じじぃの「日本アニメ・掴めチャイナ!ニュース23X」

上海レポート 発展する中国アニメ産業 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9ZI4TVWHNBw
北京でブーム"オタク文化" 中国 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YHC1PsEn6JY
ニュース23X 「掴めチャイナ(4)」 2011年1月20日 TBS
【司会】松原耕二、膳場貴子
掴めチャイナ第4弾「中国で大人気の日本アニメ」“2兆円市場”に乗り出す企業と阻む中国政府。
http://www.tbs.co.jp/news23x/
どうでもいい、じじぃの日記。
1/20、ぼけっと『ニュース23X』の「中国で大人気の日本アニメ」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
番組の冒頭でワンセグ投票の参加を呼びかけている。投票結果は番組の最後で発表。
膳場さんが中国でのレポーターをやっている。
アニメキャラクターに扮した女の子数人が北京の大きな会場で踊っている映像が流れる。
北京で開かれた「日本アニメ」のイベント。参加しているのは改革開放後(1979年)後に生まれた若者だ。彼らの文化にもっとも大きな影響を与えているのが日本のアニメだという。
会場の中国人、「(日本アニメは)全てがすばらしい」
店には日本のキャラクターグッズが山積みされている。2兆円市場といわれ、今や日本企業が参入する大市場だ。
ところが巨大市場に目をつけた中国政府は日本のアニメを締め出した。中国に参入する日本のアニメと立ちはだかる中国政府の壁。そんな中、儲けだけが進出ではないと遠い将来を見つめた、ある日本企業の長期戦略に迫りました。
北京の日本アニメソングに熱狂する若者たち。中国で1980年代を意味する80后(バーリンホウ)や90年代生まれの90后(ジョウリンホウ)と呼ばれる世代だ。
膳場さん、「北京市内にあるライブハウスにきました。今、日本のアニメソング大会が開かれているんですが、なんとこのアニメソング大会を主催しているのは名門・精華大学の学生たちだということです」
この日のアニメソング大会に顔を出したのは張聖さん(20歳)。日本アニメにはまる90后の一人だ。
張さん、「日本のアニメはドラマの構成がとても良くて、映像もアジア人が見て美しいと思うものだ」
彼が持つiPhoneにはアニメソングだらけだ。(指でiPhoneの画面をなぞる)
張さんはアニメ好きが高じ高校を卒業した後、プロの"声優"を目指して活動している。番組スタッフが北京にある張さんの自宅を訪ねてみた。友だちとルームシェアして暮らしている。
この部屋にはマイクが備えられている。アニメの映像に合わせて声を録音する。日本でもっとも有名な幼稚園児。あの「しんのすけ」だ。声を吹き込む。「よしなが先生のお見舞いにいくゾ」
自分の声を吹きこんだアニメをインターネット上で公開しているのだ。(声を吹きこんだ後で)自分も楽しくなって、けらけら笑っている。
張さん、「もし、アニメがなかったら、どういう状態になったかな。分からないけど、すごくつまらないだろうね。多くの"オタク"がおかしくなってしまうと思います」
こうしたアニメ市場は中国全土に4億人以上いるといわれ、しかも消費欲が旺盛な世代なのです。
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なぜ、鉄腕アトムが中国で受け入れられたのか。日本と中国とのアニメ事情に詳しい筑波大学名誉教授の遠藤誉さんは次のように分析する。
共産主義万歳、毛沢東万歳、中国人民解放軍万歳ではなく、本当に愛とか友情とか恋愛とか、キャンパスの中の青春の思いとかを自由に語っていいんだと。そんなものがこの世にあるんだ」
中国で確固たる人気を確保した鉄腕アトム。制作元の手塚プロダクションは2004年からキャラクタービジネスを本格始動させた。
手塚プロダクションの内藤出さん、「10年前、中国でビジネスになるか、全然分からなかった。今、売り上げは日本の1.5倍です。もう日本を超えています」
日本での売り上げが低迷するなか、中国での売り上げはこの7年間で7倍に伸びました。今後も手ごたえを感じているといいます。
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張さんが再び登場する。
仕事が入ったというので番組スタッフが付いて行った。
中国人が作ったアニメの映像が流れる。
中国政府のアニメ基地で作った国産アニメだ。出番を終えた張さんだが、その表情はさえない。
張さん、「とても幼稚なアニメでした。どんな声が良くても、演技力があっても、作品自体がダメだったらダメだと思います」
アニメ産業に力を入れる中国政府。しかし中国の若者を満足させる作品はまだ生まれていない。
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番組終了後のワンセグ投票結果。
今後、日本と中国の関係はどうなると思いますか
とても良くなる      292票
やや良くなる       908票
やや悪くなる      2189票
とても悪くなる      2930票
じじぃの感想
養老孟司さんの著書の中に「考えることにタブーはありません。それを思想の自由というんです」 というのがある。
「思想の自由」こそ、人間の心を豊かにするのです。