じじぃの「イオン線照射でがん細胞消滅・最新鋭・重粒子線治療法!夢の扉+」

夢の扉 重粒子線治療法 12月2日 バラエティ動画 Youke
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-20666.html
重粒子線がん治療Q&A | 放射線医学総合研究所 動画あり
http://www.nirs.go.jp/information/movie/qa-dvd/flv-jpn.php?all
新報道2001 (追加) 2015年1月18日 フジテレビ
【レギュラー出演】須田哲夫、平井文夫、吉田恵 【コメンテーター】アグネス・チャン、佐藤B作、川嶋朗、長尾和宏、武見敬三高橋進
▽がん治療
がんと闘った患者たちの選択を特集。
菅原文太さんは肝臓がんで去年11月死去。
菅原文太さんは、8年前に膀胱がんで余命半年と宣告された。がんを治療するためには膀胱の摘出が必要と告げられたが拒否し、鎌田實医師を頼って他の治療法を探した。その後、筑波大学病院で陽子線治療を受けた。
菅原文太さんは、がんを摘出しないことを選択し、その後の講演では自分の生き方は自分で選択すべきと語った。
登山家の田部井淳子さんは2012年にがん性腹膜炎と診断され余命3ヵ月と宣言された。
田部井さんは手術によりがんは完治したが、現在も北里大学病院に通院。抗がん剤の副作用が残り手足のしびれなどと闘っている。
スタジオでは、夢中になれることがあると免疫力が高まるのでは、病気を完治させるには患者が気づいて努力することも必要と話した。
主な最先端医療の医療費総額
・陽子線治療  ・・・・・・約280万円
乳がん凍結療法・・・・約36万円
抗がん剤ゼヴァリン・・約500万円
ダヴィンチ手術 ・・・・約150万円
http://www.fujitv.co.jp/shin2001/index.html
粒子線治療を受けられる病院(施設)
国内における粒子線治療施設は以下のリストのようになります。装置や稼動施設にかかる費用が、重粒子線で約120億円、陽子線が約80億円とずば抜けて高く、また装置が大掛かりなものため、重粒子線が3箇所、陽子線が6箇所となっています(兵庫県は1つの施設に2つ設置)。
http://www.anticancer-drug.net/ion_beams/facilities.htm
乳がんの陽子線治療を受けられる病院 UASオンコロジーセンター
近年注目を集めている、がんの陽子線治療をご存知でしょうか?
陽子線治療の費用は約300万円。厚生労働省より先進医療として認可されたもので、費用は保険適応外、つまり全額患者自身の負担となります。
痛みはほとんどなく、身体の負荷は非常に少ない治療法ですが、現在、陽子線治療に向いていると考えられるがんは、頭頚部(鼻腔や副鼻腔、唾液腺・頭蓋底など)、肺、肝臓、前立腺、膀胱、食道、膵などの原発性がんに加え、直腸がん術後の骨盤内再発や単発性の転移性腫瘍(肝転移、肺転移、リンパ節)などで、乳がんは適応外となっています。
しかし、少し前に「女優の樹木希林さんが、乳がんの陽子線治療を受けた」というニュースをお聞きになられた方もいらっしゃることと思います。
2004年に乳がんが発覚した樹木さんは、2005年1月に右乳房の全摘出手術を受けました。それから2年ほど経った2007年ごろ、同じ場所でがんが再発しました。
樹木さんは治療を受けるため、鹿児島県にある「UASオンコロジーセンター」という病院に転医しました。この病院で再発した乳がんの陽子線治療(ピンポイントの放射線治療)を受けた結果、樹木さんのがんは消えて無くなったといいます。
UASオンコロジーセンターは、2006年10月に開院した比較的新しい病院で、2008年に亡くなったニュースキャスターの筑紫哲也さん(享年73)が、全身にがんが転移した状態で、最後に頼った病院としても知られています。
http://www.breastcancer-ranking.com/yousisen.html
