じじぃの「行くも地獄・戻るも地獄・10万年暴れ続ける怪物・核のゴミ!NNNドキュメント」

20120311 行くも地獄、戻るも地獄 〜倉澤治雄が見た原発ゴミ〜 デイリーモーション動画
http://www.dailymotion.com/video/xpe0xc_20120311-yyyyy-yyyyy-yyyyyyyyyyy_news
核のゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=wZDfT_xaVQk&feature=related
行き場のない"核のゴミ"北海道幌延町の不安 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=jOZFcWI_H78
核の傘>よ、永遠に――日本はどこへ向かうのか 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Dek90712D2E
田勢康弘週刊ニュース新書』 (追加) 2013年10月12日 テレビ東京
【番組ホスト】田勢康弘 【番組進行】繁田美貴中川聡 【ゲスト】増田寛也総務大臣 【ペット】ま〜ご(ねこ)
【“核のゴミ”あなたの町は受け入れますか? 「トイレなきマンション」を作った私たちの生活】
日本の原発政策を例えにした「トイレなきマンション」という言葉の認知度は100人中6人だった。
「今の政府やNUMOの取組状況を見ているとこの数字もやむを得ない」と増田氏は話した。田勢氏は「最終処分場など立地については政府が逃げてきた感じがある」と話した。
増田氏は、委員長を務める放射性廃棄物小委員会の活動も話した。
田勢氏が素朴な国民感情としては、放射線が出なくなるまで10万年かかると云われているが、地殻変動で300m地下に埋めているからと安心できるものではない、などと述べた。これについて増田氏は「世界中の知識を集めなくてはならない」などと話した。
海外ではスウェーデンフィンランドが使用済み核燃料を地下に埋める最終処分場を決定した。
フランスでは、パリから車で約4時間のところにあるビュールの地下深くに核のゴミを埋めるための試験場がある。その試験場を管理するアンドラの担当者のその他一般人氏に話を伺った。日本とフランスでは核のゴミを入れるためのキャニスターに核のゴミを入れて処理する研究が進められている。使用済み核燃料の処理方法は核のゴミをガラス原料と混ぜて固体化してキャニスターに入れるということで、より放射線が漏れにくく安全性が高くなるのだそうだ。
核のゴミの入ったキャニスターを入れるための穴で、粘土質の地層にどう圧力がかかるのかを調べていた。さらに温度の検査もしていた。キャニスターは遠隔操作で穴の中に運ばれ、10万年かけて無害になるという。
田勢氏は原発を再稼働しても、中止にしても、核のゴミ問題は次の世代に回すのではなく、早急に決める問題だと話した。
http://www.bs-j.co.jp/program/detail/20000_201310121300.html
NNNドキュメント 「行くも地獄、戻るも地獄 〜倉澤治雄が見た原発ゴミ〜」 2012年3月11日 日本テレビ
【声の出演】中里雅子 【科学ジャーナリスト】倉澤治雄
原発から出る〝核のゴミ〟をどうやって処分するのか?」福島第一原発事故が浮き彫りにした課題のひとつだ。番組では、原子力に詳しい倉澤治雄日本テレビ解説主幹が米スリーマイル原発の高レベル廃棄物の行方など「核のゴミ」を追っていく。さらに、当初は地層の「研究施設」を作るだけのはずが、いつの間にか「最終処分場」が近くに来ることになったフランスの実例。これと同様に、研究施設という名目で誘致が行われた北海道幌延町の現状。そして取材斑は、モンゴルにも飛んだ…。見えてくるのは、これまで細かい点を先送りして、巨額の費用を投入してきた核燃料サイクルの危うい現状と、「産業のない僻地」にカネを使って、処分施設を持っていこうという処分地選定をめぐる相似形だった。
倉澤治雄がヘリコプターに乗り、福島第一原発の近くの上空から、4号機の様子を伝えた。事故直後の4号機の映像や、4号機の燃料プールの映像が紹介された。
浜岡原発を取材。原子炉は停止しているが、燃料プールには大量に使用済み燃料が溜まっている。中部電力の職員が燃料プールを紹介し、1回の定期検査で200体前後の使用済み燃料が出ると話した。原子力発電所は全国に54基あるが、その全ての使用済み燃料の合計は6万1617体となる。
北海道・幌延町の幌延深地層研究センターでは、将来処分場を作るための研究を行っていて、1000億円以上がつぎ込まれている。
青森・六ヶ所村には、使用済み燃料が送られてきていて、隙間なく保存されていた。プリンストン大学のフランク・フォンヒッペル教授は、日本の使用済み燃料が、このままでは臨界に達するのを防げないと忠告した。
http://www.ntv.co.jp/document/news38.html
どうでもいい、じじぃの日記。
3/11、日本テレビNNNドキュメント』で「行くも地獄、戻るも地獄 〜倉澤治雄が見た原発ゴミ〜」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
【後半部のみ】
モンゴルの草原地帯が一面雪に覆われている映像が出てきた。
核のゴミの最終処分場として名前が挙がった村に向かった。ウランバートルから200キロ離れた草原地帯にあるバヤンタル村。
取材スタッフ、「見渡すかぎり、広い平地が続いています。何もないところで、湖や川も見当たりません」
地震がほとんどないという広大な土地。道路や鉄道が近くを走っているため、廃棄物は運びやすいと名前が挙がった。さらに、この周りは原発建設の候補地にもなっている。
核廃棄物の報道の後、モンゴルでは反対運動が起き、政府は計画などなかったと火消しにやっきだ。
原発ゴミを他の国に押しつけてよいのか?
