じじぃの「人の生きざま_92_村上・春樹」

2016年 ノーベル文学賞 今夜発表 動画あり news24.jp
http://www.news24.jp/articles/2016/10/13/10343510.html
村上春樹の演説の4番『卵と壁』朗読 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZkmCm-pErUA
爆笑問題太田の語る「村上春樹のダメなところ」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=l0m-dNAIZ4A
文学賞村上春樹さんの人気2位 英賭け屋のノーベル賞予想 2015/9/20 静岡新聞,ニュース
世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークスは20日までに、10月に発表されるノーベル文学賞受賞者を予想するオッズ(賭け率)を発表した。日本の作家村上春樹さんが20日時点で1対6のオッズで2番手となり、高い人気を得ている。
村上さんは、昨年9月下旬にはトップとなっており、引き続き根強い人気が示された。今年はベラルーシの女性作家スベトラーナ・アレクシエービッチさんがオッズ1対5でトップ。
http://www.at-s.com/news/article/culture/national/154215.html
Newsweek日本版』 特集「日本人が知らない村上春樹 2013年5月21日号
世界を魅了し続けるハルキ・ムラカミ──その謎に包まれた人物像と文学の真価とは
http://www.newsweekjapan.jp/magazine/100650.php
村上春樹 ウィキペディアWikipedia)より
村上春樹(むらかみはるき、1949年1月12日 - )は、日本の小説家、米文学翻訳家。エッセイ、ノンフィクションの著作もある。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒業、ジャズ喫茶の経営を経て、1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。当時のアメリカ文学から影響を受けた文体で都会生活を描いて注目を浴び、村上龍とともに時代を代表する作家と目される。
1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起き、以後は国民的支持を集めている。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など。日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人とする。2006年、特定の国民性に捉われない世界文学へ貢献した作家に贈られるフランツ・カフカ賞を受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補と見なされている。
デビュー以来翻訳の活動もしており、フィッツジェラルドの諸作品やレイモンド・カーヴァー全集のほか、多くの訳書がある。エッセイ、紀行文も多数。
【経歴】
1949年、京都府京都市伏見区に出生する。父が私立甲陽学院中学校の教師として赴任したため、まもなく兵庫県西宮市の夙川に転居。
1年の浪人生活を経て、1968年早稲田大学第一文学部に入学、映画演劇科へ進む。在学中は坪内博士記念演劇博物館にて映画の脚本を読みふけり、映画脚本家を目指してシナリオを執筆などもしていたが、大学へはほとんど行かず、新宿でアルバイトをしながら歌舞伎町のジャズ喫茶に入り浸る日々を送る。
1985年、2つの物語が交互に進行していく長編『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』発表、第21回谷崎潤一郎賞受賞。1986年、ギリシャ・ローマ旅行開始、1991年まで日本との間を行き来する生活を送る。1987年、「100パーセントの恋愛小説」と銘うった『ノルウェイの森』刊行、上下430万部を売る大ベストセラーとなる。
2006年、フランツ・カフカ賞フランク・オコナー国際短編賞と、国際的な文学賞を続けて受賞。特にカフカ賞は、前年度の受賞者ハロルド・ピンター、前々年度の受賞者エルフリーデ・イェリネクがいずれもその年のノーベル文学賞を受賞していたことから、2006年度ノーベル賞の有力候補として話題となった。
2009年2月、エルサレム賞を受賞。当時はイスラエルによるガザ侵攻が国際的に非難されており、この受賞については大阪の市民団体などから「イスラエル戦争犯罪を隠し、免罪することにつながる」として辞退を求める声が上がっていた。しかし村上は賞を受けエルサレムでの授賞式に出席する。記念講演では「この賞を受けることがイスラエルの政策を承認したとの印象を与えてしまわないかと悩んだ」ことを告白し、その上で「あまりに多くの人が『行かないように』と助言するのでかえって行きたくなった」「何も語らないことより現地で語ることを選んだ」と出席理由を説明した。そして「高くて固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」と、イスラエル軍によって1000人以上のガザ市民が命を落としたことをイスラエルのペレス大統領の面前で批判した。さらに「私たちはみな国籍や人種・宗教を超えてまず人間であり、『システム』という名の壁に直面する壊れやすい卵なのです」と語った。スピーチの途中からペレス大統領の顔はこわばってきたという 。
2009年5月、長編小説『1Q84』を刊行、同年11月の段階でBOOK1と2の合計223万部の発行部数。同作品で毎日出版文化賞受賞。同年12月には、独創的な作家としてスペイン政府から芸術文学の勲章として、スペイン芸術文学勲章が授与され、それによりExcelentisimo Senorの待遇となる。

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週刊朝日 2009年 3/6号 村上春樹エルサレム賞」 受賞スピーチ
題名:「壁と卵」と死の影と 村上春樹 (一部抜粋しています)
わたしは今日、小説家として、つまり嘘を紡ぐ専門家として、エルサレムにやってきました。
嘘をつくのは小説家だけではありません。周知のとおり、政治家も嘘をつきますし、大統領、これは失敬ですが(会場、笑い)、外交官であれ軍人であれ、あらゆる場面で、ありとあらゆる嘘をつきます。中古車の販売員も、肉屋も、建設業者も。
しかしながら、小説家というものは、嘘をついても誰からも責められないという点で、他の職業とは違います。実際のところ、その嘘がよりおもしろく、より大掛かりで、より独創的に作られたものであればあるほど、世間からも批評家からも、より多くの称賛を受けるのです (会場、笑い)。
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ここに高くそびえる壁と、壁にぶつかると壊れてしまう卵があるとすると、私はいつでも卵の側に立つ。たとえどんなに壁が正しくて、卵が間違っているとしても。私はつねに、卵に寄り添います。
なにが正しくて、何が間違っているかについては、ほかの人が決めるでしょう。歴史が証明するのかもしれない。しかし、もし小説家がどんな理由であれ、壁の側に立った作品を世に送り出したら、その作品にどんな価値があるのでしょうか?
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このことを少し立ち止まって考えてみてください。私たち一人ひとりに、しっかりと存在する精神が宿っているのです。そのようなものはシステムにはありません。私たちはシステムに搾取されてはいけません。システムを勝手に暴走させてはいけません。システムが私たちをつくったのではありません。私たちがシステムをつくったのです。
私が伝えたかったのは以上です。

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