じじぃの「老いゆく巨龍・中国・高齢者4億の光と影!13億人の深層」

激流中国 第二回 青島(チンタオ)老人ホーム物語 2-6 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=J76QmGCnnMs
チンタオ(青島) Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&gs_upl=0l0l4l35746lllllllllll0&oq=%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AA++%E7%94%BB%E5%83%8F&aq=f&aqi=&oi=image_result_group&sa=X&q=%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AA%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch
ロングライフホールディング株式会社/LONGLIFE HOLDING Co.,Ltd.
http://www.longlife-holding.co.jp/
11/5 中国・青島 新華綿・長楽国際有料老人ホームのオープニングセレモ二―が開催されました
http://www.j-longlife.co.jp/news/20111114.html
中国など高齢化が進展 海外に意欲見せる「介護サービス」ロングライフとセコムに注目 2011年12月28日 NSJ日本証券新聞ネット
ロングライフホールディングでは、今年11月に中国山東省青島市に高級有料老人ホーム「新華錦・長楽国際有料老人ホーム」を開設。中国で国際貿易や金融サービス、不動産事業などを展開する新華錦(シンファージン)グループとの合弁事業の一環で、27階建て・全161室の大規模施設となっている。
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=282389&dt=2011-12-28
シリーズ13億人の深層第5章 「老いゆく巨龍 〜中国・高齢者4億の光と影〜」 2011年12月30日 テレビ東京
【ナビゲーター】大杉漣
2011年中国の60歳以上の高齢者数、1億8000万人。すでに日本の人口を超える高齢者を抱えているが、2050年にはその数実に4億人を突破すると試算されている。日本などの先進国と違うのは人民が豊かになる前に高齢化社会に突入したこと。一人っ子政策の影響が出る今後は高齢者の比率が急速に高まり、中国の経済発展に影響を与えることは間違いなく、中国政府も制度作りに必死だ。
シリーズ第5章は中国が抱える近未来の大問題「高齢化」をテーマに、これまで海外メディアに明かされたことのない農村部の老人ホームの実態や、高齢者関連市場の拡大をにらむ日中の企業などを取材。知られざる中国の今を浮かび上がらせる。
http://www.tv-osaka.co.jp/13oku5/summary.html
どうでもいい、じじぃの日記。
12/30、テレビ東京 『13億人の深層』で「老いゆく巨龍 〜中国・高齢者4億の光と影〜」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
ここは中国の内陸部。とある農村の老人ホームです。
40〜50人ぐらい収容の平屋の老人ホームが映像に出てきた。
取材スタッフ、「費用はどれぐらいですか?」
老人の女性、「1ヵ月、1000元かかります」 (1元は約14円)
この小さな老人ホームは、今パンク寸前。なんと800人も入居希望者が空きを待っている状態です。
老人の女性、「家には帰りたくない。子どものところへは行きたくない」
取材スタッフ、「家族のところに戻りたくない?」
老人の女性、「いやです。ここに居たい」
お年寄りや年配者を重んじるはずの中国。一体、何が起きているのでしょうか?