ドイツの海岸近く(アーハウス)の地図が出てきた。
原発の廃止を早々と決めたドイツ。コストがかかるとして再処理も止めた。それでも原発が完全に止まるまであと10年間、使用済み燃料は増え続ける。しかし、最終処分場は反対運動が強く、今も決まっていない。
イギリスの海岸近く(バロー)の地図が出てきた。
イギリス中部のバロー。去年夏、日本の使用済み燃料から出た高レベル廃棄物が送り返されようとしていた。近くのセラフィード再処理工場で処理されたものだ。行先は青森県六ヶ所村
日本が再処理を委託してきたイギリスとフランス。しかし、イギリスは再処理事業の中止を決定。さらにセラフィードの工場も閉鎖が決まった。
9月中旬。警官隊が警備する中、船は六ヶ所村の港に到着した。
船上にHTV(宇宙ステーション補給機)の胴体のような形のものが3個乗っかっている映像が出てきた。
運ばれてきた鋼鉄製の容器は3つ。中にはガラス固化体が合計76体入っている。
取材スタッフがビデオカメラのようなもので鋼鉄製の容器を撮影している。
取材スタッフ、「棚上げされている積荷にサーモグラフをあてると、表面温度が上っているのが分かります」
鋼鉄製の容器の表面温度はおよそ50度。中のガラス固化体から放たれた熱だ。
専用の道路を時速10キロで慎重に運ぶ。処理や輸送にかかった費用は今回だけで63億円とみられる。これが電力料金に跳ね返り、消費者の負担になる。
ガラス固化体がこうして貯蔵されるのは長くて数10年程度。10万年以上貯蔵できる最終処分場がどこかに出来るまでの一時的なものだ。六ヶ所村再処理工場には総額で11兆円以上がつぎ込まれる。これまでトラブルでたびたび止まり、本格運転を目指していた今年、またしても作業が中断した。
アメリカの核問題専門家による勉強会の映像が出てきた。
アメリカの核問題専門家は日本の再処理事業は破滅的だと指摘する。日本が進める使用済み燃料の再処理はアメリカのように直接処分するのに比べ、はるかにコストがかかるという。しかも再処理によって、核兵器に転用できるプルトニウムが貯まっているのもテロの危険性があり、問題だという。
米・プリンストン大学のフランク・フォンヒッペル教授、
高速増殖炉が商業化できると考える電力会社はもう存在しない。フランスの例だが再処理は使用済み燃料を直接深地層処分するより、10倍も高くつく。日本は10トンのプルトニウムを持っている。フランスとイギリスにも合計35トンのプルトニウムを貯蔵している。日本の使用済み燃料が、このままでは臨界に達するのを防げないだろう」
      ・
東京・原子力発電環境整備機構(NUMO)が入っている建物の部屋に取材スタッフが入って行く。
国から最終処分場選びを請け負っているのがNUMO。天下り官僚もいる職員わずか80人の機関だ。設立されてすでに12年経ているが、今までこれという成果を示していない。
NUMOの人、「特定放射能廃棄物の最終処分の法律で事業が決まっていますので、このままご理解いただき、活動を続けていくスタイルです」
取材スタッフ、「現実には15年経て、まだ処分地の応募がない状況ですよね。これをこのまま手をこまねいていくということは組織として難しいじゃないですか」
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じじぃの感想
「日本の使用済み燃料が、このままでは臨界に達するのを防げないだろう」
日本の場合は、ほとんど使用済み燃料は原子炉建屋の上の方に置いてある。
使用済み燃料棒と使用済み燃料棒の間は水で遮断されているが、本来は燃料棒と燃料棒の間には核分裂連鎖反応を遮断させる減速材が必要なのだ。
再度、大きな地震でその使用済み燃料棒同士がくっつくことがあると、使用済み燃料棒がメルトダウンする可能性があるのだそうだ。
「ガラス固化体がこうして貯蔵されるのは長くて数10年程度。10万年以上貯蔵できる最終処分場がどこかに出来るまでの一時的なものだ」
10万年以上貯蔵できる最終処分場が決まらない?
その前に、日本に第4、5の原爆が降り注ぐのかもしれない。