じじぃの「過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎とクローン病!いつか罹る病気に備える本」

クローン病について 動画 Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=yL5itlOO_44
クローン病の関節症状 動画 Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=RiKUJod5aNk
ヒュミラ Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&gs_l=hp....0.0.9.9637...........0.bd40cj2QcO0&sa=X&oi=image_result_group&q=%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%A9%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch
ヒュミラ®情報ネット
ヒュミラは、「関節リウマチ」「乾癬」「クローン病」「強直性脊椎炎」「若年性特発性関節炎」の治療に用いられる新しい薬剤です。
http://www.e-humira.jp/
きょうの健康 大腸の病気 最新情報「クローン病」 (追加) 2013年11月14日 NHK Eテレ
【専門家ゲスト】鈴木康夫(東邦大学医療センター佐倉病院 教授)
クローン病とは、口から食道、胃、小腸、大腸、肛門に至る消化管のどこにでも原因不明の炎症が起きる病気で、多くは10〜20歳代の若い年代に発症します。
クローン病の治療の中心は、炎症や症状を緩和する薬物療法です。症状が軽症の場合は5-アミノサリチル酸製剤を、症状が進んでいる場合には、ステロイド薬や免疫調節薬、抗TNF-抗体製剤などを用います。病気を進行させないためには、症状が緩和されている期間も薬を使い続けることが大切です。また、病状に応じて、活性化した白血球のうち顆粒球と呼ばれる成分を除去するために、顆粒球除去療法を行うこともあります。狭さくやろう孔、せん孔がすでに起きているなどの場合は、狭さくを広げたり、腸管を切除する手術を行うケースもあります。栄養状態によっては、点滴などによる栄養療法も行われます。
日常生活では、「暴飲暴食をしない」「動物性脂肪を控えめにする」「不摂生をしない」「ストレスをためない」などに気をつけることが大切です。喫煙している場合は必ず禁煙をし、アルコールの摂取も控えめにしましょう。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2013/11/1114.html
ためしてガッテン 「関節が痛む人必見! 知らぬ間にリウマチ治療が大進化」 2012年12月12日 NHK
【司会】立川志の輔小野文惠アナウンサー 【ゲスト】和田アキ子、大和田獏、山瀬まみ 【専門家ゲスト】山中寿(東京女子医科大学教授)、林正春(リハビリテーション 中伊豆温泉病院作業療法士
■カギは「サイトカインの嵐」
関節リウマチはなぜ起こるのか?
私たちの体を守る免疫が大きく関わっています。ウイルスや細菌が侵入すると、免疫細胞が「外敵」と判断、「サイトカイン」という物質を放出します。
サイトカインは、他の免疫細胞を呼び寄せる、いわば「伝令役」。
サイトカインの知らせを受けた免疫細胞が、敵を撃退することで、私たちの体は健康に保たれています。
ところが、関節リウマチになると、なぜか、免疫細胞が誤って、自分の関節を敵と判断。サイトカインを放出し、関節を攻撃してしまいます。
こうして起こるのが、関節を包む滑膜の炎症「滑膜炎」。
ウイルスや細菌と違い、攻撃を受けても関節はもちろんなくなることはありません。
すると、免疫細胞は攻撃をさらに強めようとサイトカインを急増させます。いわば「サイトカインの嵐」状態。
こうなると、攻撃は骨にまで及び、骨が破壊されてしまいます。
この「サイトカインの嵐」は、発症から6ヵ月くらいたった頃に起こると考えられています。
■生物学的製剤
新しい治療薬・・・インシュリン注射のように使う注射液(ヒュミラなど®)
病気を進めるサイトカインの働きを抑えるもので、月に1〜2回程度、点滴や皮下注射で投与しまいます。