「未富先老」 (国が豊かになる前に老いる)
今や、世界第2位の経済大国となった中国。しかし、国民一人あたりのGDPは日本の10分の1。世界92位(2010年)とまだまだ発展途上です。
65歳以上の人口推移
2010年   8.2%
2050年   25% (推定3億5000万人)
中国の一人っ子政策が始まったのが今から30年ほど前。当時の親世代が高齢者になる。2010年代以降、65歳以上の高齢化率は急激に高まります。2050年には4人に1人、3億5000万人が高齢者に。60歳以上はなんと4億人を超えると推定されます。国が豊かになる前に老いる、という世界に例を見ないという現象が起きていました。
そんな時代への挑戦が始まっています。
数十兆円になるという中国の介護市場。大阪の企業が日本式サービスをひきさげて乗り込んできました。
富裕者層の超高級老人ホーム。保証金 3000万円。
家族介護を美徳とする中国人の心を掴めるのでしょうか。そして理想の介護サービスという新たな夢に挑む日中スタッフの姿がありました。
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大阪にある巨大なビルの映像が出てきた。
大阪・北区にあるロングライフホールディング。グループの従業員2800人。売り上げ94億円を誇る介護サービスの大手です。
傘下の日本ロングライフは東京・大阪などに20ヵ所の介護付き有料老人サービスを展開。しかし、日本の介護市場はすでに飽和状態です。中国進出を決めたのは遠藤正一社長です。日本式のきめ細やかなサービスは世界で通用すると考えたのです。
遠藤社長、「巨大なマーケットだ。これが1つと、もう1つは中国にはまだ介護とか、ケアのシステムができていない。今の間に日本で我々が作ってきた27年間のノウハウや日本の社会保障制度を含めて、どれだけもっていけるか分からないが、少なくとも中国にサービスという概念は国や制度が違っても持っていける」
東アジアの地図が出てきた。山東省は上海の北に位置する。
選んだのは中国・山東省の青島(チンタオ)。
地中海風な景色に海の遠くにはビル群が乱立している。
赤い屋根はかってドイツ租界の面影を残す海沿いの美しい街です。2010年の経済成長率は実に12.9%。富裕層が急増しています。
ロングライフホールディングは2010年11月、山東省の新華錦グループと合弁会社「新華錦長楽願養服務」を設立。中国での老人ホーム運営に乗り出しました。
合弁会社の中国側社長は張言松氏。グループが青島に開発中の巨大リゾートマンションエリアに高級有料老人ホームを建設する計画です。
今年6月外観は完成していました。「新華錦・長楽国際有料老人ホーム」は27階建て、全161室の大規模施設となっています。
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建築中の老人ホームが映像に出てきた。部屋はまだ内装が手づかずで、板やダンボールのようなものが散乱している。
オープン2日前。
日本人スタッフが不安そうに、出来具合を見て回る。
このままでは、本当に間に合わないかもしれません。日中のスタッフたちは、まだ工事の汚れが残る部屋の掃除に取りかかります。
日本人スタッフ、「物はいいんですけど、仕事はやっぱり困難。僕らから見たら気になりますよね」
日本人スタッフは一部内装された壁に穴が開いているのにびっくりする。
日本人スタッフ、「水が出ないですね!」
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幹部会議でオープン前の最終確認。
遠藤社長、「常にアメリカだとか、ヨーロッパなどコンプレックスの中で、我々は介護の世界で今回初めて日本発で外の国に、日本が持っているおもてなしの気持ちとかを出せるというのはすばらしいことだと思っています。たぶん、これが少なくともアジアのスタンダードになっていくと期待しています」
中国の張社長、「中国に介護市場は将来、非常に大きくなります。今回のプロジェクトは第1弾としては第2弾、第3弾、100と増やしていきます」
11月5日、オープン当日。
遠藤社長が老人ホームの中に入って、各フロア、部屋を見て回る。
遠藤社長、「これ、神戸青谷のやり方ね」
一通り、見て回った後、
遠藤社長、「内装もやっぱり、ほんまは心配なんやけど、すごくグレードいいやないですか。クオリティ高いと思いますよ。一枚一枚観葉植物を拭いている姿を見たら大丈夫」
オープンセレモニーの会場も、お客さんがたくさんで、大盛況です。
遠藤社長、「おはようございます。すべてのノウハウと経験を中国の新しい『長楽』の仕事に提供したいと心から願い、誓うわけであります。中国にはすばらしいサービスを広げたいと思っています」
テープカットした後、紙吹雪が舞い、獅子舞が踊り、爆竹が鳴る。
中国式のド派手な演出に遠藤社長は思わず感激。日中合弁の新たな夢がスタートした。

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じじぃの感想
「我々は介護の世界で今回初めて日本発で外の国に、日本が持っているおもてなしの気持ちとかを出せるというのはすばらしいことだと思っています。たぶん、これが少なくともアジアのスタンダードになっていくと期待しています」
前に、NHKクローズアップ現代』で「“逆転の発想”が日本経済を救う」というのがあった。
はやぶさ」も逆転の発想から生まれた。逆転の発想から「ユニ・チャーム」なんかも、これから伸びそうだ。
そんなに、日本の未来を悲観しなくてもいいのではないだろうか。