じじぃの「世界遺産・あのバベルの塔のモデル?チョーガ・ザンビル!本当はどうなんだろう」

The Tower of Babel 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=85W1DIiRCkE&feature=related
The hanging gardens of Babylon (Seven wonders of the ancient world) 2/7 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=cDY5q2mMiTM&feature=related
チョーガ・ザンビル - 世界遺産ガイド Yahoo!トラベル
チョーガ・ザンビルは、テヘランの南西約450km、イラクとの国境近くのフゼスダーン州にある都市遺跡。紀元前16世紀〜紀元前11世紀に権勢を誇っていたが、紀元前7世紀にアッシリアに侵略され滅ぼされたエラム王国のウンタシュ・ガル国王が、首都スーサの南に建設した都市の聖地で、エラム王国を守護する役割を果たした。チョーガ・ザンビルは、ペルシャ語で、「大きな籠の様な山」という意味で、1250m×850mの外壁に囲まれた470m×380mの聖域には、神殿や地下墳墓、また、町の中心には105m四方の西アジア最大の焼成煉瓦と日干し煉瓦で造られています。
http://worldheritage.travel.yahoo.co.jp/detail.html?wc=1440
チョーガ・ザンビル Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&oi=image_result_group&sa=X&q=%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%AB%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch
バベルの塔 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94&oi=image_result_group&sa=X
バベルの塔 ウィキペディアWikipedia)より
バベルの塔(英語:Tower of Babel)は旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。
伝説上の話とする説が支配的だが、紀元前6世紀に、バビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)と関連づける説もある。

                                      • -

『愛蔵版 世界遺産・封印されたミステリー』 平川陽一/著 PHP研究所 2010年発行
チョーガ・ザンビルの聖塔=バベルの塔というのは本当か? 【遺跡名】古代都市チョーガ・ザンビル (一部抜粋しています)
そもそも遺跡が発見されたきっかけは、油田調査のために何度も飛ばされた飛行機から眼下を観察していた調査員が、奇妙な山の存在に気づいたことだった。
その山は、飛行機から見ても、自然の山とは異質で、どう見ても人工的に土を盛り上げたものとしか見えないのだ。それもきわめて不恰好な……。ちなみに、遺跡の名前となったチョーガ・ザンビルという言葉は、ペルシャ語で、「大きな籠のような山」という意味である。こんな不毛の大地に、誰が、何の目的で、土を盛り上げたのだろうか。
やがて、この噂が考古学社の耳に届き、そうした土盛りの下には太古の遺跡が埋もれていることが多いと騒ぎ出し、1951年、あわただしく発掘が行われることになった。その結果、土中から、考古学者たちの予想をはるかに超える、紀元前3300年ごろの遺跡が姿を現したのである。
遺跡の正体はエラム王国の都市国家の跡だった。エラム王国とは、紀元前3500年からの約3000年にわたって栄えた国だ。支配地域はティグリス東岸からバビロニア南部をカバーしていた。
だが、エラム王国、そしてエラム文化の主役であるエラム人については深い謎に包まれている。当時、中東の主流だったインド・ヨーロッパ人にもセム族にも属さず、民族的にもどのような系図に属する人々なのか、見当がつかないのだ。わかっているのは、チョーガ・ザンビルの遺跡は最盛期の紀元前13世紀ごろの王ウンタシュ・ガルの命により建造された「ドゥール・ウンタシュ」(ウンタシュ王の城塞)と呼ばれる都市であるということである。
鮮やかな色彩を配した土器や精巧な装飾品などから、この民族はかなり高度な文化をもっていたと知れる。また、遺跡の石材にはくさび形文字が刻まれている。この文字は現在、完全に解読されており、彼らはすでにきちんとした哲学的背景をもつ宗教祭祀を行っていたことがわかっている。
たとえば、あるところには以下のような文が刻み込まれていた。
「私は建築資材を手に入れ、この聖なる地にドゥール・ウンタシュを建設した。そしてそれを内外の壁で囲った。さらに、かっての王が建てたよりさらに高い神殿を建設し、それをわれらが守護神もインシュシナクとフンバンの神に捧げた」
「ドゥール・ウンタシュ」の構造も不可思議で、大きな謎に満ちている。都市は二重の城壁に囲まれており、外壁の延長派約4キロメートル、内壁には7つの城門が設けられている。内壁内の面積は約18平方キロメートル。テメノス(聖域)と呼ばれるこの内側にはジグラットと呼ばれる高い塔を中心に、神殿、塔のある中庭、武具や装飾品を納めた倉庫など、幾棟もの建物が並んでいる。
      ・
だが、なんといっても、チョーガ・ザンビル遺跡の核は、中央部に聳えるジグラットである。ジグラットは聖塔という意味で、古代メソポタミア遺跡からは多数のジグラット跡が発見されている。現段階ではその目的の使用方法も完全に解き明かされているとはいえないが、おそらく、宗教的行事のための塔だったと考えられている。
チョーガ・ザンビルのジグラットは文句なしに西アジア随一の規模を誇り、また、保存状態も非常によい。塔全体は日干しレンガと焼成レンガで造られ、一辺105メートル、完成時の高さは50メートル近い、四隅はきっちり東西南北を向いている。
他のジグラットにくらべて、このジグラットは構造も複雑である。一見、5層の階段状に見るが、実は五重の入れ子型を形成しているのである。つまり、第1壇の壁の内側に1層目より高い2層目を造る……という方法が5回繰り返されているのだ。各層ともその基盤は地面にしっかり接している。
しかもジグラットの外側は緑青色に輝く特製レンガで覆われ、門は動物をかたどったモザイク画で飾られていたらしい。現在はわずかにその一部が見てとれる。
ところで、チョーガ・ザンビル遺跡の最大の関心事は、「この塔こそ、旧約聖書に登場するバベルの塔ではないか」という点だ。そうした説が受かんでは否定され、否定されてはまた浮かんでくる。
バベルの塔とは……神を恐れなくなった人間は、かぎりなく高く、巨大な塔の建設を始め、その先端はついに天に届こうとするところまで伸びていった。そこまで黙って見ていた神はついに怒りを爆発させ、塔をガラガラと崩してしまう。同時に、再び、人がこのような大工事を始めることがないよう、民族によって、言葉をバラバラにし、意思疎通ができないようにしてしまった――という物語である。
そして、近年の聖書学は、旧約聖書に登場する物語はほとんどすべて、歴史上の実話に基づいているということを明らかにしている。だとすれば、バベルの塔が実在してもおかしくない。いや、どこかに実在していたはずなのである。その塔が、このチョーガ・ザンビルのジグラットだったのだろうか。

