じじぃの「大腸がん便潜血検査・内視鏡での先進治療『ESD』手術!ゆうどきネットワーク」

【大腸がん医療者】高橋慶一さん[Movie:動画でみる内視鏡治療] 動画 JPOP-VOICE
http://jpop-voice.jp/cancer/daicho/i/1107/III/1204_04-3.html
大腸がん治療と病院選び【症状・ステージ・名医・生存率・検査・抗がん剤】[評判・口コミ・情報]
http://daichou.gan-link.net/
ゆうどきネットワーク 2012年1月24日 NHK首都圏
【キャスター】出田奈々山本哲也 【レポーター】野口香織 【ゲスト】都立駒込病院外科部長 高橋慶一
大腸がんで亡くなる人は、この20年で4倍に増加。毎年10万人以上が、新たに大腸がんにかかっています。増加の理由は、食事の欧米化で、動物性脂肪の摂取が増えたことと、高齢化だといわれています。でも実は大腸がんは、早期発見・早期治療で治りやすいがん。早期がんなら90%は治るといわれています。しかし、初めはほとんど自覚症状がなく、セルフチェックで自分で気付くのは難しいのです。「S状結腸」と「直腸」にできるがんだけで、全体の6割をしめます。初め、がんは、大腸の内側の粘膜にできます。粘膜表面だけなら「早期がん」。これが「進行がん」になると、深くまで達し、大腸を突き破ってしまいます。
http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/life/20120124.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/24、NHKゆうどきネットワーク』で特集「大腸がん便潜血検査 最新治療内視鏡」を観た。
大体、こんな内容だった。(手抜きしている)
そこが知りたい! 大腸がん最前線
大腸がんで亡くなる人は、この20年で4倍に増えました。毎年10万人以上が、新たに大腸がんにかかっています。がんから命を守るためにかかせないポイントがあるんです。
早期発見が大事です
身体への負担が少ない治療法です。そこが知りたい! 大腸がん。必見ですよ〜。
野口さん、「大腸がんで亡くなられる方も多く、怖い病気なんですが。さっそくこちら『耳よりポイント』です」
早期発見で治りやすい
山本さん、「早期発見で治りやすい?」
野口さん、「そうなんです。早期発見で、90%は治ると言われているんです」
山本さん、「1年で10万人が大腸がんにかかっている。なんでそんなに、大腸がんが増えているんですか?」
都立駒込病院外科部長の高橋慶一先生が解説する。
高橋先生、「食事の欧米化ですね。動物脂肪の多い食事がだんだん増えてきています。特にその中でもソーセージとか、ハムとか、皆さん好きじゃないですか。加工肉が大腸がんと関係している。それから、高齢化も関係していると言われています」
野口さん、「大腸がんというものがどういうものなのか、こちらの模型を使って先生に説明してもらいます」
大腸の全体図が出てきた。図の肛門のすぐ上に「直腸」、その上のくびれているところに「S状結腸」という文字が書かれている。
高橋先生、「大腸は大きく分けると直腸とS状結腸と2つに分かれます。大腸がんはこの直腸の部分とS状結腸の部分の2ヵ所が一番多くて、全体の6割を占めていると言われています」
野口さん、「がんと言っても『早期がん』と言ったり、『進行がん』と言ったりしますね」
高橋先生、「模型を使って説明します。こういう小さいポリープは粘膜、粘膜下層のところで留まっていれば早期がんと言われるものです」
山本さん、「腸の内側にできるわけですね」
高橋先生、「そうですね。一般的には内側から、だんだんがんができてきて、大きくなってくると深く入ってくるわけです。大きくなってくると潰瘍を作ってきて、筋肉にまで広がってくる状態になると進行がんとなります」
山本さん、「腸を突き破りそうな感じですが、そういうものもあるんですか?」
高橋先生、「あります」