なかにし礼が受けた“陽子線治療”とは? 280万円のがん治療法 2012.09.11 ZAKZAK
食道がんで今年3月から休養していた作詞家で直木賞作家のなかにし礼さん(74)が、手術を受けずにがんを克服して話題を呼んでいる。放射線治療のひとつである先進医療の陽子線治療を受けてがんが消滅したという。10月には現場復帰できるほどに回復。決め手となった陽子線治療とは何か。最前線の専門医に話を聞いた。
陽子線は放射線の一種だが、普通の放射線治療とどう違うのか。筑波大学陽子線医学利用研究センターの櫻井英幸センター長が説明する。
「通常のX腺の放射線は、身体を通り抜ける性質を持つが、陽子線は決められた場所にピタリと止まることができるため、がんをくり抜くように治療ができる。つまり、1ヵ所に固まっているがんに有効なのです。広い範囲や全身にがんが散らばっているような状態は、陽子線治療の有効性を発揮できません」
固まったがんであれば、たとえば15センチ程度にまで大きくなった肝がんも治療が可能だそうだ。
同センターで陽子線の対象となっている病気は、肝がん、前立腺がん、肺がん、食道がん、頭頸部がん、脳腫瘍など多様。ただし、胃がんは対象外。胃は不規則な動きをするため放射線で狙いづらく、胃の粘膜を傷つけてしまうそうだ。
大腸がんはケース・バイ・ケース。いずれにしても、1ヵ所に留まっているがんが対象だ。
ちなみに、1回の照射時間は3〜5分程度。位置の確認などを含めて15〜40分程度。月曜から金曜日まで週5回連日行われる。病態によって10回で済む人もいれば、30回の人も。なお、治療中に皮膚が日焼けをしたようになる副作用がある。
陽子線治療は先進医療と認められているが、保険適用ではない。陽子線の技術料は自己負担で約240万〜280万円(施設によって異なる)。民間の保険商品の中には、「先進医療特約」でカバーできるものもある。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120911/enn1209111537009-n1.htm
医療QQ - がん、切らずに治療 メディポリス指宿がんセンター(鹿児島) 2013年11月24日 熊本日日新聞社
センターががん治療を始めたのは2011年1月。治療実績は11月15日現在868例。内訳は前立腺336、肺153、肝臓134、すい臓76、頭頸部[とうけいぶ]43、腎臓7、その他119。鹿児島県内が4割強、福岡、熊本など九州が9割を占める。
短時間の照射で乳がんの治療ができる装置が完成間近。2センチぐらいの乳がんを切らずに治したい。治っても転移が起こらない治療を目指している。14年度には最初の患者に照射を始めたい。数年内に治療のめどがつくと思う。
http://qq.kumanichi.com/medical/2013/11/post-2262.php
ガイアの夜明け 「治せなかった"がん"に挑む!」 2013年5月7日 テレビ東京
【案内人】江口洋介 【ナレーター】蟹江敬三
▽がん細胞だけを叩く!最新治療を一人でも多くの人に・・・
進行がんの新しい治療法として「中性子線」と呼ばれる放射線を使った治療がある。京都大学原子炉実験所の小野公二教授が研究するBNCT(ホウ素中性子補足療法)という治療法だ。これまでの放射線治療では、がん細胞の周りにある正常な細胞も攻撃してしまうという欠点があったが、この治療は、がん細胞だけに集まる薬剤(ホウ素化合物)を体に投与し、そこに原子炉で作った「中性子線」を照射する。すると、がんに集まった薬剤が核反応を起こしてがん細胞だけを死滅させることができるのだ。1回の照射で済むケースが多く、治療時間も1時間程度と短い。このBNCTに望みを託す女性患者がいた。10年以上前に手術した悪性の脳腫瘍が去年再発。腫瘍が脳を圧迫し、日常生活ができなくなってしまった。再治療をあきらめていた患者だったが、藁をもすがる思いでこの治療を受けることにした。照射から2ヵ月後に待っていた結果は・・・。
