じじぃの「固有動物の絶滅・クジラ裁判の行方!閉ざされた世界の生き物たち」

たかじんNOマネー 「日本の調査捕鯨を非難する豪州」国際司法裁判で日本敗訴 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kRWf70ant2s
“ミスター捕鯨”嘆き節「政府の対応が甘かった」 (追加) 2014年4月4日 東スポ
日本が南極海で行っている調査捕鯨が、国際捕鯨取締条約に違反しているとした国際司法裁判所(ICJ)の判決を受けて、安倍晋三首相(59)は2日「非常に残念。しかしながら判決に従う」と述べた。水産庁も同日、2014年度の実施が困難だとの見方を明らかにし、事実上断念した。日本の完全敗北に等しい結末。世界的な捕鯨スペシャリストは本紙に、調査捕鯨について日本政府の「対応が甘かった」と指摘した。
国際捕鯨委員会IWC)日本代表代理で、捕鯨問題の第一人者“ミスター捕鯨”として知られる「国際東アジア研究センター」客員主席研究員の小松正之氏(60)は「大変に厳しく、商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を支持した不適切な内容を含む判決だ」と語る。
判決で指摘された趣旨は「調査捕鯨を計画通りにやっていない。調査になっていない」「調査捕鯨と言いつつ、実際は在庫調整の商業捕鯨だ」の2点。小松氏は「日本は甘かった」と嘆く。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/252165/
世界からこんなに非難されてるんだからもう捕鯨ヤメろよ 2013年07月23日 ソニック速報
http://sonicch.com/archives/29841940.html
現世で会ってみたい、巨大で珍しい絶滅した14の生物と恐竜たち カラパイア
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51636935.html
ザ!世界仰天ニュース 「東洋のガラパゴスの危機」 2011/06/01 日本テレビ
【ゲスト】五十嵐隼士英玲奈北川景子次長課長瀬戸康史高橋みなみ内藤剛志畑田亜希前田敦子柳原可奈子山里亮太
外来生物の脅威/東洋のガラパゴスの危機/人と海が起こした奇跡/消える巨大湖/食肉偽装・・・衝撃の手口/なりすまされた悲劇
東洋のガラパゴスとも呼ばれ、類いまれな生態系を持つ奄美大島。かつて島には10万匹ものハブが生息し、住民に大きな脅威を与えていた。そしてハブ対策として1979年、30匹のマングースが島に放たれた。それから10年後の1989年、この島で獣医を務めていた半田ゆかりさんは、奄美諸島に生息するルリカケスなどの野鳥の声が最近聞こえてこないことが気になっていた。そこで、島の野生動物研究所に電話をかけると、研究員の阿部愼太郎さんが電話に出た。彼とその仲間の新聞記者・高槻義隆さんが調査したところによると、島でマングースが急激に増えているという。10年前島に放たれたマングースが異常繁殖をして、奄美の生態系を壊している可能性があるというのだ。3人は、「奄美哺乳類研究会」を結成し、役所に調査を依頼したが、「実際の被害が把握できていないので調査できない」と動いてくれなかった。しかし、1990年1月、3人はマングースが有害獣かどうか調査するための捕獲・研究許可を環境庁にもらうことができ、独自に森の中の調査を開始した。するとマングースは肝心のハブを食べずに、昆虫、トカゲ類から鳥類、哺乳類まで、幅広い動物たちをエサにしていることが分かった。そしてマングースは生息域を広げ、原生林にまで分布を広げていたのだ。3人は会誌「チリモス」を発刊、1991年7月には記者会見を開き、「マングースによるハブの減少効果がないこと」、「マングースの分布は拡大を続け、さまざまな在来種を絶滅するまで全て食べ尽くしてしまう可能性があること」を報告した。これを受け1994年、耕作地での駆除が開始され、2000年には環境庁によって奄美大島マングース駆除事業が開始された。5年間で計1万2417匹のマングースが捕獲され、2005年には「奄美マングースバスターズ」と呼ばれる専門の集団が編成、駆除が困難だった蜜林での捕獲に着手した。その結果2011年現在、島内のマングースは1000匹以下にまで減少した。一方、これまでマングースによって絶滅寸前までに追いやられていた奄美大島の在来動物たちは、分布域が拡大。個体数が回復しつつあることが明らかになった。奄美大島の面積は720平方キロメートル。こんな大きな島で外来生物の完全駆除に成功すれば世界的にも初めてのケースになるという。
しかし元々は人間が引き起こした自然生態の破壊。それを元に戻すために、大きな労力を注いでいかなければならない。
http://www.ntv.co.jp/gyoten/oa/110601/02.html
『ちょっと変だぞ日本の自然 新型生物誕生SP』  2011年8月10日 NHK
【司会】三宅裕司田代杏子アナウンサー 【リポーター】熊田曜子勝村政信東貴博指原莉乃北原里英 【コメンテーター】国立環境研究所 五箇公一 【語り】首藤奈知子伊藤雄彦
