じじぃの「未解決ファイル_149_テロメア」

NHK クローズアップ現代+ 「生命の不思議“テロメア健康寿命はのばせる!」 20170516 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fPiLslFt3Ko

クローズアップ現代+ 「生命の不思議“テロメア” 健康寿命はのばせる!」 (追加) 2017年5月16日 NHK
【キャスター】武田真一 【ゲスト】石川冬木(京都大学大学院教授)、石川善樹(予防医学研究者・医学博士)
老化を防ぎ、若さを保ちたい。そんな願いをかなえると注目されている研究がある。
ノーベル賞生物学者ブラックバーン博士らによる「テロメア」研究だ。染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなるため、年とともに縮むと考えられていたテロメア。ところがテロメアを伸ばして細胞から若返る方法があり、がんを防げる可能性もあるというのだ。それは日常で実践できる生活習慣。最新の研究から健康寿命を延ばす秘策と命の神秘に迫る。
ノーベル賞受賞者ブラックバーン博士が書いた本『細胞から若返る! テロメア・エフェクト』が今年、発売された。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3974/index.html
L4YOU! 「長寿遺伝子を活性化させる(秘)3原則」 2015年10月14日 テレビ東京
【司会】草野満代、板垣龍佑 【ゲスト】渡辺正行 【専門家】白澤卓二(日本ファンクショナルダイエット協会理事長)
老化をコントロールすると言われている長寿遺伝子。
その長寿遺伝子を活性化させて、テロメアの減少を緩やかにするための3つの方法があった。体の老化に伴う動脈硬化認知症をも防ぐ最新方法を詳しくご紹介します!
細胞の中にはテロメアと呼ばれる時計のようなものがあり、そのテロメアが短くなると細胞が分裂できなくなる。テロメアの減少を抑えるためには長寿遺伝子を活性化させることが大切。
ココナッツオイル、ココナッツミルクに含まれるケトン体は、動脈硬化認知症、長寿遺伝子を活性化、筋肉の収縮が増す。この2つに多く含まれる中鎖脂肪酸が直接肝臓でケトン体になる物質のため糖質制限をしなくてもケトン体を体内で作ることが出来ると言う。
長野県高山村の人は他の地域の人よりテロメアが長い。
リンゴの中に入っているポリフェノールが長寿遺伝子を活性化させることが明らかになっている。さらに赤ワインのぶどうの皮の部分にはポリフェノールが多く含まれていると白澤先生は言う。
http://www.tv-tokyo.co.jp/smp/program/detail/15705_201510141600.html
特報首都圏 「老化を防げ! アンチエイジング最前線」 2011年9月16日 NHK
【キャスター】中野純一 【コメンテーター】国立長寿医療研究センター 篠崎尚史
年齢よりも格段に若く見える「美魔女」。アンチエイジングクリニックで老化防止の点滴に、高額の費用をかける50代男性。どうすればハツラツとした老後を迎えられるのか。“長寿社会・ニッポン”で、誰もが願う夢だ。番組では、40代の美魔女たちに密着しながら、老化を防ぐヒントを考える。さらに最新の研究で、老化の鍵を握る遺伝子の存在も明らかになった。長寿の人の遺伝子は、どうなっているのか。研究の最前線も伝える。
1人あたりの医療費が全国で最も少ない長野県で、順天堂大学の白澤卓二教授がその理由を60歳以上の24人を対象に調査したところ、皮膚や血液中にある遺伝子(DNA)「テロメア」が、長寿の人は大幅に長く、テロメアの短縮が老化を引き起こすことがわかりました。
http://www.nhk.or.jp/tokuho/archives/2011_04-2011_09/20110916/index.html
順天堂大学 大学院医学研究科 加齢制御医学講座
9月17日に、NHK出版より「NHKテレビテキスト まる得マガジン 長寿スイッチでアンチエイジング」が発売されます。
長寿スイッチをオンにする「生きがい・食事・運動」で、何歳になっても元気に人生を謳歌しましょう!
暮らしの中で簡単にできるアンチエイジングの方法を白澤卓二教授が伝授します。
http://www.shirasawa-acl.net/top.html
テロメア ウィキペディアWikipedia) より
テロメア (Telomere) は真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。Telomere はギリシア語で「末端」と「部分」から作られた語である。
【概要】
テロメアの伸長はテロメラーゼと呼ばれる酵素によって行われる。この酵素がない細胞では、細胞分裂のたびにテロメアが短くなる。テロメラーゼはヒトの体細胞では発現していないか、弱い活性しかもたない。そのため、ヒトの体細胞を取り出して培養すると、テロメアの短縮が起こる。テロメアが一定長より短くなると不可逆的に増殖を止め、細胞老化と呼ばれる状態になる。細胞老化は細胞分裂を止めることで、前述のようなテロメア欠失による染色体の不安定化が起こることを阻止し、発ガンなどから細胞を守る働きがあると考えられている。
テロメアの短縮は細胞老化の十分条件ではあるものの必要条件ではない。また老化した動物やクローン羊ドリーではテロメアが短かったことが報告されており、テロメア短縮による細胞の老化が、個体の老化の原因となることが示唆されているが、個体老化とテロメア短縮による細胞老化との関連性は現段階では明らかではない
なお、テロメアの構造・長さ・配列・維持機構などは生物種によって多様であり、本項目では主にヒト、マウス、出芽酵母について述べる。また、原核生物ミトコンドリアなどの染色体は環状で末端がないため、テロメアも存在しない。
【細胞の不死化とがん化】
細胞がん化には、(1) 増殖能の亢進、(2) 不死化、(3) アポトーシスからの回避、の3段階の変化が生じることが必須であると考えられている。テロメアとテロメラーゼは細胞老化と不死化を制御することによって、がんの発生にも関与していると考えられている。
テロメラーゼによるテロメアの伸長修復は、染色体を維持することで、永続的な細胞分裂、つまり細胞の不死化に重要な役割を担っている。マウスの細胞はテロメラーゼ活性が高いため、細胞周期やDNA損傷を監視して細胞老化に導くp53やRbタンパク質を抑制するだけで、容易に不死化させることができる。またヒトの細胞でも、それらの抑制に加えてテロメラーゼを導入することで不死化させることが可能である。このようにテロメラーゼ活性の亢進などによって、テロメア長が維持されていることが細胞の不死化の必要条件の一つである。

