じじぃの「村井純が解く・クラウド新時代!ITホワイトボックス」

Google及川卓也さんに長期密着 NHK総合プロフェッショナル 仕事の流儀」1/23放送 (追加)
NHK総合が放送する「プロフェッショナル 仕事の流儀」に2012年1月23日(月)、Google及川卓也さんが登場します。番組では、及川さんがどのように部下の力を引き出すのか、開発現場に密着します。
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0123/index.html
クラウド・コンピューティングとは? セールスフォース・ドットコム 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UEbnIUZiOh8
AmazonクラウドサービスAWSの日本語サイトを開設 2010年8月6日 ITmedia
Amazon傘下のWebサービス企業Amazon Web ServicesAWS)は8月6日、日本語版のWebサイトを立ち上げたと、ユーザー向けに日本語のメールで通知した。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/06/news049.html
Googleキーマンが語るクラウド新時代のエンタープライズ戦略とは? 2010年4月1日 EnterpriseZine
Googleは、革新的なサービスを自社開発するだけでなく、有望な企業を多数買収し、様々な分野にそのビジネスを展開している。Googleクラウド時代において、エンタープライズビジネスを事業の新しい柱とすべく、Postiniを買収し、そのビジネスを拡大している。その製品、ビジネス戦略について、Googleエンタープライズ部門で、エンタープライズ プロダクトのマーケティングを担当する藤井彰人氏に聞いた。
http://enterprisezine.jp/article/detail/2195
Google音声検索」日本語版開始、iPhoneAndroidから利用可能 2009/12/7 INTERNET Watch
グーグルは7日、携帯電話から音声入力でGoogle検索が行える「Google音声検索」を開始した。対応機種はiPhoneおよびAndroid搭載携帯で、iPhoneではApp Storeから「Google Mobile App」、AndroidではAndroidマーケットから「Google音声検索」のアプリをダウンロードすることで利用できる。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091207_333996.html
クラウドコンピューティング フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
クラウドコンピューティングcloud computing)とは、ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理をネットワーク経由で、サービスとして利用する。
【利点】
ユーザーはデータセンターの設備は所有せず、データセンターが提供しているサービスを対価を支払って利用することができる。データセンターは膨大な数のユーザーによって共有されている。これにより、ユーザーはデータセンターの持つ性能を低コストで利用できる。
インターネットの接続環境さえ有ればわざわざUSBメモリ等のメモリ媒体を持ち歩かなくても自分の所有するデータの保存と取り出しが出来る。
クラウドにデータを送信するとクラウド内でデータの蓄積と様々な分析がなされ、視覚的に表現されて営業や生産がより効率的に行えるため、それぞれの企業が自社で管理・開発していたソフトウェアは不要となる。つまり、クラウドが情報の処理や管理を一元的に担うので、会社・会社の各部門・個人等は、独自のソフトウェアやシステムを使用せずにクラウドにデータを送信するだけでよく、統一的な連携や仕事の分業等、商業分野でのコストの削減をはかることができる。
急な変更(新規事業、合併、ユーザー増減、法令対応など)が発生しても、サービス内容(ユーザー数、オプションなど)の契約変更だけで良く、どう実現するかをユーザーが検討する必要がない。
【問題点】
コンピュータシステムを自前で保有し、修正(カスタマイズ)や運用変更もできる場合と比べると、通常のシステムインテグレーターアウトソーシング以上にブラックボックスとなり、同業他社との差別化は困難で、突然の変更には対応できない(サービス提供業者に拒否される)リスクがある。
基本的にはすべてのデータがクラウドに集約されるため、クラウド提供側やネットワークの障害や、あるいはクラウド提供側の倒産やサービス終了などでクラウドのサービスが使用できなくなると、クラウドコンピューティングを利用する企業の経営も停止する恐れがある。

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ITホワイトボックス 「競争激化! クラウド新時代」 2011年8月28日 NHK Eテレ 動画あり
【司会】高市佳明アナ、森下千里 【コメンテーター】慶應義塾大学教授 村井純
インターネット上にあるコンピューターをサービスとして利用する「クラウドコンピューティング」。2011年3月にネットショッピング運営会社を母体とするアメリカの巨大クラウドが、日本に世界5番目となるデータセンターを開設しました。また世界最大の検索サイト運営会社が展開するクラウドも、個人ユーザー向けの新しいサービスを次々と展開しています。「クラウド新時代」のキーマンである、ネットショッピング運営会社の最高技術責任者ヴァーナー・ボーガス氏と、検索サイト運営会社の日本法人の開発責任者である及川卓也氏のインタビューから、それぞれのクラウドの戦略を探っていきます。
http://www.nhk.or.jp/itwb/3/
どうでもいい、じじぃの日記。
8/28、再放送だったが NHK Eテレ 『ITホワイトボックス』で「競争激化! クラウド新時代」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
倉庫のような建物の中にサーバーがぎっしりと並んでいる映像が出てきた。
アメリカの巨大クラウドサービスが日本に上陸。そして個人ユーザー向けクラウドも進化し続けています。キーマン2人のインタビューから新時代を迎えたクラウドの戦略に迫ります。
競争激化! クラウド新時代
村井さん、「今、クラウドという言葉とインターネットという言葉はほとんど一緒に使われています」
高市さん、「ネットとクラウドの今後について、紐解いていこうと思いますが、世界規模でクラウドサービスを運営している2人のキーマンのインタビューを見ながら未来を紐解いていこうと思いますが、1人は世界最大のネットショッピング運営会社で最高技術責任者(CTO)を務めるヴァーナー・ボーガスさんです」
村井さん、「実はクラウドというのはこのネットショッピング運営会社から生まれた考え方なんです」
1995年に創業した世界最大のネットショッピング運営会社です。
パソコンの画面にアマゾンのネットショッピングのウェブページが表示されている映像が出てきた。
書籍や音楽CD、家電製品など厖大な商品を取り扱っています。この会社は2006年3月、新たにクラウドコンピューティングサービスを始めました。
アメリカ国内では証券取引所の市場動向データや大手新聞社の過去の記事を保存するなど、幅広いサービスに利用されています。現在では世界190ヵ国で利用されるほどの巨大サービスに成長。そのCTOを務めるヴァーナー・ボーガス氏が来日しました。
ボーガスさん、「クラウドコンピューティングは電気が誕生したときと同じようなインフラになる。数年後には当たり前に使えるものになっていることでしょう」
それにしてもなぜ、ネットショッピングを運営している会社がクラウドサービスを展開したのでしょうか?