                                      • -

どうでもいい、じじぃの日記。
平川陽一著 『愛蔵版 世界遺産・封印されたミステリー』という本を見ていたら、「チョーガ・ザンビルの聖塔=バベルの塔というのは本当か?」というのがあった。
チョーガ・ザンビルとは今のイランに紀元前13世紀ごろ栄えたエラム王国の宗教的中心として築かれた都市のことだ。
バベルの塔」はチョーガ・ザンビルではないのか、というようなことが書かれている。
バベルの塔旧約聖書に、ノアの物語の後で登場する塔のことである。
「もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。シンアルの野に集まった人々は、煉瓦とアスファルトを用いて天まで届く塔をつくってシェムを高く上げ、全地のおもてに散るのを免れようと考えた。神はこの塔を見て、言葉が同じことが原因であると考え、人々に違う言葉を話させるようにした。このため、彼らは混乱し、世界各地へ散っていった」
                            ウィキペディアWikipedia)より
神を恐れなくなった人間は、かぎりなく高く、巨大な塔の建設を始め、その先端はついに天に届こうとするところまで伸びていった。そこまで黙って見ていた神はついに怒りを爆発させ、塔をガラガラと崩してしまう。同時に、再び、人がこのような大工事を始めることがないよう、民族によって、言葉をバラバラにし、意思疎通ができないようにしてしまった。
バベルの塔は本当に存在したのであろうか?
世界遺産の中に「危機にさらされている世界遺産リスト」というのがある。
危機世界遺産は武力紛争や自然災害や大規模工事などにより、その普遍的価値を損なうような重大な危機にさらされている危機遺産リストに登録される。
その1つにアフガニスタンバーミヤン遺跡がある。2001年3月、イスラム原理主義タリバンによって爆破された。
そのほかには、2004年「バムとその文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録された「アルゲ・バム」というのがある。
2003年12月、マグニチュード6.3の地震がイランの古都バムの直下で発生した。バムは紀元前500年前ごろ造られた城塞で建物は日干しレンガで造られていた。巨大地震によって崩壊してしまった。
バベルの塔の高さは100メートルほどあったといわれる。バベルの塔も日干しレンガで造られていたのであろうか。
旧約聖書に登場する物語はほとんどすべて、歴史上の実話に基づいているという。
世界の七不思議」に登場する建物は実際に存在したといわれている。しかし、現存するのは「ギザの大ピラミッド」のみである。