じじぃの「世界遺産・城砦のような修道院・モンサンミシェル!天使と悪魔の謎を楽しむ本」

TBS 世界遺産 モン・サン=ミシェル  動画 iNK TANK
http://inktanklog.blog47.fc2.com/blog-entry-16.html
Mont Saint Michel 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=GoFqgYISEB4
Mont St-Michel in the bus 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=39JVVi3AeX8
グイド・レーニによる「大天使ミカエル」 画像
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/68/Guido_Reni_031.jpg/220px-Guido_Reni_031.jpg
モンサンミシェル Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&aq=f&oq=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB&gs_upl=0l0l0l31lllllllllll0&oi=image_result_group&sa=X
世界遺産ライブラリー [モンサンミシェルとその湾] NHK世界遺産
フランス・ノルマンディー地方の海に浮かぶ島、モンサンミシェル。小さな島の中心に、城砦のような修道院が屹立し、古くから「海上のピラミッド」などと呼ばれてきました。モンサンミシェル湾は、干満の差が激しく、島は、絶海の孤島になったり、大陸と地続きになったりと、様々な表情を見せます。
「シリーズ世界遺産100」では、中世以来、多くの人々の心を捉えてきたモンサンミシェルの神秘的な姿と、奇跡の物語をご紹介します。この小島はなぜ、モンサンミシェル(大天使・ミカエルの山)と呼ばれるようになったのでしょうか。中世、巡礼者は、広大な干潟を歩いてモンサンミシェルを目指しました。しかし、潮の干潮のタイミングを読み誤れば、あっという間に干潟は波に飲み込まれてしまいます。人々は、巡礼の前に遺書まで書いていた、といいますが、なぜ、命をかけてまで、ここを目指したのでしょうか。今も年間100万人以上の観光客が訪れるという島と、それを取り囲む雄大な自然の魅力をお伝えします。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards313.html
ミカエル ウィキペディアWikipedia)より
ミカエルは旧約聖書『ダニエル書』や旧約聖書外典エノク書』などに名があらわれる天使。日本正教会では教会スラヴ語・ロシア語からミハイルと表記される。
【聖書の記述】
聖書でミカエルがあらわれるのは、ダニエル書である。
ミカエルは旧約聖書外典である『エノク書』にもあらわれる。『エノク書』は広く読まれたとされる。新約聖書外典である『モーセの黙示録』ではモーセシナイ山十戒を受けたとき、十戒を記した石板をモーセに渡したのはミカエルであるとされている。

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『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』 グループSKIT/編集 2010年発行
天使長ミカエルが担う重要な任務とは? (一部抜粋しています)
総勢40億ともそれ以上ともいわれる天使たち。その頂点に君臨しる大天使ミカエルとは?
天使の数は非常に多い。またその一人ひとりが、我々人間と同様、固有名をもっている。仮に聖アルベルトゥスが挙げた約40億が天使の総数なら、それと同じだけの天使の名があるわけだ。
だが、これまでに把握されている天使の名の数は、40億に遠くおよばない。判明している天使の名はけっして少なくないのだが、それでも天使全体からみれば、ごく一部にすぎない。逆をいえば、名の知られている天使はそれだけで、かなりレアな存在といえる。彼らは、天使のなかでもとくに偉大視されている、選ばれたメンバー――いわば天界の名士たちなのだ。
その名士のなかでも、リーダー的な地位にあると目されているのが、大天使ミカエルである。ヘブライ語で「神に似た者」という意味を持つ彼の名は、早くも『旧約聖書』中の「ダニエル書」に登場している。意外にも、『旧約聖書』に明記されている天使は、彼のほかにはガブリエルしかいない。
ほかの天使たちの名は、時代がくだるにつれて徐々に判明していった(あるいは新たに作られていった)のだ。つまりミカエルは、もっとも古くから存在を確認されていた天使のひとりである。
ミカエルはもともと、紀元前6世紀ごろにメソポタミアの地に栄えた王国、カルデア新バビロニア)の神であったらしい。この時代、ユダヤ人たちは捕虜としてこの地に連行され、数世代にわたる定住と労働を強いられた。その時代、カルデアの文化や風習を自分たちのそれに吸収し、ミカエルへの崇拝も、そうしてユダヤ教に移植されたと推定される。
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ミカエルはユダヤ人だけでなく、神ヤハウェを信仰するすべての民衆の守護神になった。
とりわけキリスト教の最大宗派、カトリック教徒のあいだにおける彼の人気は絶大で、カトリック圏にはミカエルの降臨や奇蹟にまつわる伝説が多い。
たとえば、フランスのノルマンディー地方の観光名所で、世界遺産としても知られるモンサンミシェル修道院。これは8世紀のある聖職者が、ミカエルの命令に従って建てた礼拝堂を起源とする。(ミシェルはミカエルのフランス語読み、英語圏に多い男性名マイケルも、ミカエルの英語読みである)。
天使への崇拝は、ともすれば偶像崇拝につながるおそれがあるため、カトリック教会は庶民のあいだで天使崇拝が過熱するたびに、それをいましめ、ときに抑圧してきた。しかし伝統的にミカエルは別格とされ、彼への崇拝はむしろ奨励されている。そのカトリック教会は、「ミカエルより偉大な天使は存在しない」を公式見解とし、「天使長」と呼んでいる。
そんなミカエルは、ほかの天使より格段に多くの役職を兼任しているが、もっとも重要な任務といえば、悪魔サタンと戦うことである。そのため、彼は、鎧をまとって剣をたずさえた、凛々しい有翼の戦士という姿で描かれることが多く、絵画ではサタンの化身である竜を踏みつけているのが通例である。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』という本を見ていたら、「天使長ミカエルが担う重要な任務とは?」というのがあった。
「フランスのノルマンディー地方の観光名所で、世界遺産としても知られるモンサンミシェル修道院。これは8世紀のある聖職者が、ミカエルの命令に従って建てた礼拝堂を起源とする」
天使とか、悪魔とか、おとぎ話の世界に「世界遺産」が登場してくるとは思わなかった。
ネットで「世界遺産ランキング」をキーに検索すると、3位に「モンサンミシェルとその湾」がヒットした。1位は「マチュ・ピチュの歴史保護区」、2位は「メンフィスとその墓地遺跡」だったり、「アンコール遺跡群」だったりする。
モンサンミシェルとその湾は「一生に一度は行きたい世界遺産ランキング」にも登場している。
ふう〜ん。なあんで? 「江の島とその湾」じゃないんだ。
「ミカエルは旧約聖書外典である『エノク書』にもあらわれる。『エノク書』は広く読まれたとされる。新約聖書外典である『モーセの黙示録』ではモーセシナイ山十戒を受けたとき、十戒を記した石板をモーセに渡したのはミカエルであるとされている」
映画『十戒』にミカエルが出てた?
このモンサンミシェルキリスト教徒にとって聖地の1つなんだそうだ。宗教上の聖地というと、エルサレムを思い浮かべる。イスラム教ではメッカだ。日本では四国八十八箇所だろうか。
モンサンミシェルは監獄としても使われた海に浮かぶ修道院なのだ。天空の聖地だ。
しかし現在は、モンサンミシェルは対岸との間に地続きの道路がつくられ、天空の聖地ではなくなってしまった。
イメージが良くないということで、元の海に浮かぶ姿に戻す工事をし始めたらしい。
モンサンミシェルとその湾は1979年 文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録された。