一方、長年BNCTを研究してきた小野教授。実は今年3月いっぱいで教授としての定年を迎えた。小野さんは20年以上の研究の集大成として、この療法を広めたいと、実用化に向けて動き始めていた。これまで「中性子線」は、巨大な原子炉でしか作り出せなかった。そこで、住友重機と共同で「加速器」と呼ばれる小型の装置を開発。これで原子炉がなくても中性子線を生み出せるようになった。「加速器」が普及すれば、全国の病院で多くの患者の命を救うことができるようになる。小野さんの第二の挑戦を追う。
悪性脳腫瘍で余命3ヵ月と診断された鈴木陽子さん(50代)。京都大学原子炉実験所のBNCTという治療を行うことになった。
BNCTはホウ素化合物を点滴し、がんにホウ素化合物が取り込まれることによって、そのがんに向けて中性子線を照射する。73分間照射した。
治療により、悪性脳腫瘍はほとんど無くなった。このBNCTは実験段階なので、今のところ治療を受ける患者は限定されている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20130507.html
重粒子線がん治療 ウィキペディアWikipedia)より
重粒子線がん治療(heavy ion radiotherapy)とは、がん病巣をピンポイントで狙いうちし、がん病巣にダメージを十分与えながら、正常細胞へのダメージを最小限に抑えることが可能とされる放射線を用いた最先端の治療法。
外科手術および化学療法に対する放射線療法の長所である機能と形態の欠損や治療中の身体的負担が少ないことに加え、従来からの放射線治療であるエックス線、がんマ線や陽子線に比べ、体の表面では放射線量が弱く、がん病巣において放射線量がピークになる特性を有しているため、照射回数と副作用をさらに少なく、治療期間をより短くすることが可能とされる。
独立行政法人放射線医学総合研究所では、巨額の国費を投入してHIMACと呼ばれる専用装置を世界で初めて開発し、治療を1994年から行っているものの、治療を希望する患者に対する受入れ能力の制限や高額な患者負担などが本格的な普及に向けての大きなハードルとなっている。
【作用原理】
粒子線とは、放射線のなかでも電子より重いものをいい、陽子線、重粒子線などが含まれる。このうち重粒子線は、ヘリウム原子より重いものと定義されている。
X線γ線)、電子線、中性子線を用いる場合は、表面付近の線量が最も大きく、深さとともに減衰するのに対し、陽子線や重粒子線では、表面付近の線量が小さく、粒子が停止する付近で最も線量が大きくなるという特徴がある。特に重粒子線は、陽子線と比べ、物質内での散乱が小さいため、がん組織とその周辺の正常組織に対する線量のコントラストを高めることができるだけではなく、同じ物理線量の陽子線やその他の放射線と比べると、生物効果(細胞に対する影響)が大きいという特徴がある。
これにより、メスを入れずに、がん部位に集中的にダメージを与える一方で、周辺正常組織へのダメージを小さく抑え、機能を温存できる可能性が高まるだけでなく、副作用は従来の放射線治療に比べて格段に少なくすることができる。また、一般の放射線が効かないがんに対しても優れた効果がある、治療のための照射回数を減らすことができ、早期社会復帰が可能となる、といったクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の面からの長所がある。
実際の治療においては加速器を用い、重粒子を最大で光のおよそ70%のスピードに加速して体の外から照射し、2、3分で終了する。照射中の重粒子線による直接的な痛みはない。照射回数は、それぞれのプロトコールによってきめられている。

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『夢の扉+ 〜NEXT DOOR〜』 2012年12月2日 TBS 動画あり
【ドリームメーカー】群馬大学医学部教授 中野隆史  【ナレーター】坂口憲二
“イオン線照射”でがん細胞消滅!最新鋭『重粒子線治療法』
全国の患者のために〜医学・物理学・工学の結集ד情熱”でがんと闘う!