病気が進むとサイトカインの量・種類が急増してしまうため、その前、発症から6ヵ月までを目安に投薬を始めることが大切。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121212.html
メンタルヘルスとは|生活習慣病を予防する 日本成人病予防協会
●伝達経路
我々の生体に備わった免疫系は、病原微生物が進入すると多くの段階の免疫システムを稼動させ、それに対抗しようとします。ストレスを受けると基本的には同じ様な反応を示し、一定の生体変化を引き起こすのです。ストレスにさらされた時の生体反応を説明しましょう。
全てのストレスは、まず大脳新皮質でキャ ッチされます。そこから、刺激の種類に応じた、神経伝達物質が分泌されます。
それらを受け取った視床下部からはCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌されます。
その後、内分泌系が活動するルートと、自律神経系が活動するルートの2つの経路に分かれます。
http://www.japa.org/mental/stress/body.html
難病ドットコム>消化器系疾患>クローン病>疾患
クローン病は1975年に厚生省に研究班が発足し、全国調査が行われるようになりました。1976年の特定疾患医療受給者証の交付件数は128件でしたが、2006年には約25,700人(人口10万人あたり約20人)となっています。毎年1,500人前後の増加が見られます。
疫学的には日本を含むアジアでは少なく、北米、ヨーロッパ(特に北欧)に多いということです。人種的には白人、特にユダヤ人に多くみられます。動物性たんぱくや脂肪を多く摂取し生活水準が高いほどかかりやすいとみられています。
日本においては若年者に好発し、男女比は2〜3:1で男性に多く見られますが、欧米では女性に多い地域もあります。
難病ドットコム>有名人の闘病
クローン病
アイゼンハワー(元・米大統領
シャナン・ドハーティ(米・女優、「ビバリーヒルズ高校白書」のブレンダ役)
アナスタシア(米・歌手)

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クローン病 ウィキペディアWikipedia)より
クローン病(英:Crohn's disease、CD)は、主として口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性疾患。厚生労働省より特定疾患に指定されている。
潰瘍性大腸炎とともに炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory bowel disease)に分類される。
【症状】
自覚症状としては、多くの場合「腹痛(約80%)」「下痢(約80%)」が主な症状である。その他高率に見られる症状として「体重減少」「肛門病変(痔瘻・裂肛・肛門潰瘍等)」「発熱」等があり、潰瘍性大腸炎で多く見られる「血便」はそれほど高頻度ではない。
クローン病は消化管粘膜の全層性の炎症性疾患のため、炎症が激しい状態では消化管の「狭窄」「瘻孔」「穿孔」といった変化を生じてくること多く、腸閉塞や消化管穿孔を生じてくる場合は、消化管腸切除等の外科的処置を必要とする場合も多い。
【合併症】
クローン病は消化管以外にも、以下のような多彩な臨床像を伴うことが多い。
関節症状:関節痛・関節炎(約40%)
皮膚症状:結節性紅斑・壊疽性膿皮症・Sweet病
眼症状:虹彩
原発性硬化性胆管炎
関節リウマチ ウィキペディアWikipedia)より
関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis:RA)は、自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患。
しばしば血管、心臓、肺、皮膚、筋肉といった全身臓器にも障害が及ぶ。
【生物学的製剤】
MTX等の抗リウマチ薬抵抗の症例に対して、抗TNF-α抗体や抗IL-6受容体抗体等の分子標的治療薬が用いられる。また抗T細胞抗体や抗B細胞抗体も用いられていく。
●TNFα阻害剤
・エタネルセプト (エンブレル®)
・インフリキシマブ(レミケード®)
・アダリムマブ(ヒュミラ®)
・ゴリムマブ(シンポニー®)
・セルトリズマブ(シムジア®)

