じじぃの「免疫細胞治療・がんワクチン治療最前線・久留米大学・ペプチド!NEWSアンサー」

AMPO.tv 〜先進医療に挑む〜 動画あり
がんの最先端免疫療法 〜ペプチドワクチン治療〜 【医師】中村祐輔
http://www.ampo.tv/v/4fd99de3b81b7
世界初「T細胞」量産に成功 がん治療などに光明(13/01/04) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PBu3lsWdDF0
第2回 久留米大学市民公開講座「がんを生きる」 動画 Ustream.tv
http://www.ustream.tv/recorded/17036500
ペプチドワクチン使用の2技術を条件付き承認―高度医療評価会議 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=0rY5oYIX3z0
がんペプチドワクチン臨床試験について
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/sentanca/examine.html
久留米大学 がんペプチドワクチンのご報告
http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/F/pdf/kurume_d02.pdf
免疫療法を先端医療として行っている医療機関 サンデー毎日 2012.12.2月号より
千葉県がんセンター   (千葉市中央区 TEL.043-264-5431)
千葉大学病院       (千葉市中央区 www.ho.chiba-u.ac.jp/future/)
北里研究所病院     (東京都港区 TEL.03-3444-6161)
東京医科歯科大学病院 (東京都文京区 TEL.03-3813-6111)
東京女子医大病院    (東京都新宿区 TEL.03-3353-8111)
山梨大学病院      (山梨県中央市 TEL.055-273-1111)
愛知医大病院      (愛知県長久手市 TEL.0561-62-3311)
広島大学病院      (広島市南区 TEL.082-257-5555)
川崎医大病院      (岡山県倉敷市 TEL.086-462-1111)
山口大学病院      (山口県宇部市 TEL.0863-22-2111)
久留米大学病院     (福岡県久留米市 TEL.0942-35-3311)
*対象となるがんが決まっているので、事前に問い合わせること

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夢の扉+ 「第4のがん治療法”〜ワクチン療法 最前線 患者一人一人に合わせた免疫療法で、がんと闘う!」 (追加) 2013年11月10日 TBS
【ナレーター】坂口憲二 【ドリームメーカー】伊東恭悟(久留米大学がんワクチンセンター)
1000種類ものがんワクチンを研究し尽くし、この画期的な療法を確立した伊東。
しかし、「患者に合わせて薬を変えるなんて、非効率的!」と資金が集まらない・・。
それでも、自らの貯金を切り崩してまで実用化に挑み続けてきた伊東には、あるゆるぎない信念があった。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20131110.html
がんペプチドワクチン最新情報 2013年4月5日 市民のためのがんペプチドワクチンの会
和歌山県立医科大学がんペプチドワクチン治療学講座」開設について
「市民のためのがんペプチドワクチンの会」は、わが国初のがんペプチドワクチン臨床試験を遂行する市民支援型寄附講座として、和歌山県立医科大学に「がんペプチドワクチン治療学講座」を開設すべく取り組んでいるところであります。
http://ccpvc.org/blog/?cat=3
ようやく脚光を浴び始めた「がんペプチドワクチン」、その本当の効果 2011年09月号 がんサポート情報センター
がんペプチドワクチンの評価は、じっくりと高まりつつある。
果たして、その根拠は、そして効果はいかほどだろうか。がんペプチドワクチンの現状に迫る。
http://www.gsic.jp/immunity/mk_06/09/index.html
免疫が切り拓く 「がん治療」最前線 2012年4月16日 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ベーカーに投与されたような医薬品タイプの癌ワクチンは、タンパク質やそのかけらであるペプチドで、抗原と同じ分子を人工的に合成したもの。人工合成された抗原が注射されると、樹状細胞がそれを「敵」と認識してキラーT細胞に攻撃を指示。キラーT細胞がその名のとおりベーカーの癌細胞を殺したのだ。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2514.php
