じじぃの「この世で最も美しい階段井戸・インドのアダラジ・ヴァヴ!たけしの新・世界七不思議」

古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議7 前哨戦SP 動画 Youku
http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-21650.html
Adalaj Ni Vav 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=_hgWYKYQ4B8
7 Wonders of India: Adalaj Stepwell 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=hqxFo73mB50
TV9 Gujarat - Model charges only Rs20 for modelling a Sarees in Surat 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Ax45Wpw3nZs&feature=related
インド 階段井戸 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89+%E9%9A%8E%E6%AE%B5%E4%BA%95%E6%88%B8&gs_l=hp....0.0.0.47...........0.&sa=X&oi=image_result_group
研究ノート:インドの水保存法としての階段井戸
たとえば私が見たバオリの内でもっとも完全でもっとも美しかった西インド・グジャラト州都アフマダバード郊外のアダラジ・ヴァヴは、1499年に王妃ルダバイによって建造されたもので、地下5層の壮大な砂岩だけによる建造物、その大きさは長さは70m以上、幅25m、深さは30m以上ある。つまり5階建てのビルがそっくり地下に潜ったと考えていただければよい。そして、この三方からの進入が可能な構造物の階段を下って降りていくと各階層に踊り場があり、それらの壁に無数の美しい浮き彫りと彫像を見ることができる。それらはあるいは宗教的(イスラムとヒンデゥーの混合)なものであったり、あるいは世俗的な物語(たとえば伝説的物語ラーマヤナやマーハーバーラタ)の一部であったりする。
これは、インド・イスラム様式の典型的例であり、そこには柱廊に囲まれ、その真ん中に広間がある。またイスラム様式の特長である花柄模様の中に、ヒンデゥー様式の動
物彫刻と人物像が同時に混在している。また、人物や模様にいくらかの仏教とジャイナ教の影響が見られる。
こうした見る目を楽しませる芸術的味付けは、実はこの階段井戸が単に生活用水と潅漑用水を供給するのみならず、気温が47度を超すことも珍しくない真夏の時期に王族がこの地に至り、地下に潜ってひとときの涼を求めたせいでもある。井戸の水を、各層の張り巡らされた石樋を通して流し、石にしませることで水の蒸発熱を利用して天然のクーラーにしていたというわけである。エアコンの普及した今日では想像もつかない豪華な涼み方があったのである。もちろん、徒歩や駱駝、馬に乗っての旅行が多かった当時の渇いた旅人がここに至り、暫しの休息を取ることも許された。
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu/23-1/fukuda.pdf
古代文明ミステリー 「たけしの新・世界七不思議7 前哨戦スペシャル」 2012年9月21日 テレビ東京
【MC】ビートたけし 【進行】松丸友紀テレビ東京アナウンサー) 【パネラー】吉村作治荒俣宏 / 萬田久子宮崎香蓮 【レポーター】ペトラ遺跡:趙萊和 /アダラジ・ヴァヴ:中田あすみ
今から2000年前にギリシャの数学者にして旅行家フィロンが「世界の7つの景観」を選んだ。
「たけしの 新・世界七不思議」では、2007年から毎年正月に、現代の“フィロン”たけしと日本を代表する賢人たちが、“21世紀の世界七不思議”を決定してきた。これまでに、6つの“新世界七不思議”が選ばれた。その6つとは…
ナスカの地上絵、チチェン・イッツァモン・サン・ミシェルパルテノン神殿平城京、アヤ・ソフィア。
来年2013年正月にはシリーズ最終回を放送予定。その直前となる今回、数多くの候補の中から、新たに名乗りを挙げた2ヵ所の遺跡と、過去6回の放送で惜しくも選にもれた3ヵ所の遺跡が、7番目の「新・世界七不思議」にエントリーできる権利を賭けて激突!
