じじぃの「日本をメタボから救う体脂肪計・タニタ!日本を救う中小企業100」

体脂肪計タニタの2000万台達成キャンペーン 最優秀エピソード 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Or3IIaFWkYw
体脂肪計タニタの社員食堂」のレシピ本がバカ売れです。 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=W991H2HLNJQ
株式会社タニタ
http://www.tanita.co.jp/products/index.html
株式会社タニタ “健康をはかる”世界的トップメーカー
国内で初めてヘルスメーターの製品化に成功し、国内シェアは60%、海外でもトップシェアを誇っている。また、家庭用尿糖計に業界で初めて製品化に成功している。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/008/attached/attach_8028_10.pdf
未来世紀ジパング 「世界が注目!日本式ダイエットビジネス」 (追加)  テレビ東京
【司会】SHELLY、大浜平太郎 【ゲスト】夏野剛宮崎美子田山涼成 【沸騰ナビゲーター】高橋千枝子三菱UFJリサーチ&コンサルティング チーフコンサルタント
●中国に挑む…ニッポンのタニタ
上海にオフィスを構えるのは、レシピ本「タニタの社員食堂」が530万部を超えるベストセラー、日本で一大ブームを起こしたタニタだ。もともとは体重計など計測器のメーカー、中国に体脂肪率や筋肉の量まで測れる“体組成計”を売りこもうとしていた。しかし、大きな問題があった。健康診断など普及していない中国では、“体脂肪”という言葉さえほとんど知られていないのだ。新しい市場を開拓するために、タニタの“初めての体組成計”作戦が始まった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20130909/
タニタ ウィキペディアWikipedia)より
株式会社タニタ(英:TANITA CORPORATION)は、体重計など計測器の大手メーカー。
シガレットケースや貴金属宝飾品などの製造販売を手がけた金属加工メーカーとして創業。独自の技術力で様々な製品を製造するが、かつてはOEMによる受託生産が主で、自社ブランド製品は少なかったというが、1992年の「乗るだけで計測できる体脂肪計」の発売と、1994年の世界初となる「家庭用体脂肪計付ヘルスメーター」を発売して以降、自社ブランドの確立に至ったという。
日本で初めて家庭用体重計を製造・販売。「ヘルスメーター」と命名した。世界で初めて体脂肪計や体組成計を製造・販売するなど、常に先進の健康機器を提供している。その他、料理はかり、タイマー、活動量計歩数計、医療施設向け体組成計・体脂肪計等を製造・販売している。
体脂肪計 ウィキペディアWikipedia)より
体脂肪計は、人体に占める脂肪の割合(体脂肪率)を測定する計器である。現在では家庭用に量産されている。
体内の脂肪の量(あるいは体重にしめる脂肪の比率)を求めることはかなり困難であったが、脂肪とそれ以外の人体構成成分ではインピーダンスが異なることを用いた測定法が広く行われるようになり、手軽に体脂肪率を測ることができるようになった。そのための計器が体脂肪計である。
例えば、足を乗せるための極板を両足別に用意してその間に微弱な交流電圧を印加し、裸足で極板に乗るようにすれば、人体のインピーダンスを求めることができる。極板にストレインゲージを取り付ければ体重も同時に測定できる。

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仰天クイズ!珍ルールSHOW 「あの有名商品を開発!世界基準を作ったのは日本人SP」 2012年3月13日 テレビ東京
【出演】タカアンドトシ繁田美貴関根勤八代英輝、ゴリ、石塚英彦矢口真里ローラ・チャン
カッター、体脂肪計、掃除に使うコロコロ。有名商品の開発の過程を徹底調査。開発者の意外な発想や苦労を出題!カッターナイフの刃に溝を入れる発想のヒントは?