NHKスペシャル 「がんワクチン〜"夢の治療薬"への格闘〜」 2012年11月18日
【司会】井ノ原快彦、有働由美子柳澤秀夫 【リポーター】内藤裕子
日本人の2人に1人が患う病、“がん”。主な治療法は「外科手術」「放射線」「抗ガン剤」だが、今、新たな治療法として注目されているのが『がんワクチン』だ。ワクチンを注射して、自分の免疫機能を高め、がん細胞を攻撃する。副作用が少なく、月に数回の通院で済むことから、長年“夢の治療薬”と呼ばれてきた。ところが一昨年、延命効果があるとして、アメリカで「前立腺がんワクチン」が承認。これを契機に、新薬がもたらす経済効果を狙い、世界は開発競争に突入している。日本も、がん細胞だけが持つ特有の「ペプチド(アミノ酸の結合物)」を目印にがんを攻撃する「ペプチドワクチン」を独自に開発、現在、治験の最終段階に入った“すい臓がん”を筆頭に、15のワクチン開発が進む。
番組は、医師と患者の格闘の現場に密着、その効果や課題を検証しながら、新薬開発を巡る攻防に迫る。
こんなことを言っていた。
今年5月、膵臓がんワクチンの治験に参加を望んでいる女性がいた。
千葉県に住む家で2人で食事を摂っている夫婦の映像が出てきた。
夫と2人の子供と暮らしている桑原さん(女性・55歳)です。膵臓がんを患っていますが、有効な治療法はなく、行き詰まっていました。
病気知らずだった桑原さんに異常が起きたのは3年前の冬。いつもと違う胃のもたれに不安を感じて病院に行くと、膵臓に腫瘍があると言われました。
膵臓は肝臓や胃の奥にあり、がんの早期発見が難しい臓器です。そこに出来る膵臓がんは進行が早いケースも多く、治療法も限られています。
人のお腹を輪切りにした映像が出てきた。
中央に薄く見える影が桑原さん腫瘍です。このときは手術で膵臓の一部と周辺の臓器を摘出しました。ところが2年経った今年1月、恐れていたことが起きました。膵臓がんが再発したのです。残された治療法は抗がん剤だけでした。
桑原さんははき気やだるさといった副作用に耐えながら治療しますが、効果は見られませんでした。
パソコンの画面に、「膵臓がんペプチドワクチン治験の募集中です」、が表示されている映像が出てきた。
そんな時知ったのががんワクチンでした。近くの病院で薬が効果があるのかどうか、人に投与して調べる治験が始まろうとしていました。
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11月3日、千葉県我孫子市で川の河口と海が見える映像が出てきた。
膵臓がんペプチドワクチンの治験が始まって半年、秋まつりの会場に桑原さん夫婦の姿がありました。がんが再発した今年初めにはこの場所にいる自分を想像できませんでした。
しかし心配もあります。桑原さんが通う病院には治験に参加した患者が7人いましたが、すでに4人が病状が悪化し、止めてしまったのです。
桑原さん、「何人か受けられている方が、だんだん治験を受けられなくなっていくのを見ていて、私もこれからどうなっていくのか、という不安もありますけど、今現在こうしていられることはありがたいと思っています」
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1118/index.html
あさイチ 「驚き! がんワクチン治療最前線」 2012年2月6日 NHK
【司会】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀雄 【リポーター】内藤裕子 【ゲスト】俳優 内藤剛志、演歌歌手 城之内早苗 【専門家ゲスト】東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター 教授 中村祐輔
日本人の2人に1人がかかると言われる“がん”。これまでのおもな治療法は外科手術、抗がん剤放射線の3つですが、番組では、最近注目されている「がんワクチン治療」の最前線に迫りました。
患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が少なく、月に数回通院して注射を受けるだけという利便性があります。日本では臨床試験の段階ですが、その効果に救われる人も出てきています。すい臓がんでもう治療法がないと言われたものの、肝臓に転移した腫瘍が消え、家族旅行を楽しめるまでに回復した30代の主婦。余命2ヵ月と言われ抗がん剤治療を始めたものの副作用で投与を止めざるをえず、絶望のふちをさまよったが、症状が改善した40代の男性など、がんワクチン治療の体験者を紹介。その驚きの可能性から治療費など課題まで、がんワクチンの全貌をお伝えしました。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.html