新・世界七不思議7前哨戦、ビートたけしは「アダラジ・ヴァヴ」を選んだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nanafushigi_sp/
どうでもいい、じじぃの日記。
9/21、テレビ東京古代文明ミステリー』で「たけしの新・世界七不思議7 前哨戦スペシャル」を観た。
こんなことを言っていた。
【エンデングのみ】
インド 王妃の階段井戸 「アダラジ・ヴァヴ」。
インドにある「アダラジ・ヴァヴ」はこの世で最も美しい井戸と呼ばれている。約500年前にヒンドゥーの王妃によって建てられたことから王妃の階段井戸とも呼ばれている。深さは5階建てビルに匹敵する深さで、神秘的な彫刻がなされている。
ヒンドゥーの王妃によって建造されたアダラジ・ヴァヴは、井戸の深さは20mにもなる。一番下の地下には空から光が差し込み、神聖な空気を醸し出している。
建築家のヤティン・パンディアは、ここは儀式などを行う聖なる空間であると解説。アダラジ・ヴァヴの建築様式を詳しく見ていくと、ヒンドゥー教イスラム教、2つの宗教の融合の産物であることがわかった。
アダラジ・ヴァヴ もう1つの悲劇
井戸に残る碑文。そこにはこの井戸の建造主の名前が刻まれている。
 △$%@#$&?〜 王妃ルダバイ
ルダバイはこの地を支配していたヒンズー勢力の王妃です。しかし、イスラム教のムハマド・デブラがこの地を侵略し支配したのです。
中田、「ムハマド・デブラに国を奪われた王妃ルダバイ。彼女の足跡を探っていくと、今も語り継がれるある伝説に出会いました」
村の老女、「ルダバイはとても美しい王妃だった。井戸もルダバイが我々のために造ったのです」
人形劇が映像に出てきた。
村の老女、「ルダバイの夫を殺し、この地を侵略した。そして、この地を支配しただけでは飽きたらず、美しいルダバイにこう言った。お前の命は助けてやる。ただし、私の妻になったらの話だ」
人形劇が続く。
デブラさま。妻になる前に一つお願いがございます。亡き夫の弔いのために階段井戸を完成させてもらえないでしょうか。井戸を造ればいいのだな。ワハハハッハ。
ルダバイは井戸の完成を条件に、デブラの妻になることを約束した。そしてデブラは井戸を完成させました。
王宮では祝いの宴が盛大に開かれた。しかし、王妃は、
レポーターの中田が王妃になりすまして登場。
中田、「あなた、すばらしい井戸が完成しました。これで私も思い残すことはありません。あなたのもとにまいります」
完成したばかりの井戸に身を投げ、亡き夫のもとへ旅立ったという。
命をかけて完成させようとしたルダバイは、今でもこの地の人々に深く愛されているのです。
アダラジ・ヴァヴは汲めども尽きない王妃の涙であふれるこの世でもっとも美しい水の伝道の建物なのかもしれない。
スタジオから
萬田、「最初から、その通りだったんでしょうね」
宮崎、「なんだろう。亡き夫のために自分は我慢して。我慢できるかなって思ってしまう」
松丸、「ということで、新たなヨルダンのペトラ遺跡、インドのアダラジ・ヴァヴ、ペルーのマチュピチュイースター島のモアイ像、イタリアのコロッセオ。ご覧いただきましたが、皆さんはどれが一番でしたか」
萬田、「イタリアのコロッセオ
吉村、「インドの階段井戸。ヒンズーとイスラムの2つの宗教が混じっている」
宮崎、「ペルーのマチュピチュ。攻めてくる前に燃やしてしまった。ロマンとミステリーを感じる」
荒俣、「まったく個人的な理由で、アダラジ・ヴァヴ。(王妃のことを)妻に見せてあげたい」
たけしが選ぶのはどれだ!?
たけし、「スカイツリ―!」
みんな、爆笑。
じじぃの感想
初めてこんな井戸を観た。インドの階段井戸は、西インドに数多く点在するのだそうだ。
「完成したばかりの井戸に身を投げ、亡き夫のもとへ旅立ったという」
そういえば、日本にも井戸にまつわる話があった。
「一枚、二枚・・・」と皿を数えるお菊の声が、毎夜井戸から聞こえた。
うらめしや〜あ。インドのとはちょっと違う。