身近な自然に起こる「ちょっと変」な現象から環境問題を考える夏休み恒例の特集。6年目の今年は、知らないうちに各地で続々誕生している「新型生物」に注目する。いま、ほ乳類や鳥類から昆虫、そして植物に至るまで、さまざまな動植物で、これまでにない特徴を持つ新型が発見されている。
雑木林で急増中の大きさわずか3cmの謎のミニカブトムシ。今年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島では、国の天然記念物のオカヤドカリが巨大化。京都の鴨川の上流では人知れず恐るべき巨大生物が出現し、ちょっとした騒動が起きている。また、奈良公園ではシカの影響で驚異的なスピードで進化を遂げた植物が現れ、九州の田んぼには、秋にミステリーサークルを作る新型生物が、初夏、海を越えてやってくる。
こうした新型生物が発見されるようになった背景にあるのは、人と自然の関わり方や環境の変化。番組では、司会の三宅裕司さん率いる調査隊員が、各地の自然を訪ねて新型生物を大捜索。身近な日本の中に、自然のふしぎや生きものの進化の秘密を発見していく。
http://nhkworldpremium.com/program/detail.aspx?d=20110810193000&ssl=false&c=26
小笠原諸島に学ぶ進化論 ―閉ざされた世界の特異な生き物たち―』 清水善和/著 技術評論社 2010年発行
恐れ知らずの動物たち (一部抜粋しています)
小笠原の森林で調査をしていると、ウグイスやメグロなどがすぐ目の前までやってきてびっくりすることがある。一般に海洋島では天敵となる肉食性の哺乳類が不在であるために、人間(大型動物)に対して恐れを知らず、近づいて逃げないことが知られている。ガラパゴスの生き物たちはとくにこの性質が顕著であり、望遠レンズを使わなくても近づいて容易にアップ写真を撮ることができる。また、ガラパゴスコバネウのように世界のウの仲間では唯一翼を大家させて飛べなくなった鳥もいる。これも捕食者のいない世界で飛べなくても生存が可能であったからであろう。有名なモーリシャス島のドードーも同様に島で飛べなくなったハトの仲間だとされている。
このように恐れを知らず、効果的な逃げる行動を身につけていない動物の世界に、人間が足を踏み入れた場合にどのようなことが起こるのか、世界各地で歴史的な実例がある。ガラパゴス諸島では、海賊や捕鯨船が船上で長持ちする食材としてゾウガメを乱獲したため、現在15の亜種のうち4亜種が絶滅に瀕した種類がほとんどである。前述のドードーも食糧用に捕まえられて絶滅したとされる。
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人類が大陸の捕食者を持ち込んだ場合には、影響がより広範囲に及ぶ。ハワイのマングースがそのよい例である。サトウキビ畑のネズミ退治のために導入されたにもかかわらず、夜行性のネズミよりも固有の小鳥(ハワイミツスイなど)を食べて絶滅の危機に追いやってしまった。またペットとして持ち込んだネコが野生化し、小鳥を食べる事例も多い。小笠原でも開拓初期に固有鳥類が絶滅したのは野生化したネコによるとの考えもある。また、現在でもノネコがアカガシラカラスバトメグロなどの大きな脅威となっており、対策が行なわれている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6月の日本テレビザ!世界仰天ニュース』の番組で、「東洋のガラパゴスの危機」というのがあった。
奄美大島には10万匹ものハブいて、島民が毎年ハブに咬まれて死んでいる。
マングースはハブの天敵だ。数十匹のマングースが島に放たれた。放たれた後、小鳥の囀りなどでにぎやかだった島が次第に静かになっていった。
島にはマングースにとって、エサとなるトカゲや、ネズミや鳥などが豊富にいた。マングースは何もハブを捕まえてエサにする必要がないのだ。さらに、ハブは夜行性でマングースは昼行性なので、そもそもはち合うことがないのだ。
8月のNHK 『ちょっと変だぞ日本の自然 新型生物誕生SP』の番組で、「京都の鴨川の上流に巨大生物」があった。
鴨川上流でアユが激減している。何があったのか。新型オオサンショウウオがアユを食べていたのだ。日本固有のオオサンショウウオは獲物を待ち伏せして捕まえるので、アユなどを追いかけて捕まえることはほとんどない。しかし、この新型オオサンショウウオはアユなどを追いかけて捕まえる。この新型オオサンショウウオは日本固有のオオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種オオサンショウウオだった。
1990年代に食用として中国から輸入したチュウゴクオオサンショウウオが鴨川上流で野生化したものだった。
清水善和著 『小笠原諸島に学ぶ進化論 ―閉ざされた世界の特異な生き物たち―』に「恐れ知らずの動物たち」が載っている。
「小笠原の森林で調査をしていると、ウグイスやメグロなどがすぐ目の前までやってきてびっくりすることがある。一般に海洋島では天敵となる肉食性の哺乳類が不在であるために、人間(大型動物)に対して恐れを知らず、近づいて逃げないことが知られている」
人間が近づいても逃げない動物。彼らが人間によって次々と殺されていった。
どこかおかしい、と思うのはじじぃだけではないと思うのだが。