、中華人民共和国軍の活動が活発化し、ミスチーフ礁等フィリピン主張の島を占領して建造物を構築した。この機会主義的行動が周辺諸国中華人民共和国の軍事的膨張に対する警戒心を呼び起こしたとされる。
2008年1月に中華民国が実効支配する南沙諸島最大の島である太平島に軍用空港を建設完成させる。滑走路は全長1150メートル、幅30メートル。その後、中華民国総統が視察に訪れ、フィリピン政府の抗議を受けた。
2010年3月にアメリカからスタインバーグ国務副長官とベイダー国家安保会議アジア上級部長が中華人民共和国を訪れた際に、中華人民共和国政府は南シナ海を『自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域と見なしている』との立場を、公式に通知したことが報じられた。
2011年2月末から5回以上にわたり、中華人民共和国探査船がフィリピンが主張する領海内において探査活動をくり返し、5月には無断でブイや杭などを設置した。フィリピンのアキノ大統領はこれを領海侵犯とし、同年6月国連に提訴した。

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『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』 ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
大国インドが参戦! 南シナ海の資源争いの行方は? (一部抜粋しています)
中国が絡んだ資源争奪戦はいくつもあるが、最も激しい争奪の舞台になっているのが南シナ海に浮かぶ南沙(なんさ)諸島だ。
南沙諸島は33の小島と400以上の環礁から成る島々。小さくて一般人が居住できる環境ではなく、島自体にはほとんど価値がない。
しかし、周辺海域に豊富な石油と天然ガスが埋蔵されていると見られることから、中国をはじめベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイの6ヵ国が領有権をめぐって争いを繰り広げている。
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6ヵ国のなかで、最も強硬姿勢を示してきたのは中国だ。
中国は南沙諸島を自国の領土だと主張し、1988年にベトナムと武力衝突を起こした。1990年代初めに、東南アジア諸国南沙諸島に滑走路や漁港などを建設しはじめると、中国はフィリピンが領有を主張していたミスチーフ環礁を占拠するなど、強硬な態度を取り続けた。
その後はASEAN東南アジア諸国連合ベトナム、フィリピン、マレーシアなど10ヵ国が加盟)との経済関係を重視したこともあり、領土主張を弱めていく。2004年にはフィリピンと共同で石油・ガス開発を行なうことに合意し、2005年にはベトナムを加えて、3ヵ国共同での南シナ海資源調査に乗り出すことになった。
ところが、良好な関係はそう長くは続かなかった。
2007年、中国は南沙諸島だけでなく、中沙諸島西沙諸島を含めた地域を自国の行政区「三沙市」に指定した。これに対して、ベトナムが猛反発したのだ。
もともと西沙諸島は、南北統一前の南ベトナムが領有していたということで、ベトナムの首都ハノイホーチミンでは反中国の大規模なデモが勃発し、世界的なニュースになった。
その翌年には、中国とベトナムの漁船がトンキン湾の国際水域で揉め事を起こす。中国側はベトナム船が中国船を銃撃してきたと批難、両国の関係は悪化の一途をたどり、ついには中国が南沙諸島を含めた南シナ海の諸島の領有権主張を再開したのである。
さらに、南シナ海で自国の漁船を違法に操業させたり、マレーシアのEEZ排他的経済水域)内のガス田海域に艦船を侵入させ、資源探査を強硬するなど、それまで以上に資源獲得欲を露骨に示すようになった。
そして最近、この南シナ海での資源争奪戦に新たな国が参戦の構えを見せている。それはインドだ。インドは高度成長を続け、いまでは中国と並ぶアジアの2大巨頭となったが、石油や天然ガスなどのエネルギー資源に乏しい。そうした国内事情から、南シナ海の資源に目を付けたと考えられている。
2011年9月には、インドの国営石油会社がベトナムの許可を得て、南沙諸島の西側一部海域で石油・ガス田の開発をはじめると発表した。中国は抗議しているが、インドは「この海域はベトナムの所有だ」と中国の主張を断固拒否している。
7ヵ国の争いとなった南シナ海の資源争奪戦は、今後ますます激しさを増していきそうだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』という本を見ていたら、「大国インドが参戦! 南シナ海の資源争いの行方は?」というのがあった。
「周辺海域に豊富な石油と天然ガスが埋蔵されていると見られることから、中国をはじめベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイの6ヵ国が領有権をめぐって争いを繰り広げている」
南沙諸島のすぐ近くにブルネイという国がある。ボルネオ島の北部に位置するこの小さな国は面積で三重県ほどしかない。
この国の産業はほとんど石油・天然ガスで成り立っている。南沙諸島が宝の海域だということが分かる。
この南沙諸島の資源戦争にインドが参戦しようとしているらしい。
地図で確かめてみると、南沙諸島を取り囲んでいる国はベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイだ。
中国、台湾が自国の領土だと主張するのは、ちょっと遠すぎる。
しかし、なんで、またインドなんだ。