ボーガスさん、「世界最大ともいえるネットサービスの運営が10年を超えたとき、私は他にマネのできないような巨大なシステムを作ってきたことに気づきました。私たちが築き上げた巨大なコンピューターパワーを他の企業の開発者たちに提供することで優れたアプリケーションを作ってもらうことが私たちの新しい使命なのです。クラウドコンピューティングの最大のメリットは敏しょう性が高まることです。たった数分間で厖大なコンピューター資源を自在にアレンジできるので、製品開発の時間を大幅に短縮できるのです」
モバイル用ゲーム開発・運営会社バンダイナムコの社内の映像が出てきた。
都内でモバイル用ゲーム開発・運営している会社です。2010年12月から巨大クラウドを利用しています。
スマートフォンの画面に「テトリス」のようなゲームが表示されている映像が出てきた。
90年代、世界的に大ヒットしたブロックパズルゲームです、以前は自社サーバーを使ってゲームを配信していました。当時アクセス数は1ヵ月800万件でした。その後、SNSを利用した対戦型ゲームを配信することになりました。その時アクセス数の予想がつかなかったため、クラウドに切り替えることにしたのです。
コンテンツ開発総括部の部長 高橋さん、「パブリッククラウドであれば瞬時にハードウェアリメス(サーバー)を増強することができる」
アクセス数が時系列で急に増加している表が映像に出てきた。
ゲームへのアクセス数です。2010年12月から急にアクセス数が増えました。しかしクラウドに切り替えたため、対応することができました。
      ・
巨大なクラウドサービスを始めたこのネットショッピング会社は2011年3月、世界で5番目となるデータセンターを東京に開設しました。
スマートフォンで利用できる「拡張現実」のソフトウェアや料理のレシピサイトなど、日本でもこのクラウドサービスが広く利用され初めています。今年3月に文部省が発表したデータです。
クラウドを利用する企業のトラフィック (2004年を1とした場合)
2004年    1
2010年    14
村井さん、「この(表の)上りまくっているのを、じゃあ、自分でコンピューターやディスクを用意してやったら間に合わないでしょ。設備投資が間に合わないとお客さんを逃がしてしまいますよ」
高市さん、「世界各地に自分のデータが分散していると、ちょっとセキュリティとか、信頼性とかが問われてくるんじゃないですか?」
村井さん、「壊れたらどうする? 自分のコンピューターが壊れても安心という時代がきたんです。それが新しいクラウドの時代なんです」
森下さん、「私のデータが誰かに見られたりしないんですか?」
村井さん、「データは分散して置いています。それぞれのデータはシュレッダーにかけられているようなもので、シュレッダーにかけられた紙の破片を見られても全体は分からない」
高市さん、「一般ユーザーでのクラウドを見てみましょう」
村井さん、「今は全部ブラウザ(browser)で、その中で全部サービスをやっています。ソフトウェアをインストールして何かのインターネットのサービスを受けるということはほとんど無くなってしまった。実はブラウザがサービスを受けている。ということはクラウドサービスが出来ているということなんです」
高市さん、「気づかず、利用していることがクラウドのサービスになっているということですが、2人目のキーパーソンです」
普段私たちがパソコンでよく使うサービスの数々。こうしたサービスにもクラウドは生かされています。
アメリカ本社のグーグルの映像が出てきた。
アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く世界最大の検索サイト運営会社です。いくつも並ぶ白いコンテナ。クライドの心臓部となるパソコンが納められています。1つのコンテナに1000台以上。データセンター全体では5万台以上のパソコンが分散した処理をしています。こうしたクラウド環境が私たちが使うサービスにどのように役だっているのでしょうか?
グーグルの日本の製品開発責任者 及川さん。2011年4月に始まった新しいサービス。
パソコンの検索画面から「高市早苗」と入力してみると、
検索結果が次々と変っています。ここにクラウドが使われていると及川さんは言います。
及川さん、「タイプしながらどんどんと検索結果が変わっていくことになる。検索結果を表示する量は従来の5〜7倍大きくなる。これだけのものを支えるためには、当然世界中にある私どものデータセンターでのマシンの資源が必要になる。あとはそういったマシンが迅速に連携してユーザーの方に結果を表示する部分の処理能力が必要になる。さらには途中のネットワークの回線の太さとか、すべてのところにクラウドの威力を増強して提供している」
さらに、他の企業に先行して2009年に開始した日本語による音声検索サービス。この技術にもクラウドが生かされているといいます。
      ・
じじぃの感想
「いくつも並ぶ白いコンテナ。クライドの心臓部となるパソコンが納められています。1つのコンテナに1000台以上。データセンター全体では5万台以上のパソコンが分散した処理をしています」
毎日、グーグルを使って検索している。
グーグルさん。ありがとう。
ついでに、フリー百科事典 ウィキペディアWikipedia)さん。どうもありがとう。