当該技術を実施可能とする医療機関の要件一覧及び先進医療を実施している医療機関の一覧等について 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan.html
サイエンスZERO 「がんの個性を探れ 〜がんワクチン 研究最前線〜」 2009年4月4日 NHK教育
【司会】安めぐみ、山田賢治 【コメンテーター】東京大学医科学研究所教授 中村 祐輔
がんは人によってさまざま。その“個性”を探り、対応する「ワクチン療法」が注目を集めている。ワクチンを接種してリンパ球の一種を体の中で活性化させ、がん細胞を攻撃しその増殖を抑えるというもの。和歌山県立医科大学では治療が困難なすい臓がんの一部の患者でこの治療を行い、がんの増殖を抑える効果を確認。また久留米医科大学では患者ごとに反応性の高い4種類のワクチンを簡単に選び出す方法を開発した。がんの個性を探る、がんワクチンの研究最前線に迫る。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp252.html
がん治療ワクチン フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
一般に、病原性のないウイルス抗原を宿主に与えることでウイルスに対する免疫を誘導し、病原性のウイルス感染を予防することが行われているが、この病原性のある微生物の代わりに免疫を持たせる目的で使う抗原微生物をワクチンという。がん治療ワクチン は、微生物やウイルスではなく、がん細胞に存在する成分のうち宿主免疫系が標的抗原として認識しえる構成成分(がん抗原)を同定し、このがん抗原を宿主に人為的に与えることでがんに対する特異的な抗腫瘍免疫を誘導する。言い換えれば、がんワクチンを投与することで宿主が本来持つがん細胞を攻撃する免疫力を高め、免疫力によってがんを治療または予防する免疫療法である。
【作用機序】
がん細胞において免疫細胞に攻撃される成分(がん抗原)は悪性黒色腫(メラノーマ)におけるMAGE、乳がんなどにおけるHER2/neu、大腸がんにおけるCEA、各種白血病や各種がんにおけるWT1など多数報告されている。がん抗原は正常細胞ではまったく発現していないか、発現していても少量であり、がん細胞においては過剰に発現している。つまり、免疫細胞が特異的にがん抗原を認識して攻撃すれば、正常細胞を攻撃することなく(副作用なく)、抗がん作用を呈する。
がん抗原タンパク質はがん細胞の細胞質内でペプチドに分解され、がん細胞の表面にクラスIMHC分子と共にがん抗原ペプチドとして発現される。このペプチドを特殊な免疫細胞が認識し、がん細胞を攻撃する。
がん抗原ペプチドに対する特殊な免疫細胞とは、がん抗原ペプチド特異的な細胞傷害性T細胞(CTL)というリンパ球である。CTLは、以前はキラーT細胞と呼ばれ、リンパ球の中でも特異的な抗原を認識して攻撃するという役割を持つ殺し屋リンパ球である。この殺し屋(CTL)が標的(がん抗原ペプチドを発現したがん細胞)を探し出して攻撃する。
宿主の生体内においてがん細胞が存在すれば、そのがん細胞は細胞表面に自然とがん抗原ペプチドを発現しており、そのペプチドに対する特異的なCTLも自然に誘導されている。しかし、そのCTLの数と力(免疫力)が十分でないためにがんは増殖し、結果的に宿主に致命傷を与える。がん自体にもCTLの攻撃をかわす様々な機構(免疫逃避機構)がある。そこで、がん抗原ペプチドを人為的に投与し、特異的なCTLを強力に誘導することでがんを治療するのが、がんワクチン療法である。つまり、がん抗原ペプチドをがんワクチンとして宿主に投与することで、がん抗原ペプチドに特異的なCTLを大量に誘導し、そのCTLががんを治療または予防するわけである。殺し屋も相手を選ばずやたらめったらに殺しまくるわけではない。殺し屋はターゲットの情報を十分に与えられなければ仕事をしない。この情報となるのががんワクチンといえるかもしれない。

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NEWSアンサー 「最先端医療(1) がん治療ワクチン」 2011年10月3日 テレビ東京
【キャスター】大浜平八郎、倉野麻里 【ナレーター】蒼井理沙
久留米大学医療センターに胃がんを患う勝良健治郎さんが訪れ、担当医の笹田哲朗医師からがんペプチドワクチンを投与されていた。がんペプチドワクチンについて、久留米大学先端がん治療研究センター・山田亮所長は「普通の生活をそのまま維持できる、従来の治療ではありえないことが最大の治療法」と語る。このがんペプチドワクチンは脳腫瘍と前立腺がんの一部を対象に、来年から臨場試験の最終段階イを開始予定。
