じじぃの「アップルvs.サムスン・丸い角は全てデザイン侵害?スマートフォンの特許紛争」

Apple Steve Jobs On Design 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=sPfJQmpg5zk
Steve Jobs 驚異のプレゼンテーション 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XQLqbTLNyO4&feature=related
【中国】瀕死の女児を見て見ぬふり(動画あり) 璧を完うす(へきをまっとうす)
http://andreagritti.blog112.fc2.com/blog-entry-1322.html
特許紛争:問題の機能・デザインの有無 画像
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2012/08/28/2012082800773_0.jpg
日本・外国の特許出願動向 2012年4月25日 特許庁
・日本国特許庁への特許出願件数は微減傾向で推移しているものの、日本国特許庁が受理するPCT出願件数は大きく増加傾向(2011年のPCT出願は前年比20%増)。
・中国は特許出願件数で2010年には我が国を、2011年には米国を上回り、世界1位の知財大国化。
http://www.meti.go.jp/press/2012/04/20120425001/20120425001-2.pdf
プライムニュース 「知的財産と国際攻防戦 防げ技術流出と空洞化 成長戦略再点火のカギ」 (追加) 2015年6月18日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】山本一太自由民主党知的財産戦略調査会副会長 参議院議員)、萩原恒昭(一般社団法人日本知的財産協会参与 凸版印刷株式会社法務本部長)、相澤英孝(一橋大学大学教授 産業構造審議会知的財産分科会委員)
産業技術の漏洩・流出をいかに防ぐか?製造業、電機、精密機器、医療、化学分野…。
グローバル市場に挑む多くの日本企業が直面する深刻な現状を睨み、今国会で「発明特許」と「営業秘密」に関する法改正が審議されている。企業の国際競争力UPが期待される一方で、今後、検討すべき課題も数多く残されている。
研究者・技術者の意欲や権利を損なう懸念は?成長分野の開拓や、海外企業との連携の中でどこまで企業情報を公開すべきなのか?
特許法改正と知財戦略・発明の権利は誰のもの?
安倍首相は「世界では先進国、新興国を含め知的財産に関する競争が激しさを増している。わが国が国際競争力を高め、成長を確かなものとするためには知財戦略の再構築を図る必要がある」と語った。
特許を受ける権利
現行法 従業員 → 改正案 法人企業
反町理、「特許は会社でなく研究者にいくべきだ、と青色LED中村修二さんは言っていたようだが」
山本一太、「中村先生の業績にケチをつけるつもりはないが、日本の場合はほとんどチームプレーだ。トヨタの車に使われる部品なんかはその例だ。職務発明制度の特許の権利は研究者に帰属することだったが、これを企業がきちっと選択すれば最初から法人帰属にできる。それを変える代わりに職務発明の報奨の支払いを法律の中で法定化する」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150618_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150618_1
悔しいサムスン、賠償より痛い「模倣品」の汚名 対アップル敗訴の衝撃 2012.9.3 SankeiBiz
米アップルと韓国サムスン電子の特許をめぐる法廷対決で、米カリフォルニア州北部連邦地裁の陪審サムスン側のアップルに対する特許侵害を認定した。
ナショナルブランド」の全面敗北に韓国メディアは一斉に評決を非難する記事で反発しているが、アップル側は米国内でのサムスンの旧モデル製品の販売差し止めも申請、追撃態勢を取る。
評決では製品を「模倣品」と断じられた。これはサムスンが最も重点を置くデザイン開発を否定されたことを意味し、今後の世界戦略に大きな影響が及ぶことは不可避だ。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120903/mcb1209030501001-n1.htm
特許紛争:丸い角は全てデザイン侵害? 2012/08/28 Chosun Online
●ギャラクシーS3の訴訟リスク
今回の評決で陪審が指摘した機能・デザインの特許侵害7件のうち、5件はギャラクシーS3にも部分的または全面的に採用されている。(グラフィック参照)
 内訳は機能が2件、デザインが3件だ。機能の面では、2本の指を使い画面の特定部分を拡大する「フィンガー・トゥー・ズーム」と、画面を2回タッチすると指定された部分が画面全体に拡大される「タブルタッピング」が該当する。デザイン部分では、ギャラクシーS3もアイコンを碁盤の目状に配列している。
 これら三つの要素は、サムスン電子が直接開発したものではない。いずれもグーグルがサムスンに提供したスマートフォン用基本ソフト(OS)の「アンドロイド」に含まれているものだ。このため、OSを変更しない限り、デザインの変更は難しいのが現状だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/28/2012082800835.html
ハルピン高架橋崩落 ずさん工事が明らかに 2012/8/31 大紀元
中国黒竜江省ハルピン市で24日に発生した8人死傷の高架橋崩落事故について、香港紙・苹果日報の関連報道は、事故直後の現場写真から事故原因を分析した。
なお現在、事故原因はトラックの過積載だと当局は発表しており、設計・施工・監理を行った3つの企業もそれぞれ、「基準に従い厳格に実施した」と表明している。
中国では橋の崩壊事故が多発している。今年5月、湖南省で120メートルのアーチ橋が倒壊し、2人が死亡、4人が行方不明になるという事故が起きた。後日、橋には鉄筋がまったく使われていないことが判明したが、現地当局は船が橋脚に強く衝突したことを事故原因とし、欠陥を認めなかった。2009年12月、天津市津晋高速道路の料金所部分が倒壊し、6人が死亡、4人が負傷していた。その時も当局は施工不良を認めず、過積載による共振が倒壊の原因だと主張していた。
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/08/html/d55820.html
春秋 「丸い角は全てデザイン侵害?」 2012年8月30日 日本経済新聞 (一部抜粋しています)
ひとの顔には「その人らしさ」がある。耳の形、目鼻だち、あごの線。そんな小さな造形の特徴をたよりに、人間は相手の顔を正しく認識するらしい。頭髪、しわ、脂肪などは顔の飾りにすぎず、本質とは無関係だ。そう思えば少しは気が楽になる。まして体の中の肝臓が弱っていても、腰が痛くても、外からは見えない。
では、企業の製品の「らしさ」を決める本質とは何だろう。スマートフォンをめぐる特許紛争で、米アップルが韓国のサムスン電子に勝利した。最大の争点は中身の技術ではなく、外観のデザインだった。米国の陪審員は「角が丸い長方形」がアップルらしさの源泉だと認め、サムスンは830億円もの賠償金を課された。
角が丸い長方形など、どこにでもあるではないか。それほど細かいところまで特許の網をかけるのか……。驚きや批判の声を日本企業から聞くが、ものづくりの本質の移り変わりを読み誤ってはなるまい。何十年たっても「らしさ」を人々に認められる。そんな製品を世に送り出せるのは、魅力的な企業であるに違いない。

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『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』 ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
ついに知的財産権を主張しはじめた中国のしたたかな戦略とは? (一部抜粋しています)
中国では、コピー商品が堂々と売られている。高級ブランド品や電化製品の偽物、ディズニーや日本アニメのキャラクターに類似した着ぐるみ、海賊版のCD、レコード……とあげればきりがない。
コピー商品が山のようにあふれているのは、中国当局が経済的損失を考慮して積極的に取り締まらないからとか、そもそも著作権や商標権に対する意識が低すぎるからなどといわれる。
2011年6月には、中国鉄道部輸送曲副主任の周力氏が、「中国高速鉄道知的財産権は中国に属する」と述べて物議をかもした。
なぜならば、この中国高速鉄道は、川崎重工業などが、日本の新幹線の技術を供与してつくられたものだからだ。
川崎重工業は、2004年から中国の鉄道高速化プロジェクトに参加し、翌年には国有メーカー・中国南車と、車両設計の合弁会社を立ち上げて協力してきた。
中国側の言い分はこうである。川崎重工業から提供されたのは最高時速200キロが出せる車両の技術であり、現在のように最高速度380キロが出せる車両をつくる技術は中国独自のものであるから、これは当然中国の知的財産権に値する――。
これに対し、日本の鉄道関係者は新幹線技術の「転用」と見ている。川崎重工業も、中国側の特許申請に関しては「対応を検討する」としただけで、具体的な行動には踏み切っていない。国土交通省の幹部も「実際に、どこまでが日本の技術かがわからないため、事態を見守るしかない」という。
ところが、最近は中国でも知的財産権に関する意識を高めようと、知的財産権の特許申請に助成金を出す制度などを導入している。そして、対外的には徹底して知的財産権を主張し、自国の利益にするというやり方を新たな戦略として行なっているのだ。
事実、欧州特許庁に毎年出される25万件以上の特許申請のうち、中国から出される申請は1万2000件にのぼるという。
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いままでは、知的財産権を巡る主張の対立はあまりクローズアップされていなかったが、こうした中国の戦略を見ていると、自国利益の資源の一種として知的財産権の確保に本腰を入れはじめたようだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
8月30日の日本経済新聞 「春秋」欄に、こんなことが書いてあった。
「角が丸い長方形など、どこにでもあるではないか。それほど細かいところまで特許の網をかけるのか」
去年の10月、アップルのスティーブ・ジョブズが亡くなった直後のテレビの追悼番組で、こんなことを言っていた。
スティーブ・ジョブズは禅やソニーの製品に影響を受けていた。iPhoneiPadの外形にもこだわっていたとかで、今はどうか知らないが、テレビではiPhoneの外形の製品は日本製だとか。そして、ジョブズiPhoneの外形に光を当て、その光沢に満足していた・・・。
ジョブズが亡くなった後でもこのようなこだわりが、アップルに引き継がれているのだろうか。それにしても、スマートフォンの角の曲がりあいが特許にひっかかるというのは信じられない話だ。
サムスンの機種は米グーグルのOS 「アンドロイド」を搭載している。アップル対サムスンの訴訟合戦は、アップルとグーグルの代理戦争でもあるのだ。
8月25日の新聞に、中国東北部ハルビン市で24日早朝、9ヵ月前に開通したばかりの橋が突然崩落し、多数の死傷者を出した。高架橋は昨年11月に開通したばかりだった。との記事が出ていた。
特許と中国国内での手抜き工事事故とは全く関係がないわけではない。日本人が関わっていないところで、手抜き工事が発生しているのだ。
『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』という本に「ついに知的財産権を主張しはじめた中国のしたたかな戦略とは?」があった。
「いままでは、知的財産権を巡る主張の対立はあまりクローズアップされていなかったが、こうした中国の戦略を見ていると、自国利益の資源の一種として知的財産権の確保に本腰を入れはじめたようだ」
いろんなところで、日本の前に、中国が立ちはだかるようになってきた。韓国もスマートフォンインターネットテレビで存在感を見せている。
中国や韓国を、簡単にがつんとやる方法はないものか。