じじぃの「人の死にざま_681_天地・茂」

天地茂 - あのひと検索 SPYSEE
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非情のライセンス 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=5KtLLBjMp2g&feature=related
客観的に見た名古屋 タモリVS.天知茂 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZC4QAba-vi8
天地茂 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
天知茂(あまちしげる、1931年〈昭和6年〉3月4日-1985年〈昭和60年〉7月27日)は、日本の俳優。歌手としても活躍。本名、臼井登。
愛知県名古屋市出身。旗本水野十郎左衛門の子孫。芸名はファンである中日ドラゴンズの天知俊一監督と杉下茂投手が由来。
【来歴】
東邦商業学校(現・東邦高等学校)卒業後、1949年(昭和24年)に松竹へ。大部屋俳優以下の仕出し扱いであった。2年間、通行人等をこなしたが解雇される。
1951年(昭和26年)、第一期新東宝スターレットに選ばれ入社。同期には左幸子、久保菜穂子、高島忠夫三原葉子らがいた。
1964年(昭和39年)以降は兄貴分の鶴田浩二のいる東映任侠映画でも準主演級で活躍。次第に役域を広げる機会に恵まれ、1968年(昭和43年)には三島由紀夫の依頼により、美輪明宏主演舞台『黒蜥蜴』(原作は江戸川乱歩、脚色は三島)で明智小五郎役を演じ、これが当たり役となる。
その後は独立し、アマチプロゼを設立(池田駿介堀之紀などの俳優が所属していた)。ニヒルな渋さを漂わせた個性派俳優として地位を確立。ハードボイルドの代表的スターの一人となり、かつてとは逆に、刑事など社会正義派的な役どころがはまり役となっていく。テレビ朝日系で放送された『非情のライセンス』や、土曜ワイド劇場で連続放映された『江戸川乱歩の美女シリーズ』は人気のシリーズとなり、明智小五郎は天知でなくては務まらないほどになった。また、『非情のライセンス』では主題歌「昭和ブルース」を持ち前の渋い低音で歌ってヒットさせた。
テレビ時代劇においても、映画界時代以来培ってきた安定感のある演技力で主演および主要脇役として活躍。『雲霧仁左衛門』、『無宿侍』、『江戸の牙』、『闇を斬れ』、『地獄の左門十手無頼帖』など連続ドラマやシリーズ物の主演多数、TBS系高視聴率番組『大岡越前』では与力・神山左門役で存在感を示した。
俳優以外の活動としてアマチフィルムを設立。自らも宇寿木純というペンネームでメガホンをとった。明智シリーズも25作目を数え、時代劇やコメディドラマでも味を見せ、新たな映画製作の企画を進めていた矢先の1985年(昭和60年)7月27日、クモ膜下出血により渋谷区の日赤医療センターにて急逝。満54歳没。没した直後に明智シリーズ第25作『黒真珠の美女』が追悼放映された。

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週刊現代 2011年8月20・27日号
天地茂 あのテレビ、あの場面−−『非情のライセンス』 とにかく「殺す」、任侠映画的展開 文/サンキュータツオ (一部抜粋しています)
天地茂のダンディズムが炸裂し、世の女性たちを虜にした刑事ドラマ、それが『非情のライセンス』である!
天地茂扮する会田刑事は、警視庁特捜部に所属するはみ出し刑事。普段はクールな男だが、巨悪を嫌い、熱くなると上司の命令もきかずに暴走、悪人を殺しまくる。しかもルックス的にはおしゃれなスーツを着こなし、毎回、ゲスト女優と練まくるという、いまの刑事ドラマからは想像もつかない破天荒ぶり。悪人を嫌う会田刑事が原爆孤児であったり、姉が米兵に起されたうえ殺されているという設定は、戦後30年に満たない時代を感じさせる。取り扱う事件にも時代性があり、世相を反映したリアリティが人気の要因だったのだが、解決の仕方がとにかく「殺す」という、任侠映画的ぶっ飛び展開に、現実では得られないカタルシスがあった!
エンディングで天地茂が「♪生まれたときが悪いのか、それとも俺が悪いのか」と唄っていたのが象徴的で、自己流の捜査のあり方を、必ずしも正義ではないという自戒の心でとらえていたのも、影があってカッコ良かったのだ。ハッキリ言って『ゴルゴ13』に雰囲気が近いのだが、それを「殺し屋」ではなく「刑事」がやっていたというところが、すごいところだ。かくして、春に始まったこのドラマは不動の人気を得た。
ドラマにはよく「会田萌え」な女性たちが現れ、とにかく「ハンサム刑事」「あんな素敵な男、ホストクラブにだっていやしないわよ」などと絶賛、会田刑事もそんな女性たちを手玉にとっていく。
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江戸川乱歩の美女シリーズ』での明智小五郎役でも印象深い天地茂だが、額の縦皺がカッコ良いと思えたのは、断然、人気臭い会田刑事を演じた『非情のライセンス』だった。刑事ドラマの体裁を借りた、人間ドラマだったと理解している。

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