野口さん、「ここで1つ、『ご注意ポイント』です」
初めは自覚症状なし
野口さん、「初めは自覚症状がないということなんです。ですから、痛みや便秘などということは、先生、早期の場合はないんですか?」
高橋先生、「一般的には早期の場合は、自覚症状が全くないということです。たまに血が出るとかありますが、その場合は痔の出血とか、結構多くて、実際には症状が出たときは進行がんになっていることが多いです」
山本さん、「早期がんだったら、9割方治るということは、自覚症状がないときに見つけないといけないということですか?」
高橋先生、「そのとおり」
野口さん、「大切な検査というものがあります。『便潜血検査』です。これに便の中に血が混ざっているかどうか、この検査はどうして大切なんですか?」
高橋先生、「先ほど腸に潰瘍やポリープがあって、腸の中を便が通過するときに、こすれるわけです。そうすると便の表面に血が付いた状態で便が出るわけです」
山本さん、「体調が悪くて痔の血が出ることがありますよね。この痔の血と大腸がんの血とは区別ができるんですか?」
高橋先生、「区別はできないんです。ですから、便潜血検査で陽性になったら、精密検査が必要なんです」
野口さん、「今日は精密検査に使う装置を、先生にお持ちいただきました」
高橋先生、(内視鏡を持って)「実際のカメラなんです。こうやってハンドルを操作して、お尻から入れてこういうふうに進めて行って、ずうっと盲腸まで大腸を調べるというものです」
山本さん、「痛みはないんですか?」
高橋先生、「痛みはないです。少し不安のある方には痛め止めを使いながらやりますが、安全にできるようになっています」
野口さん、「実はこの内視鏡、数年前から、先進的な治療や手術にも使われるようになってきています。取材しました」
自宅の庭で園芸の手入れをしている男性の映像が出てきた。
東京都に住む松倉さん(71歳)。3ヵ月前、大腸がんが見つかりました。きっかけは持病の糖尿病のため、近くのクリニックで血液検査をしたことでした。
松倉さん、「『貧血の気が出ているけれども、どこかから出血しているかもしれないから、大腸検査しない?』って言われて、内視鏡を入れて初めて検査した。初めて検査して初めて見つかった」
大腸の一部が周りの色と少し異なって、膨れている部分の映像が出てきた。
松倉さんのがんです。このがんが出血したため、貧血の症状が出たのではないかと考えられました。がんという診断は松倉さんにとって思いもよらないものでした。
都立駒込病院の映像が出てきた。
都立駒込病院です。松倉さんはここで大腸がんの最先端治療、「ESD」手術を受けることになりました。このESD手術は大腸がんの先進的な治療です。精密検査に使う内視鏡で大きながんも切除できるのです。
松倉さんの大腸がんの大きさは2センチほどです。がんの下に液体を入れ、がんを膨らませて切りやすくします。電流を通したナイフで焼き切ります。従来ならお腹を開いて取っていた6センチを超える大きながんも内視鏡で取れるようになりました。予定通り、1時間たらずで無事終了しました。
ESD手術は浅いタイプの早期がんにしか適用できませんが、外科手術よりは身体への負担が軽く、術後の経過も早いといいます。
松倉さん、「全然、痛みはありませんね。おかげさまでよかった」
自宅で孫たちに囲まれて遊んでいる松倉さんの映像が出てきた。
手術から1週間後、松倉さんはほぼ普段通りの生活に戻っていました。
スタジオから
野口さん、「この内視鏡を使ったESD手術は、今はまだ先進医療のために自費なんです。都立駒込病院では14万円ぐらいということです。全国130ほどの医療機関で実地されているということです」
      ・
じじぃの感想
「きっかけは持病の糖尿病のため、近くのクリニックで血液検査をしたことでした」
じじぃも糖尿病だ。病院で糖尿病のための血液検査のとき、ついでに大腸用の「腫瘍マーカー」血液検査を一緒に受けている。
今は血液検査で、ほとんどのがんが分かるようになっているみたいだ。