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『21世紀の大発見!』 びっくりデータ情報部/編集 河出書房新社 2010年出版
不老不死がついに叶うときがきた?! (一部抜粋しています)
「不老長寿」や「不老不死」は、人間ならば誰しも抱く夢である。ただ、平均寿命は年々延びているとはいえ、老いは必ず訪れる。そこで、少しでも若く元気に暮らすために、医学や美容学でさまざまな研究がなされている。
そうした研究の結果、老化のメカニズムが徐々にわかってきた。1981年にはコロラド大学の研究チームによって、テロメアが老化に深く関わっていることが発見された。
テロメアとは、染色体の末端についているキャップのようなもので、特定の遺伝子情報をもたない、かっては、遺伝子本体が傷つくのを防ぐ役目をしていると考えられていたが、研究が進むにつれて老化に深く関わっていることが判明したのだ。
テロメアは細胞が分裂するたびに短くなっていく。研究チームは、その点に注目し、細胞の老化との関連性を探っていったのである。
そして1982年には、アメリカ・カリフォルニア大学のブラックバーン教授らが原始的な単細胞生物であるテトラヒメナを使った実験により、テロメアの役割を解明。その後、彼はグライダー教授とともに、短くなったテロメアを伸ばす、つまり細胞の老化を防ぐ酵素テロメラーゼを発見した。
テロメアが一定の限界を超えて短くなると細胞は死んでしまうが、テロメラーゼはテロメアを部分的に修復することができる。そのため、この酵素を体内に多く取り入れることで寿命を延ばせる可能性があるのだ。
しかしながら、この方法は危険がつきまとう。活性化されたテロメラーゼはがん細胞を無限にがん化させ、がんの特徴である「細胞の不死」を引き起こすのだ。
それでもテロメラーゼの働きを抑制すれば、がんの増殖を抑えたり、治療薬の開発につながるとされており、欧米ではがん治療薬の臨床試験がおこなわれている。
また2007年には、イギリスで中高年の男女1500人を対象にした研究が行われ、テロメアのもっとも短いグループが5年以内に心臓病を発症する確率は、もっとも長いグループの2倍であるという結果が出た。このように、テロメアの短さと病気のかかりやすさの関係も解明されてきている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
昔、「テロメアを検査すると寿命が分かる」という題名でブログを書いたことがある。