重粒子線治療を広め、がんをこの世から消滅させたい!』
30年にわたって日本人の死因1位を占める、がん。外科手術、放射線、そして抗がん剤による化学療法が治療の主流だが、今、炭素イオン線をピンポイントで照射し、がん細胞を殺傷させる、最新鋭の局所療法が注目されている。患者は横になっているだけ。メスを入れずにがんを消せるという夢のような治療、それが、放射線の一種『重粒子線』による治療法だ。これを最前線で率いるのが、群馬大学医学部の中野隆史。他の治療法では手の施しようがなかったがん患者を、中野は重粒子線治療によって数多く救ってきた。
『常に闘う姿勢で、そして、自分ががん患者になったつもりで・・・』
中野は、中学生の時に父親をがんで亡くした―。『がんを治したい・・・』その思いで、群馬大医学部に入学、放射線医療の奥深さに魅せられ、放射線医師となった。やがて、通常の放射線治療では課題となっていた正常な細胞へのダメージを最小限にすることなどを可能にする、重粒子線治療の研究・実験に情熱を注いでいく。
「群馬を放射線医療の拠点に!」 足掛け6年の時を経て、群馬大学重粒子医学センターが完成。全国初の小型で普及型の重粒子線施設となった。
『Passion lives here.― “情熱はここにあり”』
全国のがん患者のため・・「やらなければならない!」 そんな中野が今、挑戦しているのが、重粒子治療で患部にイオン線を当てる“ポイントの精度”を上げること。この方法が確立すれば、1mm以下の腫瘍にも効果を発揮するという。
がん治療の切り札「重粒子線」と、それにかける絶えることのない中野の情熱に迫る。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121202.html
どうでもいい、じじぃの日記。
12/2、TBS 『夢の扉+ 〜NEXT DOOR〜』を観た。
こんなことを言っていた。
【オープニングのみ】
イオン線のメスと情熱でがんと闘う!
今日の主人公は群馬大学医学部教授 中野隆史さん(59歳)。
群馬大学重粒子線医学センター」という名前の建物が映像に出てきた。
舞台は何やら難しい名前のついた大きな施設。
中に入ると、まるでホテルのロビーのよう。ストレスが多いがん患者を癒したい、中野のポリシーだ。
MRIの外枠がないベッドのような装置が部屋の中央に置かれている。
ベッドの他に、目立った医療器具はない。
中野教授、「切らずに治すがん治療としては、現存するものでは重粒子線が最も良いのではないか、と信じています」
ここで行われているのは「重粒子線がん治療」。がん細胞を消すために体の外から重粒子線を照射するという治療だ。実際にその治療を見せてもらうことになった。
大野さん(男性・86歳)。肝臓にかなり進行したがん(直径約7㎝)が見つかった。
大野さん、「後輩とか、知っている人ががんで亡くなっているので、まあ、運命だと感じていました」
高齢のため、外科手術は負担が大きいことから、中野が行う重粒子線治療に最後の望みをかけていた。
まず前もって体の型取りした固定具を装着する。次に「がんの形」にくり抜いたポリエチレンのブロックを天井に取り付けられた機械にセット。これでがんの場所に合わせて重粒子線を照射する。準備が終わると、治療スタッフは別室へ。いよいよ最先端のがん治療が始まる。
治療スタッフ、「ビ―ムをオンにします」
重粒子線ががんを狙い撃ちするのは、わずか1〜2分。その間。目を離さずチェックしているのは患者の「呼吸状態」。呼吸の乱れでがんの位置がずれてしまうのだ。
こうして治療室に入って15分。確かにこれなら、高齢者や体力がない患者でも問題ない。
重粒子線を照射した場所に変化は?
大野さん、「痛くもかゆくもない。何でもないです」
大野さんの場合、1週間で4回の治療を受け、後は経過を観察するだけで済むという。
がん治療の新たな可能性を秘めたこの方法。その裏には世界最高峰の技術があった。
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じじぃの感想
「がん治療の新たな可能性を秘めたこの方法。その裏には世界最高峰の技術があった」
重粒子線治療法」を世界で初めて開発したのは日本なのだそうだ。
作詞家・小説家のなかにし礼さんが受けたのは「陽子線治療」だった。
週刊誌に、その受けた陽子線治療のことが書かれていたが、治療後、きれいにがんが消滅してしまったとのことだった。
「先進医療では重粒子線治療は一律314万円、それに入院費や検査費がかかります」
う〜ん。