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『いつか罹る病気に備える本』 塚崎朝子/著 ブルーバックス 2012年発行
過敏性腸症候群 (一部抜粋しています)
冷たい食べ物、アルコールの多飲、また、寝冷えや食中毒などから、夏場に一過性の下痢を起こす人は少なくない。が、これらは正常な生体反応である。しかし、さしたる理由もないのに、腹痛や下痢、便秘に襲われる病気がある。過敏性腸症候群といわれ、人口の1割強、日本人では1300万人がかかっていると推計されており、消化器の疾患の中で断トツに多い。
下痢型、便秘が他、両者の混合型があり、男性は下痢型、女性には便秘型が多い。通勤途中や、仕事中にも症状に見舞われる。繰り返す症状に悩まされ、医療機関を訪れ、内視鏡検査をしてみても、何の異常もないのがこの病気の特徴だ。決め手がないため、かっては精神的なもの、知覚の異常で起こっていると考えられ、診断も治療も十分になされていなかった。
2000年代から腸の研究が進んだことで、近年は認識が深まりつつある。腸は胃と肛門をつなく単なる管ではない。”第2の脳”ともいわれる複雑な組織で、リンパ球などの免疫細胞、ホルモンが多く存在し、血管や神経も網の目のように張り巡らされている。食物が内部を通過する間に栄養分をとり入れ、不要なものを排除する重要な役割を担う。
腸の病気には、大きく分けて3種類ある。まずは、がんやポリープなどの腫瘍性疾患、次に、潰瘍性大腸炎クローン病は、大腸の粘膜に潰瘍ができたり、ただれたりする炎症性疾患で、厚生労働省の難病に指定されている。そして、過敏性腸症候群。いずれも日本で増え続けており、食生活の欧米化が関係しているとされている。
なかでも、過敏性腸症候群には、ホルモンや免疫も関与しているとされる。カンピロバクターというごくありふれた細菌で腸炎(食中毒)を起こすと、それを体が記憶し、弱い炎症がが続いているのではないかと推測され、患者の腸に軽度の炎症が見つかることもある。
過敏性腸症候群で命を落とすことはない。しかし、著しくQOL(生活の質)を損ない、何年も我慢を強いられたり、うつ病に陥る人もいる。精神的ストレスだけで起こることはないが、発症や悪化の引き金になることは多い。また、確たる予防法がなく、一般に下痢を起こすようなことは避けるのが賢明だ。
3ヵ月以上続く下痢や便秘、便通異常、それに伴う不快感などが診断基準になる。症状が似ているがんやクローン病の可能性もあるので、まずは消化器の専門医できちんと診断を受けて、それらを否定してもらうことだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
塚崎朝子著『いつか罹る病気に備える本』という本を見てたら、「胃・食堂・腸の病気」の章に「クローン病」のことが書かれていた。
「腸の病気には、大きく分けて3種類ある。まずは、がんやポリープなどの腫瘍性疾患、次に、潰瘍性大腸炎クローン病は、大腸の粘膜に潰瘍ができたり、ただれたりする炎症性疾患で、厚生労働省の難病に指定されている。そして、過敏性腸症候群。いずれも日本で増え続けており、食生活の欧米化が関係しているとされている」
じじぃが「クローン病」と診断されたのは、約5年前だ。
その頃、血便が続き、かつ、痔ろうでパンツを汚していた。
ある日、トイレでオシッコしようとすると、肛門から下痢状の体液が、一緒に出るようになった。オシッコで肛門からも変な液が出るのだ。
病院で「クローン病」と診断され、薬が処方された。食後に薬「ペンタサ」を飲み始めると、肛門からの変な液が出るのだけは、なくなった。しかし、血便、痔ろうは治らず、相変わらずパンツを汚した。
神奈川から千葉の東金に引っ越し、月に1回、佐倉にあるT病院に通院した。そして去年、病院の医師から「ヒュミラ」を使うように指示された。「ヒュミラ」はインシュリン注射のように、お腹や、足のふとももなどに注射する。
ペンタサを飲みながらだが、2週間に一度、ヒュミラを注射した。驚いたことに、1ヵ月後、血便はなくなり、痔ろうまでなくなり、パンツを汚すことがなくなった。
ヒュミラは関節リウマチのために開発された薬である。腸の免疫システムとどこかでつながっているのだろうか。
自分がなぜ、クローン病になったのか。
思い当たるとすれば、ストレスである。
とにかく、ヒュミラのおかげで、辛い闘病生活はなくなった。
ありがたい。