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その後、フジテレビ 「さんま・福沢のホンマでっかニュースSP!」を観た。(2008年12月28日の番組)
血液中のテロメアを検査すると寿命が分かる。
芸能人、俳優、マンガ家、5人がテロメア血液検査を受けていた。
その一人で36歳の人の寿命は57歳とのことだった。
こんな、ショックなこと、俺だったらとてもじゃないけど絶対検査しないなぁ。あなたの賞味期限はもう切れてます。なんて・・・
テロメア」をインターネットで調べて見た。
テロメアを伸ばす酵素―テロメラーゼというのがあった。
血管細胞内のビタミンC濃度を高めることで、細胞の寿命を伸ばすことも研究されているとのこと。
今後の研究で、そんなに悲観することも無いのかもしれない。
ということで、寝よ。

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あの時のテレビでテロメアの検査は韓国の検査会社だった。ネットで調べたら費用として約10万円だった。
その後、長寿に関する番組をいろいろ観た。
サイエンスZERO「最新科学が見つめる生と死③ 長寿遺伝子が見つかった! 長寿遺伝子」 2010年1月23日 NHK教育
NHKスペシャル 「あなたの寿命は延ばせる 〜発見! 長寿遺伝子」 2011年6月12日
今年の6月、「サーチュイン遺伝子レスベラトロール!あなたの寿命を100歳まで延ばす」という題名でブログを書いた。

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あなたの寿命を延ばせる
欽ちゃんが元気のないオーケストラの楽団の指揮者になってこれから何かをやらかそうという映像が出てきた。
欽ちゃん、「なんだか元気のないオーケストラだねえ。大丈夫?」
これよりサーチュイン遺伝子の指揮によります寿命延ばしオーケストラの開演でございます。
老化したミトコンドリアから活性酸素がもれ出しているよ。さあ、指揮棒を振ってみて!
チャチャーチャ。チャチャチャ。(楽器が鳴り出す)
欽ちゃん、「サーチュイン遺伝子のおかげでミトコンドリアが元気になったみたい」
本来、免疫機能は外から入ってきた細菌やウイルスにを防御するために働くのだが、年齢が増すと免疫機能は自分の体を敵として攻撃するようになる。
あっちでは免疫細胞が老化して血管を攻撃しようとしているよ。
欽ちゃん、「こりぁ大変だ。えい」
タータラー。タータタータタータタタ。(楽器が鳴り出す)
免疫細胞をおとなしくさせ、血管などの老化を改善。
欽ちゃん、「すごい働きをするんだね。サーチュインは」

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人間の正常な細胞は50〜70回分裂すればもはや分裂できなくなる。「テロメア」とは染色体の末端についているキャップのようなもので、テロメアが一定の長さ以下になると細胞分裂が止まる。このためテロメアは「細胞分裂数の回数券」ともいわれている。
長寿に関する遺伝子に「サーチュイン」、「FOXO」などがある。
FOXO遺伝子は全ての遺伝子をコントロールしている遺伝子なのだそうだ。
ミトコンドリア」は細胞内に存在する小器官の1つで、エネルギーの合成をおこなっている真核細胞生物だ。
すべての細胞、遺伝子は、活性酸素によって傷ついて、しまいには細胞ががん化していくらしい。
アメリカ・カリフォルニア大学のブラックバーン教授らが原始的な単細胞生物であるテトラヒメナを使った実験により、テロメアの役割を解明。その後、彼はグライダー教授とともに、短くなったテロメアを伸ばす、つまり細胞の老化を防ぐ酵素テロメラーゼを発見した。テロメアが一定の限界を超えて短くなると細胞は死んでしまうが、テロメラーゼはテロメアを部分的に修復することができる。そのため、この酵素を体内に多く取り入れることで寿命を延ばせる可能性があるのだ」
テロメアミトコンドリアの関係も分かってきたらしい。
糖尿病やパーキンソン病なども、そのうち不治の病ではなくなるのかもしれない。