がんペプチドワクチンは、欧米の製薬会社などもさかんに研究開発を進めている。厚生労働省でも、今年度にがんワクチン治療の実用化の臨床開発研究を対象に13億円を予算化。山田亮署長は「がんという病が完全に消える夢の薬ではなく、他の治療といかにコンビネーションをやっていくかが今後の課題になる」と語った。
がんペプチドワクチンでの療法は、延命後に普通の生活が送れることが最大の特徴だとスタジオで改めて紹介。
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/14737_201110031652.html
どうでもいい、じじぃの日記。
10/3、テレビ東京 『NEWSアンサー』という番組で「最先端医療(1) がん治療ワクチン」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
今日はがんの最先端医療です。日本人の2人に1人ががんになるといわれています。治療法として一般的なのが手術や放射線、抗ガン剤という3つですが、第4の治療法としてがんワクチンに期待が高まっています。
福岡・久留米市久留米大学医療センターの映像が出てきた。
福岡にある久留米大学の医療センターを訪れた勝良さん(男性・75歳)。おととし2月に胃がんと診断されました。
勝良さんが病院の診察室で診察を受けている映像が出てきた。
今年1月に肝臓への転移がみつかり、2度目の手術を受けました。その後放射線抗がん剤の治療を受けて来ましたが、副作用が強く抗がん剤の種類を減らし、新たながん治療を受けています。
笹田医師、(注射器を勝良さんのお腹にあてて)「勝良さん、打ちますよ」
治療法はワクチン注射をするだけ。患部に近い場所に打つため、胃がんを患った勝良さんの場合はお腹に注射します。
笹田医師、「腫れているか、痛みとか、かゆみは大丈夫ですか」
勝良さん、「ないです。触ると違和感はあります。この腫れたところは」
この治療で使われているのは患者の免疫力を高めて、免疫細胞にがん細胞を攻撃させる「がんペプチドワクチン」というものです。
正常細胞とがん細胞の関係を説明するための画像が出てきた。
がん細胞はもともと正常な細胞が悪化したもので、免疫細胞ががん細胞を敵と認識するのが難しいのです。そこで免疫細胞に敵だと教えるため、注目したのがどの細胞にもある「ペプチド」というタンパク質です。がん細胞のペプチドは正常細胞とは異なっています。このペプチドを人工的に作って注射すると、免疫細胞はこれは悪いものだと判断して攻撃します。そして、正常と異なるペプチドを持ったがん細胞も攻撃するようになるのです。       ・
冷蔵庫からプラスチック製の試験管のような中に白い粉が入った容器を取り出した。
山田院長、「こういう粉です。これがペプチドになります」
このがんペプチドワクチンは私たちが持っている免疫力を高めるためのものなので、副作用は注射した部位の腫れ、かゆみなどの程度がほとんどだといわれています。
久留米大学では脳腫瘍と前立腺がんの一部を対象に、来年から臨床試験の最終段階を年明けにも始める予定です。
おととしの4月からは「ワクチン外来」を開設。この臨床試験対象外のがんも自費で診察しています。さらに久留米大学では事前に患者の血液を検査し、その患者に合ったペプチドを31種類の候補から最大4種類、処方しています。
脳頭部の断面図が2つ出てきた。(1つは中央部にピンポン玉大の黒い点、もう1つは米粒大の黒い点がある)
これはある患者の頭部の断面図です。ワクチン投与して半年経った画像と投与前のを比較したものです。山田院長によれば臨床試験を受けた患者12名の平均生存期間は半年延びたといいます。
脳腫瘍患者の平均生存期間
従来の末期がん患者        12ヵ月
ワクチン治療を受けた患者12名 18ヵ月
がんの種類や患者の状態によってさまざまですがワクチンを受けた患者約670人のうち、縮小傾向が見られたのは2〜3割、ある一定期間がんペプチドワクチンで停まったのは約5割ということです。
患者約670人中
がんの縮小           約2〜3割
一定期間がんの増殖停止   約5割
勝良さんの場合、治療費は平均で1回10万円程度。およそ2ヵ月の治療期間が1サイクルと考えられているので60〜80万円かかります。
ワクチン治療費 (自費の場合)
1回あたり          平均約10万円
1サイクル(約2ヵ月)    約60〜80万円
人によって異なりますが、これを何度か繰り返すことになります。高額な治療費は大きな負担ですが、より健康な状態で過ごしたいと話す勝良さん、
「したいこと、食べたいこと、見たいこと、行きたいこと。実現のためにはある程度、体が健康でないと」
じじぃの感想
「山田院長によれば臨床試験を受けた患者12名の平均生存期間は半年延びたといいます」
じじぃの場合は、痛い、痛いで死にたくないです。