タニタ
今月1月にオープンしたタニタ食堂はOLやサラリーマンに大人気。タニタは料理用の量りなどを製造している会社で、1992年に世界を驚かせた体脂肪計を販売していた。この体脂肪計を開発したのは新入社員だった佐藤富男だった。
タニタの谷田大輔社長はもっと簡単に脂肪をはかれる機械を切望したが、開発部は他の開発で忙しかったため、新人の研究テーマということで新入社員の佐藤富男に白羽の矢があたった。周囲からは期待されておらず、本人も本業から外れていてどうなんだろうと思ったという。
これを機に佐藤は脂肪の勉強を一から始めた。脂肪は電気を通しにくく、筋肉は電気を通しやすい事を知った佐藤は半年後に試作機を完成させた。会社からは高評価を得たが、医者からは時間がかかりすぎるとダメだしされた。
時間短縮に苦戦する佐藤富男は、体重計で体重と一緒に脂肪も計測できればいいという先輩の言葉を思い出した。体重計に電気の伝導率の高い銅を切り取り体重計の上に貼り計測すると、体重がかかる足の裏がは銅板と密着しやすく数値が安定した。改良した体脂肪計を持ち再び病院を訪ね計測すると、医師は試作品を認めてくれた。
しかし、製品化するには試作機のデータが正しいのかという壁が立ちはだかった。そこで、試作機のデータとプールではかるデータを比較。正確な測定器を作るためには体型・年齢・性別ごとに100人以上の様々なデータが必要となった。1992年に業務用の体脂肪計が発売、2年後に家庭用の体脂肪計が発売され爆発的なヒットとなった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/21413_201203131954.html
ニューズウィーク日本版』 日本を救う中小企業100 2011年12月7日号 (一部抜粋しています)
東京墨田区の空にそびえる東京スカイツリーが大人気だ。理由は電波塔として高さ世界一という誇りだけではない。東京タワーが建った高度成長期へのノスタルジーだけでもない。
商店や中小企業がひしめく下町で日に日に高さを増していくスカイツリーは08年の着工以来、人口減少や世界経済の変調などで沈みがちな日本経済の中で、日本人の前進力をあらためて思い起してくれたシンボルだ。
そんなスカイツリーを支えているのが、日本の中小企業だ。建設主体は大企業だが、内部の振動制御装置に使われている高さ1.2メートルの巨大コイルばねは、従業員80人余りの東海バネ工業が作った「熱の芸術品」。
ここに日本の希望がある。前進力の中核は、今も昔も企業数で9割、労働者数の7割、利益の5割を占める中小企業。本誌が厳選し紹介する100社は、古い成長モデルが立ち行かなくなった後も新しい時代に適応し、日本経済を活気づけるべく進化してきた中小企業ばかりだ。
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日本をメタボから救う体脂肪計 タニタ
日本をメタボから救う体脂肪計メーカー。92年に世界初の体脂肪計を開発した。
現在の主力製品は、筋肉量や体水分率まで計測できる体組成計。数値改善の目安となるカロリー摂取量やカロリー消費量を測る新しい方法も次々に提案している。
健康志向の社員食堂のレシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』は420万部も売れた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2011年12月7日号『ニューズウィーク日本版』に特集として「日本を救う中小企業100」が載っていた。
この日本を救う中小企業100の中に「日本をメタボから救う体脂肪計 タニタ」があった。
そういえば、3月13日のテレビ東京 『仰天クイズ!珍ルールSHOW』の番組で「体脂肪計」が取り上げられていた。
タニタは料理用の量りなどを製造している会社で、1992年に世界を驚かせた体脂肪計を販売していた。この体脂肪計を開発したのは新入社員だった佐藤富男だった」
1992年(平成4年)か。「平成4年」をキーにして調べてみた。長崎県ハウステンボス開業した。スペインのバルセロナでオリンピック開幕し、当時中学2年生だった岩崎恭子が200m平泳ぎで金メダルを獲得した。夏の甲子園の2回戦、明徳義塾高校星稜高校戦で明徳義塾が星稜の松井秀喜を5打席連続して敬遠した。毛利衛スペースシャトルエンデバーに搭乗し、宇宙空間に向けて旅立った。天皇が初めて中国訪問した。大相撲では曙太郎が2場所、優勝した。テレビでは日本テレビ系列で「進め!電波少年」が放送を開始、漫画の「クレヨンしんちゃん」がアニメ化されて放送された。槇原敬之が「もう恋なんてしない」を、加山雄三谷村新司が「サライ」を歌っていた。映画では宮崎駿監督のアニメ「紅の豚」がヒットした年だった。
「脂肪は電気を通しにくく、筋肉は電気を通しやすい事を知った佐藤は半年後に試作機を完成させた」
タニタはこの体脂肪計で米国ヘルスポート社から特許侵害訴訟を受けているが、勝訴している。原理的に似たところがあったんだろうか。
この体脂肪計が発明されるまでは正確に体脂肪を計ろうとすると、自分の体重とプールに入ったときの体重と比較していたとか、すごい話だ。
1992年は日本経済がバブルがはじけ、翌年の1993年から「就職氷河期」が始まった。
1991年に半導体DRAMで世界シェア1位が東芝だったのが、1992年には韓国のサムスン電子に世界シェア・トップを奪われた。失われた10年が数字として表れたのが1992年だった。
ニューズウィークではこの失われた10年で誰が悪かったのか、書いていたことがあった。 参考 ↓
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20090215/1234648925
バブルがはじけた時に何もしなかった当時の首相、官僚に責任があるというものだった。自民党宮澤喜一首相(1991年−1993年)の時期が、日本のバブル崩壊不況(失われた10年の始まり)に重なっているのである。
タニタの体脂肪計はこんな、時代背景に誕生したのだった。