じじぃの「人の生きざま_133_P・ヒッグス」

ピーター・ヒッグス - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9/23513/
ヒッグス粒子」発見か 提唱者ピーター・ヒッグス氏「驚きだ」(12/07/05) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=e6RiiHa_RRk
GOD PARTICLE CONFIRMED Higgs Boson Discovery Video Leaked! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Vk513mXSAfs
フランソワ・エングレール博士とピーター・ヒッグス博士 画像
http://i.usatoday.net/tech/_photos/2012/07/04/New-particle-consistent-with-God-particle-981Q5H1G-x-large.jpg
ヒッグス粒子ノーベル賞=提唱の英教授ら、物理学賞 2013/10/08 時事ドットコム
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年のノーベル物理学賞を、万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を提唱した英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)とベルギーのブリュッセル自由大のフランソワ・エングレール名誉教授(80)に授与すると発表した。ヒッグス粒子を発見したスイスの欧州合同原子核研究所(CERN)の実験には、多数の日本人研究者が貢献した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013100800904
ヒッグス粒子ってなんだろう? 2012-06-18 LHCアトラス実験オフィシャルブログ
http://d.hatena.ne.jp/lhcatlasjapan/20120618/1339977577
ヒッグス粒子の発見』 イアン・サンプル/著、上原昌子/訳 講談社ブルーバックス 2013年発行
ピーター・ヒッグス本人をはじめ、主要科学者たちの証言を多数収録。英国最優秀科学ジャーナリストが圧倒的ディテールで描ききる迫真のドキュメント。
はじまりは、6人の物理学者による3編の論文だった。「質量の起源」を明らかにする標準理論の最後の1ピース=「ヒッグス粒子」は、いかに予測され、探索されてきたのか? とらえがたき怪物”が生み出した、半世紀におよぶ群像劇のすべて。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34936
ピーター・ヒッグス ウィキペディアWikipedia)より
ピーター・ウェア・ヒッグス(Peter Ware Higgs, 1929年5月29日 - )はイギリスの理論物理学者。エディンバラ大学名誉教授。2013年ノーベル物理学賞受賞。
【経歴】
ニューカッスル生まれ。1960年にキングス・カレッジ・ロンドンを卒業した。
1964年に、素粒子の「質量の起源」を説明する電弱理論における対称性の破れ(南部陽一郎の対称性の自発的破れが原型)の理論を提出した。この仮説を裏付けるヒッグス粒子の発見は素粒子物理学の大きな課題となっており、現在、スイスの大型ハドロン衝突型加速器を用いて陽子同士を衝突させ、ヒッグス粒子を検出する計画が進められてきた。そして2012年には、CERNヒッグス粒子ではないかと見られる物質を発見したことを発表するに至っている。
1980年から1996年までエディンバラ大学の教授である(現在は名誉教授)。
ヒッグス粒子 ウィキペディアWikipedia)より、一部追加した
ヒッグス粒子(英: higgs boson)とは、素粒子に質量を与える理由を説明するヒッグス場理論からうまれた、理論上の粒子である(素粒子論と量子力学では、場の存在と粒子の存在は意味がほぼ同じである)。
【神の粒子】
イギリスの新聞ガーディアンの科学記者が実施した別名投票で、多くの候補の中から選ばれた最も妥当な名前は「シャンパン・ボトル・ボソン」である。シャンパン・ボトルの底はヒッグス・ポテンシャルの形であり、物理の講義でもよく説明に使われる。「神の粒子」というほどインパクトのある名前ではないが、覚えやすく、多くの物理学的議論に関連がある。例えば、ハドロンに質量を与える南部理論(カイラル対称性の自発的破れ)に現れる。また、カイラル対称性の自発的破れのアイディアは、南部が超伝導の理論であるBCS理論に触発されたものだが、BCS理論に出てくるポテンシャルもシャンパン・ボトルの形である。

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『入門 超ひも理論―物理学の最終理論をやさしく解説!』 広瀬立成/著 PHP研究所 2002年発行
始まらない食事 (一部抜粋しています)
自発的破れのゲージ理論への適用は、1964年、P・ヒッグスによって提唱され、「ヒッグス機構」とよばれる。それは、相好作用そのものの対称性を維持しながら、対称性の破れを真空の変質に肩代わりさせる、という巧妙なやり方だ。ヒッグス機構では一般に、真空と同じ量子数をもつヒッグス粒子が予言される。実験でヒッグス粒子を見つけることは、ヒッグス機構の検証として、さらには超ひも理論を究極の目的とした統一理論のあゆみを支持するものとして重要な意味をもつ。それは、21世紀における高エネルギー物理学の最大の課題の一つということができる。
対称性の自発的な破れについて、よく引き合いにだされる面白い話をしよう。パーティ会場のまるいテーブルの上に、何人かのナプキンがセットしてある。全員が着席してみると、ナプキンはちょうど各人の中間においてある。その配置が完全に対称ならば、それぞれの人にとって、左または右のナプキンのどちらかを選ぶ確率は同じ(50%)はずである。左を選ぶのがエチケットらしいが、それは人間同士の取り決めにすぎない。つまり、対称性が保たれるかぎり、食事はいうまでたっても始まらないことになる。ところが、現実にはこんなことは起こらない。誰かが偶然、左側のナプキンを取れば、そのとなりの人もまた左側のナプキンを取らざるをえない。こうして全員がナプキンをとって、めでたく食事が始まる……。
対称性の破れ(ヒッグス機構)は、それをどのような尺度で観測するかによって、あらわれ方が違ってくる。たとえば弱い相互作用の到達距離10-18m以下の微小領域では、ゲージ対称性がなりたっており、ウイークボソンは質量ゼロの光子とおなじようにふるまう。到達距離が10-18mより長くなったとき、ゲージ対称性が自発的に破れ(ヒッグス機構)、ウイークボソンだけは陽子の90倍という質量を獲得する。この質量は不確定性原理によって到達距離(10-18m)から計算できる。こうして電磁力と弱い力は、まったく異なる2つの力としてふるまうようになる。これが、われわれが観測する現実の力である。

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ヒッグス粒子の発見』 イアン・サンプル/著、上原昌子/訳 ブルーバックス 2013年発行
南部陽一郎の論文と出会って (一部抜粋しています)
物理学科でのヒッグスは、秘書のオフィスに毎週持ち込まれる学術誌の管理を引き受けた。彼はそれらにザッと目を通し、拍子に日付を記して、他の研究者のために書棚に整理していた。
1961年の春、新しく届いたばかりの雑誌の1冊を手に取り、ページをめくっていたヒッグスは、ふとある記述に目を止めた。シカゴ大学の物理学者、南部陽一郎が、素粒子はどのようにしてその質量を獲得したのかを説明するために、超伝導体の理論を利用した論文を書いていたのだ。南部はシカゴにやって来る前に、アインシュタインとともに研究に取り込み、大きな評判を得ていた。同僚たちは南部について、「はるか先を行っていることが多いので、人は彼のことが理解できない」と語っている。
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南部の発想の大転換は、宇宙で起こった他の対称性の破れが、質量のない書粒子に質量をもたらしたのではないかというものだった。彼の論文は結果として、陽子や中性子、その他いくつかの素粒子に質量を与える対称性の破れがどのようにして起こりうるかを大まかながら説明していた。その研究は、何1つ確かめられていなかったが、ヒッグスを含め、多くの科学者たちの心に種をまいた――「対称性の破れ」は、質量の起源を探るカギになるかもしれない。

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ピーター・ヒッグス Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&sa=X&oi=image_result_group&q=%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch